![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
『完璧な夏の日』が熱い!(※当社調べ)
-
tokyosogensha
- 45197
- 46
- 36
- 99
![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
完璧な夏の日:超人がいたけれども歴史が変わらなかった世界 ワイルド・カード:歴史が変わったからヒーローが生まれた世界 ウォッチメン:ヒーローがいたから歴史が変わった世界 コンレボ:超人もヒーローがいる、よく似た歴史を辿った別の世界 という理解でいいのか。
2015-11-29 11:49:38![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
WWⅡおよびその後の世界を舞台にした超人残酷物語SF「完璧な夏の日」ですけども、読んでいる時に作者に対して「そこにシビれる! あこがれるゥ!」となったのは異能力者を生み出す切っ掛けとなった人間に対する裁判(モデルはアイヒマン裁判)の証人としてスタン・リーを登場させたことですね。
2015-11-28 22:41:10![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
オブリヴィオンにしろフォッグにしろ、例の波動で得た能力が元になっているにしろ訓練や鍛錬で自分のいる位置を高めているのは個人的読みどころでした。バックボーンに何もない人間だからこそその「飢え=正しい欲」で自分を鍛え上げていける、というテーマは本当に好き。
2015-11-28 07:05:50![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
オブリヴィオンが自分の生まれ故郷らしき町で元の自分を知る人物に遭った時のエピソードはかなり重要と見ました。人物曰くの「彼女の息子はこんなに立派ではない筈」という「立派ではない」理由は何か?おそらく今日日ではごく当たり前と認識されつつある少数者である点と読みました。
2015-11-28 07:02:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
個人的にはフォッグとオブリヴィオン双方に感情移入しながら読みました。個人的にはフォッグの歩んできた人生により親近感を感じましたが、オブリヴィオンもまた決して恵まれた出自ではないことが示唆されつつも「紳士」としての自分を作り上げた意味で超リスペクトです。
2015-11-28 06:55:20![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
フォッグ側の物語としてみると「貴方の事を愛している。でも『この世界』では生きていけない」に至る物語で、オブリヴィオン側からは「辛いけれど私は『この世界』で生きていく」事を決断しフォッグを弔う物語として読みました。「この世界」は私が読み取った限り少なくとも3つの意味があります。
2015-11-28 06:50:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
物語中の「完璧な夏の日」。いつまでも変わることのない一日と原風景的な理想郷、そして美しく変わらず、現世に対する未練を一切許容しない女性。これは一見素晴らしい事のようですが、有体に言うと「死」「停滞」以外の何物でもないです。
2015-11-28 06:46:44![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
次に二周目を読んで気づいたこと。この物語は「オブリヴィオンとフォッグの純愛」ですがその主線はオブリヴィオン。オブリヴィオンがフォッグを得て失い、そして永遠に失うまでを描いた物語です。
2015-11-28 06:43:57![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
まずTLで拝見した意見ですが、原題が「暴虐の世紀」で邦題が「完璧な夏の日」。これこそこの物語の本質です。現代と邦題の両方を一種二重構造的に楽しめる我々日本人は本当に幸せ。
2015-11-28 06:42:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
書評とか見てると「クララの人となりが描けてないじゃん」的な話が散見されますが多分それは作者の意図です。体臭がしそうな肉体性が良く感じられました。あくまでも物語の主軸はオ ブ リ ヴ ィ オ ン と フ ォ ッ グ の 純 愛 であってry #完璧な夏の日
2015-11-23 20:59:25![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ラヴィ・ティドハーの仕事(「完璧な夏の日」)なり、欧州の作家のアメコミ方面への関心。マカロニアメコミヒーローの時代かなって感じはある気が。わりとまじめに。
2015-11-26 11:46:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
完璧な夏の日、日本版は表紙が様々な点(題字の色、上巻表紙:戦場にいる男二人⇔下巻表紙:野原にいる白いワンピースの少女)で対になっていて最高に好きなやつなんですけども、あの表紙にしっくりくる言葉は「暴虐の世紀」ではなく「完璧な夏の日」だと思っている。
2015-11-28 19:40:47![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
原題「暴虐の世紀」である超人残酷物語×WWⅡであるSFに「完璧な夏の日」って邦題をつけて、しかもその邦題も作品にピッタリ来るってものすごいミラクルだよなぁと。
2015-11-24 22:11:50![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
コードネームアンクル→スパイ→完璧な夏の日→超人→キャプテン・アメリカという連想ゲームでキャプテン・アメリカ借りてきて見たんですけど、第一次世界大戦時のキャプテン誕生話だから、特に引っ掛かるところもなくさら~っとおもしろいな~という感想。クリス・エヴァンズかっこいい。
2015-11-22 15:36:04![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
『完璧な夏の日』が言う「人は信じられるものを必要とする」って、ラストがあれなので愛と解釈してしまうけど、そのなかには普通に、当然、確実に「颯爽と現れて助けてくれるヒーロー」だって含まれるんだよな…(震え) 誰かが願った幻想を守り抜くことが…アアア…
2015-11-21 23:32:14![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
『完璧な夏の日』をお姉さんに勧めたところ「あれは BL じゃない。もっと哀しい友情だ……」と力説され、それもそうやな……、と思った。
2015-11-20 00:09:44![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
完璧な夏の日についてぼんやり考えているうちに「そうか、特殊な能力を持ち人間を超えた『超人』は登場するけれども、世界や誰かを救う『英雄』は登場しないんだな」と気づいて頭抱えている。
2015-11-12 22:00:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
TLを眺めてたら『コンクリートレボルティオ』を『ワイルドカード』と比較する言説を見かけたが、超人兵士+オルタヒストリー物なら『完璧な夏の日』も思い出してあげてください…。
2015-11-12 08:32:21