自分の持っているものを他人に与えるという行為の尊さ。
- upishi1970c
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この時間にツイートしても…どうかな。人あまりいない?今日は日曜日だったよね・・いいか、つぶやこう。
2015-03-15 09:17:37私のフォロワーさん、「金持ちは自分が持っているものを手放さない」という趣旨のことを、以前つぶやいていた。(「学歴バッシング」みたいのもあったけれど、その方の置かれた過酷な状況を知ると、それは分かる気がした。気がした、だけだけど…その人に成り代わるなんて無理だからさ)
2015-03-15 09:20:03昨日の朝日新聞のbeの青、良い記事があった。b9面。「お金で四苦八苦したからこそ」という、編集者でエッセイストの末井昭さん(66歳)へのインタビュー記事。 末井さんは、『自殺』という本の著者。バブル期に先物取引やマンション購入で3億円の借金を負ったこともあったそうだ。
2015-03-15 09:24:56末井さんは3億円の借金があった1995年ごろ、Tさんというホームレスと知り合い、「競馬で勝てる」というTさんの話に乗る。だがうまくはいかない。250万負けた時点で競馬をやめて、Tさんとも付き合いをやめる。その後が「不思議」、とある。
2015-03-15 09:28:22記事:「Tから求められたわけでもないのに、毎週月曜日、Tの口座に2万円ずつ振り込み続けた。一言、お礼だけの電話が毎週かかったという。『一度知り合ってしまったので、お金がないと大変だろうなとかわいそうになる。自分が振り込むお金が〔命の点滴〕みたいになっていたから、 (続く)
2015-03-15 09:31:37(続き)それを引き抜くのはいやだから続けていた』。月曜日の入金は約13年にも及んだ。『自分の貯金も底をついてきたあるとき、突然ATMの前で、〔なんで振り込んでいるんだろう〕って、ボタンを押せなくなった』」 少し戻って、末井さんは、お金がある時には大金でも人に貸していたそうだ。続
2015-03-15 09:37:03続)記事:(先物取引等で大損後)「弁護士をたてて交渉し、銀行からの8500万円の借金を300万円に棒引き。『お金は結局、紙切れですから、お金で自殺したりすることはないですよ』という言葉にも説得力がある。」 続く
2015-03-15 09:40:45続)記事:「ただ、ここまではよくあるバブルの失敗談といえる。尋常ならざる金銭感覚に思えるのは、頼まれると人にどんどんお金を貸し、時にはあげてしまう末井の気前の良さ、である。」 続く
2015-03-15 09:43:16続) …「『貸すのはイヤなんだけど断れないんですよ。今はもう誰にも貸しませんが、その頃は貸せない経済状態ではなかったわけで・・・・・・』 (中略) だが世の多数派は、持てば持つほどケチになるのではないか。」 続く
2015-03-15 09:45:49続) 記事:「70年代からの友人でプロデューサーの秋山道男(66)は数年前、手術で入院した際に、末井から『ずっしりと厚く、グラム数として計れるような封筒のお見舞金を差し出された。」 続く
2015-03-15 09:49:06続)「『彼にとって、貧乏は悪ではなく、不利という程度。例えば、人生が遊園地だとすると、乗り物を楽しむにはチケットが必要でしょう。彼は、チケットをあまり持っていない、不利な人への同情心はすごく強くて、〔チケットはぼくが持ってるから〕と渡すんです。」 be9面記事からの引用は以上。
2015-03-15 09:54:01【例えば、人生が遊園地だとすると、乗り物を楽しむにはチケットが必要でしょう。彼は、チケットをあまり持っていない、不利な人への同情心はすごく強くて、〔チケットはぼくが持ってるから〕と渡すんです】 …この部分考えさせられた。持っていても手放さない人は手放さない。
2015-03-15 09:56:42私のフォロワーさんの話に戻るけど、あの方もそういうことを言っていたなぁ。そして、フォロワーさん自身の行為。
2015-03-15 09:58:33フォロワーさんは、経済的には過酷な状態だった。その金額で1ヶ月を過ごすには…と私は思った。ある日、「捨てられている本を拾って古本屋で売ったら、数千円になった。そのお金を近所の路上生活の人たちにあげた」というツイートが。私は言葉がなかった。頭が下がるというか、言葉がなかった・・
2015-03-15 10:02:43私だったら、自分のために使うな・・と思った。フォロワーさんがどう思って、までは、そこまでは知る由もない。でも、路上生活の人は自分よりも大変だから、と思ったのかもしれない。何という、尊い行いだろうと思った。 以上で、つぶやき終わりです。
2015-03-15 10:04:47