「……あれは……!」 「敵だ。倒すべき攻撃目標だ」 「馬鹿な!俺達と同じ艦娘だろ!!」 「だが、敵だ。先日の襲撃は、奴らの仕業だ」 「どうして……艦娘同士で殺し合わなくちゃいけないんだよ!」 「知るか。……接敵するぞ、無駄話は終わりだ」 「答えろよ、提督!!」
2015-02-14 14:15:08「深海棲艦に対抗できる艦娘を運用できる」って一点があるから「鎮守府」が力を持つのであって、そうじゃなくなったら内乱になるよね。
2015-02-14 14:10:35「俺達は……化け物と戦うために作られたはずだ。人類軍の艦娘を殺したり……彼らの街をぶっ壊すためじゃない」 「そうねー、でも、向こうは関係なく襲ってくるわよ?この前だって……」 「あいつのことは言うなッ!……分かってるよ、そんなことは。……割り切れないんだよ……どうしても……」
2015-02-14 14:21:28甲種審判者→5m程度。戦艦や空母が該当。 乙種審判者→3m程度。重巡や航巡。 丙種審判者→2m前後。軽巡や軽空母、駆逐艦など。 他に、潜型などがある。
2015-02-16 11:23:00加古「……で?こいつが人類軍新兵器、って訳かい」 提督「そうだ。一般市民の生体脳が使われているらしい」 加古「見境なしかよ……」 古鷹「なんとか……元に戻してあげられないのかな?」 提督「戦闘不能になると自爆していたからな……分からないことが多すぎるんだ」
2015-02-16 11:29:12「……ここは……」 加古「あたしたちの基地だ」 「わたしは……審判者にされたはずでは」 加古「さにわ、っていうのか、あの兵器は。良かったな、ちょうど脳死した少女の体があったお陰で、こうして喋れるんだ」 「……そうか……感謝しなければな……」
2015-02-16 11:33:00「ちょうど、ここに一隻の駆逐艦がある。……解体される前の、除籍された艦娘だ。書類上は問題ない。あとは、艦娘の精液があれば良い」
2015-02-14 13:37:33「例のものは手に入ったか」 「……私の身体の中だ」 「でかした。さっそく施設で採取しよう……しかし、よく大丈夫だったな。奴らの性器は我々に比べるとはるかに巨大だと聞くが」 「……いろいろあるのさ」
2015-02-14 13:39:55「ひとつ……聞かせてもらっていいですか」 「なんだ」 「今から私の身体に注がれる精液の持ち主について、です」 「……安心しろ。お前のよく知ってる艦娘だ」 「……良かった……わたし、あの子の子供を妊娠できるんだ……」 「始めろ」
2015-02-14 13:42:08「……あったかい……[検閲済]くんの精液……」 「注入完了。続いて排卵剤を注射します」 「……いや、その必要はない。見ろ」 「……排卵している!?それも、複数!」 「心理的な影響が出ているのだろうな……このまま観察を続けよう」 「了解」
2015-02-14 13:45:04それから数年……艦娘は爆発的に増加し、地方の軍隊でも運用されるようになり、「鎮守府」の地位は必然的に低下した。今では「鎮守府」「人類軍」「深海」の三つ巴が繰り広げられている有り様だ。
2015-02-14 13:48:35死ぬために生み出される命。そのシステムを作り出したのは、紛れもなく、私だ。……ならば、それを終わらせるのが、責任というものだろう。
2015-02-14 13:53:19この記録が明るみになっている頃。全ては終わっているだろう。……その時、世界はどうなっているだろう。その行く先を、あの子と共に見られないのが、残念でならない。だが、やらねばならない。
2015-02-14 13:55:03