真冬の夜のミルキィホームズ談義 ―探偵小説の歴史から―

これ(http://d.hatena.ne.jp/pushol_imas/20101119)とかこれ(http://d.hatena.ne.jp/pushol_imas/20101125)を発端としたラノベ系ミステリクラスタの夜の戯言。戯言だけどね。 時系列は部分的にいじってあります。足りないツイートがあったら適宜追加をお願いします。
7
木下あかり@にゃーん @akari_tree

今週も、ミステリー解釈はじめまSHOW!

2010-12-14 18:00:15
木下あかり@にゃーん @akari_tree

といつつ、まだ何も考えてないんですけどね。

2010-12-14 18:01:12
木下あかり@にゃーん @akari_tree

前回は、もう先の見えなくなってきたミステリーの先端は、新伝奇の後に行き詰まりを見せ、探偵小説が復古するという予言が与えられる、というような内容でしたっけ。

2010-12-14 18:04:09
木下あかり@にゃーん @akari_tree

と、前回の復習から入ってみましたが、これも今回本編が前回の回想から入ったのに合わせてみました。

2010-12-14 18:05:10
木下あかり@にゃーん @akari_tree

そして、期待を持っていたら、いきなりそれは裏切られる、というのが10話の出だしでした。

2010-12-14 18:06:24
木下あかり@にゃーん @akari_tree

大いなる試練というのが、具体的に何のメタファーなのか、というのが最大の問題になる訳ですが、それはひとまず置いておきましょう。

2010-12-14 18:07:26
木下あかり@にゃーん @akari_tree

今回は、試練ではない受動的に与えられる試練のまがい物である試験、そしてそれにごうを煮やした怪盗によって与えられる試練?(では恐らくない)、が登場します。

2010-12-14 18:11:15
木下あかり@にゃーん @akari_tree

つまり本物の試練はまだ出てきてない訳ですね。今回の話の解釈は、このまがい物の試練もどき×2が何のメタファーなのか、そしてそこから本物の試練が何なのかを考察してみよう、という感じでしょうか。

2010-12-14 18:13:43
木下あかり@にゃーん @akari_tree

他に拾うべきポイントとしては、怪盗帝国が結成される回想と仲たがい、と今回のラストのオチでしょうか。

2010-12-14 18:22:53
木下あかり@にゃーん @akari_tree

ちなみにここから先の考察は、そろそろ現在の時間軸を離れ、現状ではない未来のミステリー史を想像する、創造する話になってくるので、これまでに比べてより曖昧かつ難しい。

2010-12-14 18:25:17
木下あかり@にゃーん @akari_tree

今回の解釈の鍵は、これまでの解釈ではミルキィホームズを探偵小説のメタファーとして扱ってきましたが、では怪盗帝国は何のメタファーなのかを考えることにあると思います。

2010-12-14 18:30:35
木下あかり@にゃーん @akari_tree

特に今回の話で、怪盗帝国の結成の回想や完全に一枚岩ではない、ということ、アルセーヌ様はカリスマだと、強く描かれていることからも、鍵として意識しろ、という制作側の無意識の意思が伝わってきます。

2010-12-14 18:33:39
木下あかり@にゃーん @akari_tree

では、怪盗帝国は何のメタファーなのか。少なくともミルキィホームズが探偵小説という一ジャンルのメタファーであるなら、怪盗帝国も同じミステリーの中のジャンルだと思うんですよね……。

2010-12-14 18:38:57
木下あかり@にゃーん @akari_tree

(※あかりさんは、リアルタイムで考えながらポストしてるので、まとまって話せてませんし、間違ってるかも知れませんし、突っ込む余地もあると思います。むしろ、つっこみいれて)

2010-12-14 18:39:55
木下あかり@にゃーん @akari_tree

そう考えたのですが、では単純に探偵小説に対して、怪盗だから≒犯人がメインになるピカレスクか、あるいは倒叙か、違うと思うんですよね。いっちゃなんですが、古典的な探偵による探偵小説と比較するには、余りにもジャンルとして弱い。

2010-12-14 18:42:43
木下あかり@にゃーん @akari_tree

では、なんだろう。もっと、単純に考えたら良かったんですね。それは、きっと探偵小説に対するそれ以外のミステリーだと思うんですよ。

2010-12-14 18:43:50
木下あかり@にゃーん @akari_tree

探偵と怪盗という大きな対立軸が描かれているし、そういう解釈だと思うんですよ。では、G4の警察という立場はなんだ?という方もいると思いますが、探偵・怪盗と警察には大きな違いがあるんですね。

2010-12-14 18:45:46
うへ” @ub7637

@akari_tree 単純に怪盗ルパン、ルパン三世、怪人二十面相みたいなもんじゃだめなの? と、

2010-12-14 18:46:41
木下あかり@にゃーん @akari_tree

トイズを持つものは、探偵と怪盗に二分されると最初から繰り返すように言われていたのは、そういうことです。

2010-12-14 18:46:59
木下あかり@にゃーん @akari_tree

.@ub7637 単純に、そういう怪盗モノだとすると、他の解釈で拾えないミステリーの中のジャンルが多すぎますし、先ほど書いたように探偵小説と並ぶには役として不足だと思うのです。

2010-12-14 18:49:45
木下あかり@にゃーん @akari_tree

つまり、トイズがある(=ミステリーというジャンル)で、主役としてミルキィホームズ(=探偵小説)、対立軸としての怪盗帝国(=それ以外のミステリー)、G4(=ミステリーというジャンル外から来るミステリー)。

2010-12-14 18:52:25
木下あかり@にゃーん @akari_tree

今回怪盗帝国が本質的にはばらばらの寄せ集めだけど、アルセーヌ様のカリスマによってまとまっているというのも、怪盗帝国(=それ以外のミステリー)というメタファーだと読み取れる根拠かな、と思います。

2010-12-14 18:53:58
木下あかり@にゃーん @akari_tree

で、それならば怪盗帝国の一人ひとりが何のメタファーか、というのも考えることができます。

2010-12-14 18:55:01
木下あかり@にゃーん @akari_tree

あぁ、作者と読者という考え方もできるのか……。その視点大事ですね。ちょっと考え直そうかな。

2010-12-14 18:57:21
1 ・・ 6 次へ