横山裕 5

横山さん×□□ 忙しい彼女
4
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 1 最近俺より彼女の方が忙しくて、なかなか会えへん。 今日も俺の方が先仕事終わったから、勝手に彼女の部屋へ。 彼女には、いつも来る時連絡しろって言うくせに、俺も連絡せんと来てもーた。 風呂も勝手入って、時計見たら、もう22時過ぎてるやん。 もーめっちゃ遅ない?

2015-01-12 18:15:06
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 2 そんなちょっと拗ねとったら、ようやく彼女の顔が見えた。 □□「きみくん!来てたの?!」 横山「おん、おかえり。」 □□「ただいま!」 そう言って迷わず抱きついてきた。 横山「お、遅かったな?///」 □□「うーん、疲れたぁ。」

2015-01-12 18:15:22
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 3 横山「毎日こんなんなん?」 □□「うーん、ここんとこねぇ… きみくん、いい匂い♡」 横山「あ、おん、 風呂入らしてもろた。」 □□「えー先入っちゃったのぉ?」 横山「おん、ごめん。」

2015-01-12 18:15:37
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 4 □□「一緒に入りたかったなぁ~。」 横山「な、なに言うてんねん/// 1人でゆっくり 入ってきーや。ほら。」 くっついて離れない彼女の体を優しく押してみる。 □□「ん~…わかったぁ、入ってくる。」

2015-01-12 18:15:52
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 5 とぼとぼとバスルームに行く姿を見送る。 笑顔やけど、疲れてるんが顔にも出てんで? 大丈夫か、あいつ。 風呂入って40分…ゆっくりしぃ言うたけど、長すぎひん? 気にしすぎ? なんかでも気になるし…。 そっと脱衣所入ってバスルームを窺う。 めっちゃ静か…。

2015-01-12 18:16:11
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 6 横山「な、なぁ?」 思い切って声かけてみる。 でも、返事がない。 横山「なぁって。」 やっぱり返事ない。 ちょ、倒れてるんちゃう?! 横山「あ、開けんで!」 急にコワなって、言いながらすぐ開ける。 …湯船で目を瞑ってる彼女。 横山「お!おまっ、」

2015-01-12 18:16:28
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 7 慌てて彼女の肩に手をおく。 横山「大丈夫かっ?!」 □□「…んー?…きみくぅん?」 横山「…えっ?おま…まさか 寝とったん?」 □□「あ…そぉみたい…へへ。」 横山「あほぉっ! もーなにしてんねん!」

2015-01-12 18:16:45
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 8 □□「ごめんなさい…。」 思わず怒鳴ったら、彼女がシュンと泣きそうになる。 横山「もぉー… びっくりしたやんけ…。」 □□「…ごめんなさい…。」 横山「もぉ出ぇや?風邪ひくで?」 □□「うん…ごめんね?」 横山「もぉえぇって。」

2015-01-12 18:17:02
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 9 彼女の腕引っ張って湯船から出して、バスタオルを乱暴に体にかけた。 横山「ちゃんと拭けよ?おまえ 拭けてへん時あるからな?」 □□「きみくん、」 出て行こうとする俺の袖引っ張る。 □□「服濡れちゃったね?」 横山「…すぐ乾くやろ。」

2015-01-12 18:17:19
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 10 □□「まだ怒ってる?」 横山「やから、怒ってへんて。」 □□「ホント?」 横山「ホンマやって。」 □□「じゃ、ちゅうは?」 横山「はぁ?/// なに言うてんねん!」 □□「ちゅうー♡」 横山「早よ拭けって、」

2015-01-12 18:17:34
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 11 □□「ちゅうー!!」 横山「あーもぉ…///」 バスタオルごと抱きしめてチュッと唇を合わせた。 ゆっくり離れたら、今度は彼女の方からキスしてくる。 横山「なんやねんもー 襲うぞコラ///」 □□「いーよ♡」 横山「あほか///」

2015-01-12 18:17:51
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 12 理性を無くさないうちにパッと体を離した。 横山「早よ拭け。髪もちゃんと 乾かせよ?」 □□「はぁーい。」 横山「…寝るなよ?」 □□「はぁーい。」 しばらくしたらドライヤーの音がして、ほんでまたとぼとぼ歩いて俺の隣に来よった。

2015-01-12 18:18:08
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 13 横山「メシは?」 □□「…食べた。」 横山「嘘つけ。食べてへんやろ?」 □□「なんでわかるの?」 横山「わかるわ。」 □□「だってなんか オナカすいてない。」 横山「食えって。」 □□「んー…。」 横山「なんもないん?」

2015-01-13 20:09:30
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 14 □□「お昼に買ったおにぎりある。」 横山「おーじゃ、それ食べぇや。」 おにぎりを黙って食べ出す彼女。 横山「…昼飯なに食べたん?」 □□「………。」 横山「そのおにぎり 昼食べるやつやったんか?」 □□「………。」

2015-01-13 20:09:44
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 15 横山「もーおまえ、メシ抜くクセ やめろってぇ。」 □□「クセじゃないもん。オナカ すかなかっただけだもん。」 横山「……倒れたらどうすんねん?」 □□「…倒れないよ…。」 横山「わからんやろ、そんなん…。」

2015-01-13 20:10:01
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 16 □□「ごちそうさまでした! もぉ寝よぉ?きみくん。」 横山「…はぁー…。」 思わず出た溜息も気にせず俺の腕を引っ張る彼女。 引かれるまま電気を消してベッドに入る。 横山「…仕事しんどい?」 珍しく自分から彼女にくっついてみる。

2015-01-13 20:10:26
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 17 □□「…人に仕事教えるって 結構エネルギー使う。」 横山「そうなんや…。」 □□「うん…。」 横山「がんばってんねんな…。」 □□「ふふ、ありがとう。」 横山「明日も来てえぇ?」 □□「え?」 横山「なんか買うてきたるわ。」

2015-01-13 20:10:42
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 18 □□「いーよ、 きみくんも忙しいのに。」 横山「大丈夫や。えぇから、 仕事終わったら 真っすぐ帰ってきぃや。」 □□「きみくん…。」 横山「わかったか?」 □□「うん、わかった♡」

2015-01-13 20:10:56
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 19 そう言って俺の体をギュッとする。 なんやねん、もーかわえぇことしやがって…。 恥ずかしくてとても言えないそんな言葉の代わりに、抱きしめて頭を撫でたった。 □□「きみくん…。」 横山「んー?」 □□「ちゅう♡」 横山「はぁ?!」

2015-01-13 20:11:09
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 20 体少し離して上目遣いの彼女。 なんやねんもー…疲れすぎての甘えたさんか! 嬉しいけど! なんも言わんとちょっとだけ見つめ合って、優しくキスをした。 離れよう思ったのに彼女が離れん…。 あほ…そんなんされたら止まらんやんけ…。 思わず舌を絡めた…。

2015-01-13 20:11:30
りえこ @eighter_rieko83

横山裕 21 けど…あれ…? 反応が…ない…? 体をゆっくり離す。 コイツ…寝とるやん…。 なんやねんもー! 俺をどぉしたいねーん! かわえぇ顔して寝やがって…。 寝ている彼女にもう一度キスをして、俺も眠りについた…………………。

2015-01-13 20:12:06