2014年観た映画ランキング

kntnko @kntnko

10位 『オンリー・ゴッド』 何を観させられるか分からない、次に何が起こるか分からない究極の「ホラー」映画。この監督の作家性を知ってたってのもあるし、極端にエキゾチックに演出されたタイが舞台だったってのもあると思う。途中本気で子供が惨殺されるシーンを見せられるかと思ったもん。

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9位 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』よりこっちのほうが好みだった。マーベルヒーローの中でも一番地味なキャプテン・アメリカなんだけど、うまいことそれを逆手にとってシリアスで政治色の強い一作になってる。

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8位 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』 頑固な芸術家の静かな苦悩を描いた作品。そんな男が猫一匹に振り回されてる可笑しさがコーエン兄弟らしい。同時代の音楽シーンを描いた『ジャージー・ボーイズ』よりこっちのほうが好み。コーエン兄弟作品のジョン・グッドマンは相変わらず最高。

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7位 『グランド・ブダペスト・ホテル』 最近のW・アンダーソンは「可愛げのあるキューブリック」って印象。長いドリー撮影、画面中央に消失点をおいたショット、奇抜な色彩など彼の近年際立ってた作家性が爆発した集大成的な作品。描かれる時代に合わせてアスペクト比を変えるアイディアが面白い。

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6位 『ホビット 決戦のゆくえ』 ようやく『ホビット』シリーズにおいて「抜ける」戦闘シーンを解禁。LotRシリーズより単純なストーリー構成な分、人間ドラマにもフォーカスされてる(人間じゃない奴もいるが)。ただ、今回のシリーズで意外とピージャックの演出手法の手数は少ないなと思った。

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5位 『フューリー』 戦場にもっとも適応した残酷なリアリストの反面、ピュアでロマンチストな部分も持ち合わせ、そんな分裂に苦悩するブラピがかっこよすぎる。ジョン・バーンサルが演じてたキャラもお気に入り。戦闘シーンも稀に見る素晴らしさだった。『西武新宿戦線異状なし』を思い出した。

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4位 『ニンフォマニアック』 数学や自然、文学や音楽や絵画、宗教をメタファーにSEXを語る。肉体と精神の限界を機に色情狂から足を洗おうと自助グループに参加するが、鏡の中に幼い頃の自分を見つけ、再び色情狂として生きていく決意をするシーンが最高。ラストまで期待を裏切らない素晴らしさ。

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3位『ゴーン・ガール』 フィンチャーの職人仕事も円熟してきたなぁと。計算され尽くしたレイアウトはカットが変わるのを楽しみにさせるくらい。ストーリーも構成も抜群に素晴らしく、近年、こんなに面白いサスペンスはお目にかかったことがない。結婚なんてするもんじゃないなぁ(笑)

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2位 『ダラス・バイヤーズクラブ』 エイズになって「死」に直面した男が「生」を取り戻していく話。不器用な男が「〇〇せずにはいられない」を動機にアクションを起こしていく飛躍のない自然な展開が上手い。エイズになった事に関して陰口を言う奴らに唾を吐きかけ反撃するブラックなシーンが最高。

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1位 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 ずーーーっと躁が続くお祭り映画。スコセッシとディカプリオコンビの最高傑作。ディカプリオの軽薄で未熟な男のイメージがぴったりのはまり役。70超えてこんな映画を作ってるスコセッシに心底嫉妬する。

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11位 『LEGO ムービー』 12位 『ブルージャスミン』 13位 『ラッシュ／プライドと友情』 14位 『ジャージー・ボーイズ』 15位 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 16位 『GODZILLA』 17位 『X-MEN フューチャー＆パスト』

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18位 『ローン・サバイバー』 19位 『インターステラー』 20位 『アンダー・ザ・スキン　種の捕食』 21位 『オオカミは嘘をつく』 22位 『アメリカン・ハッスル』 23位 『ホビット 竜に奪われた王国』 24位 『ベイマックス』 25位 『チョコレート・ドーナツ』