バートリー。種族への帰属意識が高かった彼は吸血鬼の歴史や人間について調べていくうちに、家族を作る人間に対しひとりでに生まれ独りで死ぬ吸血鬼があまりに孤独であることに気がつく。いつしか彼は吸血鬼が本来抱かないはずの人恋しさを抱き、家族を作りたいと願うようになった
2015-01-16 23:22:07モルガーナ。魔女。というのは通称で、実際は今でいう科学者や医者に近い。しかし人道を省みず恐ろしい生物実験を繰り返す彼女を人間も吸血鬼も疎んじ恐れ、ひと気のない山奥で酔狂な患者を待つ隠遁生活を送っている。カンタレラを製作した張本人。
2015-01-17 23:03:07ヤン。黒髪に黒眼、鈍色の肌を持つ男。妹を吸血鬼に奪われ、自身も死にかけた経験からすべての吸血鬼を憎むようになった。復讐のために体を変え、心すら毒と憎悪に蝕まれた現在の彼はもはや人間の形をした兵器である。外見年齢は十代後半から二十代前半程度。
2015-01-17 23:12:08「別に止めやしないがねえ。そんな体になっちまったらもう戻れないんだよ?それでもいいのかい」「いい」「吸血鬼を殺して、殺して、そのあとはどうするのさ」「そのあとも吸血鬼を殺して、殺す。それだけだ」「死ぬまでかい?」「いいや。吸血鬼が滅ぶまで、だ」「…ふふん、いいねえ。気に入ったよ」
2015-01-17 23:16:04「ところで、覚悟はできてるのかい?」「……?」「あんたの妹ちゃんさあ。あんたの話じゃあ、その銀の吸血鬼にさらわれて、吸血鬼にされちまったんだろ。つまり妹ちゃんもあんたの敵になっちまったわけだろう?」「…ああ」「どうするのさ、ええ?」「もちろん、殺す」「ほお?」
2015-01-17 23:19:34「あれはもうぼくの妹じゃあない。あいつはあんな気持ちの悪い銀色の髪じゃあなかった。グレーテは死んだ。吸血鬼に喰われて、殺された。あれは妹じゃあない。だからぼくが殺す。この手で」「ふふん。おちびちゃんのくせに決めてるねえ。ま、止めないけどさ。あたしは魔女だ、魔女らしく唆すだけさ」
2015-01-17 23:23:35人間に対する態度がかなりアレなだけで吸血鬼としてはむしろ善良どころかお人好しなタイプで、本来なら件の実験だって普段の彼なら絶対しなかっただろうし、ようやく出来た家族であるエルジエは愛してるし命をかけてでも守りたいはずだよバートリー
2015-01-17 23:38:02豚はまあそこそこ可愛いし美味しい肉だし、可愛がる人もいれば普通に食べる人もいて、少なくとも有益な家畜たる豚を滅ぼそうとする奴はいない。そんな中人恋しさをこじらせて「豚を改造して人間にしてみました!」っていうキチガイ行為した豚愛護派、って感じ
2015-01-17 23:40:55復讐のためにすべてを捨て、時に人間にすら牙を剥く男。愛という名の狂気に憑かれ、家族の為に同胞にすら刃を向ける吸血鬼。人間にも吸血鬼にもなりきれず運命に翻弄される少女 #それっぽいじゃろ
2015-01-18 23:23:55まあクライマックスといえば燃え盛る館の中での一騎打ちやし、そのまま消息不明になった二人の話を特殊能力かなんかで増やした家族に話す成長したエルジエが話してた、ってエンドでよかろう(適当)
2015-01-18 23:26:39演劇的にするにはカンタレラを多少人間にしなきゃ駄目か?なんかこういう流れならカンタレラを疎んじた一部の人間が吸血鬼と手を組んで陥れようとしそうだよね
2015-01-18 23:28:21カンタレラ:本名ヤン。吸血鬼殺すマン。人間も結構嫌いだから殺すよ バートリー:すべての元凶。やらかしたことに目をつぶれば常識人 エルジエ:ロリ。ヒロイン モルガーナ:カンタレラに手を貸す魔女 これが基本設定
2015-01-20 23:20:35なんか無駄にはっきりしたビジョンはところどころ見える。開幕早々イスに座ったエルジエちゃんが一人語りを始めて、終わったらいきなりライトが落ちてバートリー・エルジエ二者の平和な会話シーンが始まる
2015-01-20 23:22:02