嘘新刊まとめ

正月休みの最期やらイベント開けのテンションでやった作る予定のない嘘新刊まとめでございます。
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銅折葉 @domioriha

「四人目の三妖精」ルナチャイルドは困惑していた。どう考えても棲家の食料の減りがおかしい。誰かが勝手に食べているとしか思えないのだ。サニーもスターも取り合わない中、ルナチャイルドは寝ずの番を試みるが、そこに顔を見せたのは見たこともない派手な縞模様と星の服を着た怪しい奴で…#嘘新刊

2015-11-02 23:58:53
銅折葉 @domioriha

「四人目の四天王」地底に招かれた萃香。勇儀と華扇の姿もあった。思わぬ同窓会に思い出話に花も咲く。そんな中、誰がこの宴席を設けたのかと話になるが、三人は揃って心当たりがない。そういえばもう一人? 顔を思い出せない四人目を思い出すため話を続けるが、皆の証言は食い違っており…#嘘新刊

2015-11-03 00:06:03
銅折葉 @domioriha

「あの太陽を撃て」突如幻想郷を二つ目の太陽が照らし出した。鴉頭の人工太陽が、偶然地上の占領を「思い出した」のだ。夜の来なくなった地上に不満が飛び出し、吸血鬼は不貞寝。誰もが射日神話の再現を思い描く中、弓自慢の人妖がこれに挑むが、そこにややこしくも純狐が姿を見せ――#嘘新刊

2015-11-03 00:19:16
銅折葉 @domioriha

「夢、売ります」人里の裏道で、空き家に不思議な薬売りが店を開き、望むとおりの夢を見ることができるという触れ込みで薬を売っていた。その効果の高さから密かな話題となるが、ある日一人の客がそこを訪れ、店主の悪戯ウサギを捕まえる。人が好き放題に夢を見られては困ると、獏は笑った。#嘘新刊

2015-11-03 00:29:13
銅折葉 @domioriha

以上十三個。だいたいその場で適当に思いついたやつ。(いくつか違うのもあるけど

2015-11-03 00:29:42
銅折葉 @domioriha

そろそろ始めよう。なお過去やったまとめはこちら。 #嘘新刊 嘘新刊まとめ - Togetterまとめ togetter.com/li/766182 @togetter_jpさんから

2017-01-02 19:56:07
銅折葉 @domioriha

「同軸座標リザレクト」藤原妹紅は目を覚ます。日課の竹林の殺し合いは今日も引き分けだ。しかし違和感がある。記憶に流れ込む知らない感情や、月の記憶や従者との過去。水鏡を覗きこんだ顔の半分は輝夜のものだった。同じ場所で死んだ二人は一つの人格にリザレクションしてしまったのだ。 #嘘新刊

2017-01-02 20:02:20
銅折葉 @domioriha

「幽明桜清明を分かつ」冥界の妖怪桜・西行妖。春雪異変を経てなお、幽々子がその開花を望んでいるのは妖夢にも伝わっていた。だが妖怪桜を咲かせる事は禁忌。枯桜の前に佇む主 に悩む妖夢は夏も過ぎたある日、山の木々を染めて回る秋の神様に出会い、西行妖に桜紅葉を咲かす事を思いつく。 #嘘新刊

2017-01-02 20:10:51
銅折葉 @domioriha

「兎の北斗七星」 月に住む うさぎたちの中には ぎざ耳がいるのだと 子供たちは しきりにぼくに言うのです うさぎたちは皆 すぐれた飛行機乗りで 月に攻めいる 敵兵たちと 勇敢にたたかっているのだそうです その一匹は 撃墜王(エース)で 片耳が欠けているそうなのでした #嘘新刊

2017-01-02 20:16:07
銅折葉 @domioriha

「空を飛ぶ不思議な巫女」わたしの秘密の話をする。博麗の巫女のくせに長らく空を飛べなかったわたしの話だ。わたしはずっと怖かった。なぜ、あらゆるものは地面に向かって落ちるのだろう。だってわたしは生まれてからずっと、自分が空へと落ちていきそうになるのを堪え続けていたのだから。 #嘘新刊

2017-01-02 20:28:06
銅折葉 @domioriha

「三人のおじさん」化狸に懲らしめられた蟒蛇と、辛くも消滅を免れた易者。飲み屋の隅で知り合った二人は打ち解け、妖怪の扱いの理不尽を呪っていた。ある日、隣席で青白い顔の男が倒れる。彼は健康になれると聞かされ紺珠の薬なるものを飲んだそうだが、そこへ月の兎なる連中が襲いかかり― #嘘新刊

2017-01-02 20:39:24
銅折葉 @domioriha

「あの月をとってくれろと」紅い館の吸血鬼は傲慢にして強欲だ。欲しいものはすぐ強請る。白黒魔法使いの話を聞きつけた彼女は今日も大図書館の魔女に無理難題を押し付ける。なあパチェ、その魔術の女神ヘカテーとやらをウチで飼おう。なに、3分の1でいいさ。私専用の月が欲しかったんだ。 #嘘新刊

2017-01-02 20:44:15
銅折葉 @domioriha

「ヤマビコの遠足」このところ、幽谷響子には密かな楽しみがある。境内の掃除と共に元気良く発する「おはようございます」に、夕刻の「おかえりなさい」に、遠く遠くの山から返事があるのだ。あの声の先に同族がいるかもしれない。期待に胸を躍らせて、ある日彼女は支度を済ませ寺を出発した。#嘘新刊

2017-01-02 20:49:02
銅折葉 @domioriha

「落花流水」人が妖怪を不要として幾星霜。かつての仲間とも散り散りになり、朋輩たる橋姫を連れて安住の地を求め彷徨い歩く星熊勇儀は、落ち延びた信濃の山奥で精悍な青年と出会う。彼の名は木曽義仲。巴、山吹を名乗った二人の境遇を聞き、彼は二人を京へと連れ戻すと言い出すのであった。 #嘘新刊

2017-01-02 21:02:58
銅折葉 @domioriha

「東風吹かば」東風谷早苗15歳。イジメが原因で不登校になり、引き籠って三年目。拒食で痩せ細り、心の均衡を欠いた彼女を家族も避けた。病的に固く閉ざしたドアの奥、薄暗い部屋で毛布に包まった彼女には「神様」が見え始める。―そう。私は凡人とは違う。古代より祭祀を継ぐ巫女なのだ。 #嘘新刊

2017-01-02 21:11:37
銅折葉 @domioriha

「太陽の灯火」1965年。MITの科学者マーガレット・ハミルトンはアポロ誘導コンピュータのプログラムを書くプロジェクトに従事していた。スプートニクに頭上を超されてから、異常な熱意を見せる合衆国の宇宙開発。ある日職場に預けていた娘が、松明を持った可愛い妖精がいると言い出し―#嘘新刊

2017-01-02 21:20:49
銅折葉 @domioriha

これで10個かな。140文字に収まらないの多いな。

2017-01-02 21:22:02