#twnovel 城を追放された姫様は、森で小さな家を見つけました。中を覗くと本棚が小さな折本でいっぱいです。興味津々に読み耽り、帰ってきた小人たちの話を聞くうちに、姫様は創作に目覚めました。後日、様子を見に来た継母も折本作家になり、王子は今日も新しい折本を求めて彷徨っています。
2015-03-20 23:32:52姉や継母にいじめられたシンデレラは、家出をした先の森で小さな家を見つけました。そこの本棚には折本がいっぱいです。興味津々に読み耽り、ついに創作に目覚めました。後日、自分の物語の展開を書き替えました。今では継母を顎で使ってます。王子は出てきません。@23novel #twremix
2015-03-20 23:42:04姫君は森の中で気が付きました。ところが自分が姫君だということ以外何も覚えていないのです。王子様を探していつか森を彷徨っていました。大きな建物がありました。そこは図書館でした。「あら?どこに行ってたの?」姫君は童話の本の破れた1ページだったのです。@23novel #twremix
2015-03-20 23:51:19姫様は困りました。ネタが尽きたのです。このままでは新作を求める王子様も来なくなる。姫様は鏡に仕掛けします。「鏡よ鏡、世界で一番素敵な折本を作るのは誰?」「それは」@23novel #twremix はじまった継母の逆恨み。毒林檎なるほど。これはネタになると笑う姫にどん引きの小人。
2015-03-20 23:57:09森の中の小さな家で折本に出会った。それはおもしろくて素敵な本だった。わたしもそんな本を作ってみたい。わたしは創作に目覚めて毎日小説を書くようになった。お義母様が様子を見に来たので折本を勧めたら同じようにはまった。これからは布教活動も始めよう。 @23novel #twremix
2015-03-21 00:08:37城を追放されたお姫様は、村の外れに住む農夫と出会い結婚、貧しいながらも幸せに暮らしました。お姫様がしていたペンダントが、彼女の息子を導き勇者となり、魔王を倒し王となったことは、その国の伝説として永く語り継がれました。@23novel #twremix
2015-03-21 00:14:29#twnovel 赤い靴をはいた男の子はいつまでもいつまでも踊り続けました。それまでも毎日毎日踊り続ける生活だったので、特に変わりはありませんでした。ついには赤い靴の方が根負けして壊れましたが、努力のおかげか男の子はアイドルデビューが決まり、それからも毎日毎日踊り続けています。
2015-03-20 23:46:12紅いずきんを被った女の子はいつまでもいつまでも踊り続けていました。周りの人からは踊っているように見えませんでしたが、女の子は踊るように楽しく舞っていました。ついには体中、顔中紅く染まっていましたが、女の子は楽しそうに笑っていました。@23novel #twremix
2015-03-20 23:52:11ぼくは毎日踊っています。くるくるくる赤い靴をはいてどこまでも。やがてぼくの踊りを見た人たちがお金を払ってくれるようになりました。これで生活には困りません。そのうち赤い靴は壊れてしまいましたが、それでも踊っていたらアイドルデビューが決まりました。 @23novel #twremix
2015-03-21 00:10:44#twnovel 幸せの青い犬を探して旅しています。鳥ではありません。犬です。私は犬の方が好きなので、鳥よりもさらに幸せになれるに違いありません。必ずいると信じています。瞳も毛並みもに青い犬。ちなみに家にいる犬は茶色の雑種です。カラコンも毛染めも禁止です。
2015-03-21 00:05:23別れを呼ぶ黒い蝶を探して旅しています。継母と父を別れさせるためです。どこに行っても黒い蝶は見当たらず、諦めて家に帰ったらわたしは死んだことにされていました。家の中には黒い蝶が飛び交っています。 @23novel #twremix
2015-03-21 00:12:44幸せの青い犬を見つけた。鳥より犬が好きなので青い鳥よりも さらに幸せになれるはず、そう思ったのもつかの間、青い犬は白い犬に変ってしまった。看板の青色が反射されていただけ… 幸せとは幻のようなもの、一瞬でも幸せと思えたことを喜ぼうと思う。@23novel #twremix
2015-03-21 00:22:24お疲れ様でした。続きはこちらです。