イーダ様の数学講座～『負の数』～

CF型マシニーカhir @hir_CF

今日は腰が痛い。 「とおっ」 うぎゃー！？ 「治りまして？」 死ぬかと思った… 「さあ今日も算数のお時間ですわ！」 ハッスルしてるねえくぃーん。 「いいからお仕事してくださいませ」 #イーダ様の数学講座

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うんじゃあ負の数でも？ 「よろしいですわ」 んじゃあ下を見てみよう。 ＿＿＿＿ 「地面がありますわ」 地面だな。 #イーダ様の数学講座

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では地面に３個、これを置いてみよう。 「ＭＭＳの武装コンテナですわね」 　■ 　■ 　■ ――― 「地面の上に３個のコンテナが積み上がりましたわ」 #イーダ様の数学講座

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うむ。では３個あるうちから一つ、取ってみよう。 　■ 　■ ――― 「１個減って２個になりましたわ」 今のを数式に直すとこうなる。 3－1=2 「引き算ですわね」 その通り。そこにあるものを減らす、つまり引く計算だから引き算。 「まんまですわ」 #イーダ様の数学講座

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じゃあ、今２個ある。 「２個ですわね」 ここから２個取ってみよう。 ＿＿＿ 「コンテナがなくなりましたわ」 そう。これで０個。式に直すと 2－2=0 こうなる 「全部どけたらなくなるのは当然ですわね」 その通り。２個減らす力を持った数字が、この（ー２）だ #イーダ様の数学講座

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「なるほど。つまり、－の記号は、後ろの数字だけものを減らす事を表しているのですね？」 正解。んじゃあ、何もない地面を見よう。 ＿＿＿ 「ないですわね」 ここから更に２つほど減らしてみよう。 「ないですわよ」 #イーダ様の数学講座

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確かに０。何もない。じゃあどうするかというと、コンテナを減らす代わりに穴を掘ろう 「掘りましたわ」 ＿ ＿ 　□ 　□ 今の、０から２個減らす作業を式にするとこうなる。 0－2=－2 「記号がついたままですわ」 ついててもいいんだ。 #イーダ様の数学講座

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この穴はコンテナを２個減らす力を持った穴だ。 「入れたら埋まるからですの？」 そうそう。 じゃあ早速３個入れてみよう。 「２個埋まって１個だけ地面に出てますわ」 　■ ――― これを式にしてみよう。 －2+3=1 こうなる。 「引き算が前に来ていますわ」 #イーダ様の数学講座

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－の記号は前にあろうが後ろにあろうが、減らす力を持ってる事は変わらない。 「順番はどうでもいいんですの？」 どこにあっても効果は一緒 「なるほど」 例えば－8だったら、0より8個少ない、って考えていい。 「８個だけ数字を減らす力があるんですのね」 そうそう。 #イーダ様の数学講座

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まとめよう。正の数に対して、負の数は向きが正反対。 「地面の上と下ですわね」 そう。だから負の数を加えると、正の数が減る。 「減り方は数字と同じだけですわね」 そして負の数はそれだけでも数字として成り立つ。 「－２なんかですわ」 #イーダ様の数学講座

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じゃあ今日はこの辺で。 うーん。しかし腰が痛い。 「痛くないようにして差し上げますわ！」（ごきっ ぎゃー #イーダ様の数学講座