Best of tweet TOBUNOKI 2014
私は自分の個性を大切にしているが、一方で他人から個性を伸ばせと言われるのがとても嫌いである。なぜかというと、個性というのは他人と違うことであるのに、「個性を伸ばすこと」という思想を他人と同じようにやれと言われているからである。メタ的な矛盾だ。個性は内なる魂にのみ立脚するといえる。
2014-03-13 00:07:35ノアのハコー、小学生のときに「引き出し」って呼んで使ってた。たぶん類似品。懐しー。 > portal.nifty.com/kiji/140310163…
2014-03-13 12:56:36この「引き出し」、教科書や文具が取り出し易いし、ポロポロ落ちない。学期末や学年上がりでそのまま取り出して引っ越すこともできる。とにかくとても便利な代物だったんだけど、高学年に上がると、小学生にありがちなことに「使っていると恥ずかしい」対象に見られるようになっていったのね。(続く)
2014-03-13 13:03:49(承前) 便利なのに、「使っていると恥ずかしい」という空気が充満しているから、だんだん使う奴が減っていくわけだ。そして遂に、5年や6年では私を除いて誰も使う奴が居なくなったんだよね。もうこうなったら止めませんよ私は。半ば「使っていると恥ずかしい」という空気が許せなくてね。(続く)
2014-03-13 13:06:44(承前) 遠くで「あいつ、まだあんなの使ってる、馬鹿じゃないの?」みたいな陰口を叩かれているのは分かってたんだよね。そこまで馬鹿じゃない。でも直接言われた訳じゃないし、面と向かって言われたら「便利だからだよ。何で使わんの?」と真顔で返してたんだよなあ。私もムキになってた。(続く)
2014-03-13 13:11:13(続く) 特に疎外されていたわけじゃなく、変な奴枠に収まってたんだけど、今だからあらためて大きな声で宣言すると「だからお前らは駄目なんだよ、何も生み出すことができない空気の奴隷なんだよ、そのまま時代に流されて、考えぬただの葦として消え去るんだよバーカバーカバーカ」である。おわり。
2014-03-13 13:15:14時代の最先端コンピューティングを邁進するiPad手にした奥さんが、いつも使っている太陽電池の電卓が無い、無い、あれないとレシートひとつ調べられないと騒いでいるので、往々にしてITとは弱く儚い存在であると言わざるをえない。兎に角、何でもできるものは何もできないに等しい。
2014-03-18 23:13:41サムメンコはまさに、現実と虚構を超越した「超世界」を必死の苦労で構築する為の話であり、その為のながいながい2クールだったのだが、このあたりの話はしはじめると長くなりそうなので、まあいいや。実に野心的で楽しい筋だったよ。
2014-03-29 00:53:33『ごちそうさん』最終回、シンプルに終わったけど、今週がかなり濃厚だったので大満足だった。よくある単なる薄っぺらい戦争反対話になることなく、地に足をつけて時代の人々を丁寧に描くドラマ、かつ魅力的なキャラクターたちが生き生きと描かれた良質なコメディ、毎日、感心しながら観てた。傑作。
2014-03-29 10:29:02『ゴールデンタイム』最終回観た! こりゃまたきれいに着地、よかったよかった。大学生活というアニメには珍しいシチュエーションのうえ、序盤の、大学生活+宗教団体という扱い辛いテーマを正面から切っていたのを観て、信頼した甲斐があった。二転三転する筋も飽きなかった。香子、面倒くさ可愛い。
2014-03-30 23:46:58『のうりん』最終回観た! かなり良質のギャグアニメだった。通常こんなネットスラングを使いまくった手法は、その周縁に棲む人種に引っ張られてたちまち稚拙で陳腐な臭いに包まれるものだが、超高速テンポがフィルタとなってそれを感じさせない。しかも間もきちんと活用、素晴らしかった。二期期待。
2014-03-30 23:56:44『キルラキル』最終回観た! もうね、褒めるとこ多過ぎて困るんだけど、やはりテキスト重視派としては服のダジャレを指摘せぬわけにはいかぬ。そして何その「セーラー服とは卒業するものだ」。最高のラスト。ぐっとくるテキストだ。絵の動きは後半は麻痺、やりすぎだし、SF的断片もまあおまけだね。
2014-03-31 00:07:13そもそも時間の概念が無い「インターネット」という世界(※インターネットには過去しかない)で、いくら四月馬鹿が無礼講だからといって、ニュース系サイトでウソ記事出すという行為はどう考えてもインターネット的ではない。どちらかと言えば古臭いテレビ的であり、いいとも最終回の如き醜態に近い。
2014-04-02 09:25:23今日思いついたフレーズ「田舎には対称性がある」が我ながら名言だな。どっち見ても同じ景色、どの人間も同じ発想。一方都市は要素が多く、対称性がない。
2014-04-11 00:45:56『素数の音楽』マーカス・デュ・ソートイ読了。人から勧められて読んだんだけど買って読まないといけない本だった。リーマン予想。数式は殆んど出てこないけど、一箇所、ゼータ関数を因数分解すると素数が出てくるというオイラーの洞察には目を見張った。ゼロ点の誤差や、量子力学との接続にも感動だ。
2014-04-17 16:34:39自然数のx乗を全部足しただけ、というシンプルなゼータ関数を!因数分解すると!全ての素数が一種類ずつ分けられた級数の掛け算になるっ!この衝撃を!誰かと分かち合いたい!それくらい久し振りに感銘を受けた!世界はまだまだ知らないことだらけだなあ!
2014-04-17 22:45:54御大の『創作の極意と掟』を読み始める。なんて「書きたくなる」本なんだ。うずうず。『失われた時を求めて』と『涼宮ハルヒの消失』が同じページで語られる稀有の本でもある。たまらん。
2014-04-18 13:26:27『MONUMENT VALLEY』素晴らしかった。400円でこれだけ新しい体験ができたら充分だな。子供より大人のほうがビビるというゲーム。
2014-04-20 10:50:45円上塔やガルシア=マルケスの幽玄な文章を理解する文学的脳、あるいはゼータ関数やアーベル群といった難解な理論を理解する理系的脳の使い方と、仕事で徹頭徹尾誰でも分かる文章を綴る仕事脳の使い方が、これはもう決定的に乖離しているわけだけれども、この分断こそ人間を謳歌できる機会だと考える。
2014-04-22 00:20:19