2015.1.24「看護図書館員による文献検索の教育を考える」(日本看護図書館協会)
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これから、日本看護図書館協会 看護図書館利用者サービス研究会による「看護図書館員のための文献検索教育セミナー」。「看護図書館員による文献検索の教育を考える」(大阪大学・諏訪敏幸氏)。 講師はかの諏訪氏とあって、事前申し込みで満員。 kokucheese.com/event/index/23…
2015-01-24 13:37:08今日の日本看護図書館協会、事例については文字にしないで欲しいとのお話ですので、それに関するツイートは控えます。
2015-01-24 13:44:23カウンターこそが教育サービスの中核、授業はカウンターへの入口、という位置付けは、前回お話を伺ったときに驚愕したわいねえ。前回聞いたお話は、↓に。 karatekalibrarian.blogspot.jp/2013/05/blog-p…
2015-01-24 13:46:45教育活動としての相談サービス。1回平均で1〜1.5時間程度(!)、予約してもらって対面で。すごい相談もろもろ(この辺は書くのを控えます)。
2015-01-24 13:53:46諏訪氏)「いかに教えるか」以前に、まず「何を教えるか」を考えることが重要。多くの図書館員は、「いかに教えるか」はよく考えているが・・・。
2015-01-24 13:55:43諏訪氏)相手が成長するかどうかが大事。OPACの使い方だとか○○システムの操作法は、情報提供マターであっても、教育マターではない。読めば分かるようなものは、教育ではない。
2015-01-24 13:58:55諏訪氏)業者による検索講習会を、教育活動とは言うべきではない。業者に丸投げしてしまうと、教員から図書館はその程度と思われる危険性。
2015-01-24 14:01:11諏訪氏)レファレンスの発祥は、1876年第2回全米図書館大会におけるS.S.グリーンの論文。対人交流を基本にした、広範な利用者に対する個別の図書館サービス、という提案。カッターやデューイの時代に、画期的提案。
2015-01-24 14:13:04確かに考えてみれば、組織化された資料を自立した利用者に提供する、という考え方とレファレンスは真逆なのかもねえ。使い方・探し方を教えるのが教育だったのかな。
2015-01-24 14:14:38大学図書館員の一つのパターン「DNA化した非介入主義」って。(爆笑) ・・・あ、いや、笑えないのか、これ・・・。
2015-01-24 14:17:09諏訪氏)より深く利用者を理解し、より適切な知識を提供するために、利用者の問題意識そのものに目を向けなければならない。
2015-01-24 14:22:24諏訪氏)教育の例として、赤ちゃんに(手づかみではなく)スプーンで食べることを教えることについて考えてみる。
2015-01-24 14:24:06諏訪氏)利用者の自覚的要求に応えるのが、情報提供。それに対し、利用者がまだ自覚していない問題を教えるのが教育。
2015-01-24 14:25:14諏訪氏)図書館員は謙遜するが、全般的に見れば、図書館員の文献と知識に関する知識・技術は非常に高い。もちろん、教員等は特定分野には抜群に強いが、全般でみれば図書館員はスゴい!
2015-01-24 14:45:27諏訪氏)研究のために求められる系統的検索は、日常的に行われる発見的検索とは、目的・方法が違う。利用者が自分でこれに気付くことはほぼ不可能で、ゆえに教えなければいけない。(←井上コメント:ここ、すごく重要!)
2015-01-24 14:54:58諏訪氏)先行研究調査とは、研究状況の地図を描くということ。検索は、研究状況全体の情報を得るということ。発見的検索とは、目的も方法も異なる。
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