【TB腐向け】#一日一虎兎　2015年3月

ゆみ@祝二期♪ @sayahino

#一日一虎兎/伸し掛かる虎徹さんとの攻防が続く。言えよ、言いません、の繰り返し。良い悪いはちゃんと理解しとかなきゃ、って良い事言ったって顔しないで。閨事ですよ恥ずかしい。「じゃ実地で確認する」声我慢すんな、の囁きに耳を侵され背筋が震える。言う気は無いので自力で探して下さいね。

ゆみ@祝二期♪ @sayahino

#一日一虎兎/帰るのが億劫になるタイミングで虎徹さんが言う。「遅くなったし泊まってけよバニー」明るい声にそぐわない、男臭い表情と強い眼差しが僕を捕える。惑っていたら笑って補足された。「大丈夫だって、襲わねえよ」いきなりは。つまり、いずれは？そう考えた僕の体は勝手に熱くなった。

美樹 @suma_miki

ブロンズの路地を歩く彼の後ろから着いて行く。この背中に護られた…ルナティックに攻撃される瞬間、この広く逞しい背中が目に入った。全く貴方を信じていなかった僕を庇って…怪我をした…そうやってこの背中はどれだけの人々を護ってきたんだろう？「どうした？」振り向く彼に僕は… #一日一虎兎

美樹 @suma_miki

街中でバニーのポスターをよく見かける。整髪料だったり、宝石屋だったり、化粧品だったり…どれもこれもいつものハンサムスマイルなんだけど…みんな知らねぇんだなぁ〜？素のバニーはもっともっと可愛いってさ。首を傾げて尋ねる時なんか堪らんねぇんだよ。あのBBJが可愛いんだぜ？ #一日一虎兎

いかさ @tmsk_tb

目が追いかける指。節もあるし骨張ってる男の指に俺は惹き寄せられる。すごく、綺麗なんだ。それを捕まえて恭しくキスを落とす。根元から先まで隈なく。「おしまいです」そういって離れた指はライダースのチャックにかかる。「指だけがお望みですか？」踊るような指先に誘われるままに。 #一日一虎兎

ゆみ@祝二期♪ @sayahino

#一日一虎兎/これ以上惹かれたらダメだって、バニーの撮影に付き添いながら思う。気障な台詞を言った直後に何を言われたのか、硬直してぎこちなく笑う。お前の素顔、誰にも見せたくないって独占欲が沸き上がる。ＷＴは守護者かとからかわれた、なんて可愛い顔で拗ねるなよ。俺、つけあがるぞ？

ゆみ@祝二期♪ @sayahino

#一日一虎兎/時々良い顔をする。メディア嫌いで有名なＷＴがだ。気になるってもんだろう。今日は偶然ＢＢＪが撮影を見学しに来た。暫くして気付いたＷＴが『バニー』と唇を動かす。聞こえずとも脳内で再生された声は、瞳と同じ蕩ける甘い蜂蜜色。今後はバディで呼ぼうか。きっと良い絵が撮れる。

ゆーみ @yu__mi081

よくある恋愛小説を読んで、羨ましいと思った時もあった。こんな恋愛をしてみたい、と。実際は違った。小説よりずっと苦しかったし…ずっと輝いていた。絵や文にできない位些細な事で、僕は悩んだり、幸せを感じたりしている。恋をして、好きになって本当によかった。あなたの隣で思う。　#一日一虎兎

ゆみ@祝二期♪ @sayahino

#一日一虎兎/お前が俺に笑ってさよなら言う夢を見た。だからかな、見事な夜桜と静かに微笑むお前は似合い過ぎてて桜に奪われそうで、後ろから抱き締めた。「急に何ですか」バニーの笑い声は明るくて現実だと思わせてくれる。急に恥ずかしくなって、寒いから、なんて理由で背中に頬を押し付けた。

さくや / T&B🐯🐰 @s_konohanaTB

アスファルトの割れ目に並んだタンポポは黄色。満開の黄色いチューリップに、子供たちのボールも黄色。塀の上で昼寝中の、黄色い首輪の三毛猫の顎を撫でたお前が微笑む。「春ですね」ああ、春だ。何もかも黄色くて、眩しい。とりわけ、日差しにほんわり卵色に輝くお前の髪が、眩しくて。 #一日一虎兎

ゆーみ @yu__mi081

チャーハン、ホットドッグ…普段の彼の食事から色々と考えてしまう。庶民的な方がいいのかも。今日誘ったイタリアン、店の雰囲気…もしかして苦手だったかな。「バニー」僕の不安そうな顔がバレたのだろうか。「あーん…美味いだろ？バニーと食ってると、飯が物凄く美味くて幸せだよ」　#一日一虎兎

いかさ @tmsk_tb

彼の提案は突然だ。「バニーのアンダー、俺が選んでいい？」僕の返事を聞く前に彼は店内を物色し始めた。同じ店で同じ形の同じ色を買う僕としては嫌の一言に尽きる。止めさせようと声をかけると眩しい笑顔が振り向いた。「ど？赤と白と黒でバニーのスーツっぽい！」はぁ、僕の負けです。 #一日一虎兎

ゆみ@祝二期♪ @sayahino

#一日一虎兎/完全に昨日は何もせず寝た。おやすみ、とは辛うじて言ったかなと思い出して瞬きすると、隣の虎徹さんも目覚めたようだ。おはよ、という朝の挨拶にしては甘い掠れ声に誘われて唇を塞ぐと深く舌で探られた。あまり時間はないけれど、当然否やはなく、僕より温かい彼の体をかき抱いた。

🌱迷子🌱 @maigo_kt

#一日一虎兎 ワイヤー１本で己を支える彼の本当を、少し見くびっていたのかもしれない。幾度も目にしてきた筈の身体のライン。組み敷かれて初めて感じた威圧感に、僕は唇を噛んだ。鳴った喉の音をどう取られたのか、濃さを増す琥珀がにやりと笑んだ。「バニー、安心しろ。力ずくなんて絶対しねえよ」

🌱迷子🌱 @maigo_kt

#一日一虎兎 白い肌をどれほどキスで埋め尽くしても。綺麗な顔を顰めてすべすべの眉間に皺を刻んで、何かを堪えるような顔で歯を食い縛る。「声、聞かせて。なあバニー」頑固な唇を舌先で割って囁けば、緑の湖はついに決壊した。「だって、こうしてないと口から心臓が飛び出して逃げていきそうだ！」

🌱迷子🌱 @maigo_kt

スポンサーとの食事を終えて彼の家のドアを叩く。「入れよ」と迎えてくれた声は明るかった。整髪剤で固めた髪をかき混ぜた指も優しかった。「お澄ましの仮面なんか剥いでやるよ、俺の兎ちゃん」猫撫で声が首筋に落ちる。残り香をそのままに虎の巣穴を訪れる、迂闊を装った僕の誘惑だ。 #一日一虎兎