わふう>ω<のひと が語る「紙と鉛筆以上の理解を人間ができないなら、電子化した紙と鉛筆以上を導入する学習コストは払えない」ということ。

RT @u_akihiro IoTとかいっても、2000年からの流れを見ていけばいい。必ず3つの要素、末端機器、ネットワーク、サービスがそこにある。(パソコン、プロバイダ、Yahooディレクトリ)からスタート。(ガラケー、ドコモ、i-mode)が次。(スマフォ、土管、ゲームやアプリとSNS)が今。 消費者から見れば、大した変化じゃない。ちょっと、ほんとうにちょっと、6年くらいで、その組み合わせを変える程度。でも事業者にとっては、"主語が切り替わる瞬間"は、つまり自社の膨大な売上が1年でゼロになるということ。それが6年周期でやってくる。事業者は、大変でしょうね
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>ω< @u_akihiro

HomeKitあたりは、違うのですよ。(iOSデバイス、ネットワーク、iCloud)。リモコンと機器という1方向グラフはなくなり、すべてが等しくiCloudに統合されるのですよ。iPhoneでデータをいじれば、iCloud内のデータモデルが変化して、それが照明のデータであれば、

2015-02-04 18:16:33
>ω< @u_akihiro

リアルな照明が、ネットワーク経由で、リアルの状態が変化する。それがHomeKit。(赤外線リモコン、空気、機器)が(iOS、ネットワーク、iCloud)に変わる。要素がすべて切り替わるので、これは家電の皮を被った、異質な何か、と見るべきでしょう。

2015-02-04 18:17:40
>ω< @u_akihiro

極端な話をすれば、エアコンや照明をHomeKit対応にするとは、それらの機器をiPhoneと同じiOSデバイスにすることと同じです。iCloudに統合されて常時同期するデバイスなのですから。

2015-02-04 18:18:53
>ω< @u_akihiro

HomeKitは、Androidと違い端末をラインセンスしなかったiOSが、多種多様で雑多なあらゆるものをiOS化する、端末のライセンス形態だと思ったほうがいいでしょう。

2015-02-04 18:19:34
>ω< @u_akihiro

勘違いしやすいのですが、HomeKitには2つのHomeKitがあります。製造者向けのHomeKit、これは今まで話してきたもの、と、アプリ開発向けのHomeKit(フレームワーク)、です。この2つのHomeKitを意識することで、ハードの機能と、振る舞い(体験)が明確にできます

2015-02-04 18:20:38
>ω< @u_akihiro

家電系などのハッカソンを見てみると、"素晴らしいアイディア"が数多く表彰されています。それらは、一品物です。つまり、老人見守り→人手は手間→電気ポットで監視、とハードと振る舞い(体験)が1対1対応です。これは、短時間でわかりやすいプレゼンをするため、しかないでしょう。

2015-02-04 18:21:53
>ω< @u_akihiro

だから、ハッカソンのアイディアは事業アイディアではありません。自然で気付かず、しかし利用していることは理解できる、自然で嫌味がない体験が必要です。例えば、電気ポットの反応がないとき、子供が親に"ポットを使っていなかったけど"と電話でもするのでしょうか。嫌悪感しかない場面です

2015-02-04 18:22:57
>ω< @u_akihiro

世の中には、多種多様なハードがあり、そのハードを多種多様に個々人が様々な扱いで、勝手に使っています。その場面を切り出すと、ハード自体はハードです。当たり前です。たとえドライバー1本でも、製造というのは大変な事業です。ハードは、その機能を使っているのです。

2015-02-04 18:24:06
>ω< @u_akihiro

では、振る舞い(=体験)は? ドライバーをハンマーがわりに使ったり(ひどい場合は、武器にすら)する人すらいます。ハードが持つ機能と、その使い方つまり体験や振る舞いは、じつは掛け算できる分離できる個別の要素なのです。

2015-02-04 18:25:05
>ω< @u_akihiro

エコネットライトを始めとする、スマートホーム系のよくないところ、古いと指摘するしかないところは、利用場面を決めて、そこから逆算で技術が構築されているところ、でしょう。多種多様で定義不可能なはずの、利用場面を定義する、それは傲慢です。

2015-02-04 18:26:03
>ω< @u_akihiro

技術者からすれば、利用場面が定義できなければ通信プロトコルやデータモデルが定義できないと言うかもしれません。そこが、致命的にポンコツで古い、ところなのです。オブジェクト指向で散々習ってきたように、機能と振る舞いは、分離できます。

2015-02-04 18:27:08
>ω< @u_akihiro

2010年以降に登場してきたBLE、またHomeKitは、機能と振る舞いをまず分離します。そして機能を表現する能力を規格として決めます。振る舞いは、アプリケーションとして開放しています。

2015-02-04 18:28:20
>ω< @u_akihiro

それらは技術でしかないので、アプリを閉じて自社のみ提供にもできます。が、Appleの場合はBLEもHomeKitも、アプリを開放しました。これはiOSアプリ市場が構築されたのと同じく、新しいiOSデバイスである多種の家電系デバイスが身の回りにある社会での、アプリ市場です

2015-02-04 18:29:31
>ω< @u_akihiro

この20年を振り返ってみれば、結局は、機器メーカが合同で決める仕様と、社会を作るために1社が決める仕様、またC言語の時代とオブジェクト指向の時代が、見事に反映されているようにも思えます。エコネットライトは、結果を決めて手段を定義している感じ、HomeKitは機能x振る舞いの世界

2015-02-04 18:30:45
>ω< @u_akihiro

iOSアプリ市場黎明期、今で言えば、1日で作れるアプリが100万DLされた時代。HomeKitでも、ハッカソンのネタを1つ1つアプリにしてくく、黎明期を経て、成熟した企業群が登場するのかもしれません。それは可能性でしかなく、必然ではないので、どうなるか予測もできないですが

2015-02-04 18:32:13