【グランクレスト大戦】小国フーリー再建記【条約陣営】その2~雪兎と氷のバレンタイン~

Twitterで繰り広げられるグランクレスト大戦 競い合う3つの陣営の1つアルトゥーク条約に参加する男たちの記録 #小国記 ※グランクレストとは原作小説とTRPGで展開する話題のファンタジーである 公式:https://ssl.fujimi-trpg-online.jp/contents/gc 続きを読む
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雪兎ノノの傭兵伝

十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

ノノ・ウルペース 女 17歳 アーティスト 白髪紅眼・雪のように白い肌に口元まで覆う黒いコート 戦災孤児であった自分を伝説の傭兵に拾われ育てられる 男は死んだが形見のボウガンと邪紋を受け継ぐ 教え込まれた技術とナイフ、邪紋の力を駆使して戦う 淡々とした口調と割り切った性格

2015-02-11 15:34:24
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

【危機/戦功1】ノノ@条約は戦乱で心荒んだ兵士たちのモラルが低下しているのを目の当たりにする。一時的な対処はできるものの、根本的な解決は誰かが戦乱を終わらせることしかない……。HP-4。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦

2015-02-10 22:04:39
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

1日目 名前:ノノ・ウルペース クラス:アーティスト 所属:アルトゥーク条約 HP96/100 SP0 オプション:なし #グランクレスト大戦

2015-02-10 22:55:35
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

戦場を渡り歩いたノノはどこまでも孤独で1つの場所にとどまる事はなかった。大きな仕事の後、あてどなくさまよっていたノノは戦乱で心荒んだ兵士たちのモラルが低下しているのを目の当たりにする。村を襲い、民を虐げる兵士達を邪紋の力でねじ伏せる

2015-02-10 23:38:13
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「なんだテメェ」 「旅の傭兵だよ。貴方達のようなやつが嫌いな、ね」 「俺達は条約の兵士だぞ!ただで済むと思ってんのか」 「そう、アルトゥーク条約の盟主は正義感あふれる君主だと聞いていたけど・・・噂は所詮噂ね」 「そんなことはないさ」 「!?誰」

2015-02-10 23:45:22
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「条約に名を連ねるしがない騎士さ。盟主はとてもいい人だよ。ただ兵が増えすぎた。彼の意志が行きとどいていないんだ、悲しい事にね」 「そう。大変ね」 ノノは興味もなくそう言った。彼の言葉が真実である保障などない 腰の獲物に手をかける

2015-02-10 23:52:43
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「それに戦乱も長引いている。彼等は消耗するばかりだ、心がすり減りモラルも低下している。一時的な対処はできるものの、根本的な解決は誰かが戦乱を終わらせることしかない。私達と戦乱を終わらせてくれないか」 彼は私の目をまっすぐに見つめてくる 「いいわ、あなたを信じてあげる」

2015-02-10 23:55:00
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

腰のエモノから手を離して微笑む 「懐も心許ないしね」 「ありがとう。君の名は?」 「ノノ。ノノ・ウルペースよ」 こうして私はアルトゥーク条約へ参加する事になった

2015-02-10 23:59:00
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

【入手/戦功1】ノノ@条約の軍資金を何倍にもしてみせると、調子の良いことを言う商人があなたに同行を申し出た。承諾するなら《やり手の商人》を得る。信用がおけないと断るならHP+3。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦

2015-02-11 00:00:47
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「ノノ・ウルペース様ですね」怪しげな男が話しかけてくる。条約に参加してからというもの戦果を上げ続けるノノにすり寄ってくる輩は少なくない「あなたは?」「旅の商人をしておりましたが戦禍にて足をやられてしまいまして・・・長旅はできそうもなく次の仕事を探しておりました」

2015-02-11 00:14:43
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「私を雇っていただけませんか?軍資金を何倍にもして見せましょう。政の知識もあります、昔は貴族の3男などやっておりまして・・・家を捨てた身ではありますがね」 面白そうな男だと思った。今までの甘い蜜を吸おうという輩とは違うものを感じた 「いいよ、戦場にしかいないけど」 「是非とも」

2015-02-11 00:19:35
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

2日目 名前:ノノ・ウルペース クラス:アーティスト 所属:アルトゥーク条約 HP96/100 SP0 オプション:《やり手の商人》 #グランクレスト大戦

2015-02-11 00:20:53
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

【内政/戦功1】ノノ@条約は領内の森で、いたずら好きの妖精たちに遭遇。根気良く遊びに付き合うなら、疲れはするが薬草の生える場所を教えてもらえてHP-4、SP+2。相手にしないならHP+1。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦

2015-02-12 00:37:02
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「綺麗なところだな」森の警備を命じられたノノは商人とともに巡回に来ていた。「おや?」「どうかした?」男の声に何事か問いかける。「いえ、ポケットに違和感があると思ったらこんな物が」男が取り出したのは複数の小石だった

2015-02-12 01:02:00
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「何故こんな物が・・・」不思議そうにする男の周りでクスクスという笑い声が聞こえる。「妖精だ」ノノの眼は男の周囲を飛び回る犯人の姿をとらえていた。「ばれちゃった」「ねえ一緒に遊んでよ」という妖精たちに応じて相手をする

2015-02-12 01:05:57
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

彼らは「遊んでくれてありがとう」と、薬草の生える場所を教えてると去って行った 3日目 名前:ノノ・ウルペース クラス:アーティスト 所属:アルトゥーク条約 HP92/100 SP3 オプション:《やり手の商人》 #グランクレスト大戦

2015-02-12 01:07:14
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

【戦闘/戦功3】敵軍の攻城兵器によって、ノノ@条約の勢力の砦に大きな損害が出つつある! 支援を得られれば一斉攻撃で攻城兵器を破壊できHP-5、SP+3。でなければ陥落寸前の被害を受けてHP-7、SP+… appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦

2015-02-13 03:40:20
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

条約に加わってからそれなりに戦果をあげいろんな意味で目立ってしまった。目立つのは苦手だ。それに余計な面倒を起こすのも・・・「そろそろここも潮時かな」「辞められるのですか?」「違うよ、拠点を移すだけ。あの人と交わしたのは条約を勝たせるってものだからね。それが今の私の仕事」

2015-02-13 03:55:42
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「ならば・・・」「でも仕事場までは限定されてない。あの人の下でなくても条約には貢献できるよ。それに目立つのは苦手なんだ、面倒な政争に巻き込まれるのはもっと」乾いた笑みを浮かべる私を見て納得したようにうなずくと彼は「わかります。私も逃げてきた身ですから」そういえば彼も元は貴族だ

2015-02-13 04:16:31
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「今でこそ商人ですがね、昔は跡目争いなんかに巻き込まれまして。嫌になって逃げ出して、でも手伝っていた仕事は好きでしたからこうやって商人に。ですからそういうのには敏感なんですよ。最近気になりますもんね、貴女を快く思わない連中の視線」

2015-02-13 04:34:09
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

彼も気付いていたのか。意外だった。それでも隣に居てくれたんだ。自然と頬が弛む「違いました?」「ううん。そうだね、だから移ろうと思って」「お供しますよ」「いいの?」「もちろん。どこまでもついて行きますよ」「ありがとう」そして私たちは城を後にした

2015-02-13 04:47:17
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

次の仕事場は前線の砦だ。ちょうど兵が不足して傭兵を探しているところだった。私たちはここを次の拠点にすることにした「早めに次の拠点を見つけられたのは僥倖でしたね」「そうだね」新たな戦いに向けて英気を養い、少しばかりの自由を謳歌しているとそれは突然訪れた

2015-02-13 05:04:25
十六夜の月と停滞ベイビー・せくしゃるばにー @JIN_radio

「どうやら敵の攻撃のようですね。ご武運を」私は頷くと彼の元から戦場へと駆けた。まだ戦力が整っていないこの砦は全く相手にならず、敵攻城兵器を前に防戦一方だったが、長くは持つはずもなくこのまま陥落するかに思われた。しかし、到着した援軍の活躍により攻勢へと転じ、見事敵攻城兵器を破壊した

2015-02-13 05:21:41
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