信五×スーツ

エロ信五
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全∞ @all_zen_bu

「お正月、実家でゆっくり出来た??」 「少しやけどな。」 「紅白のあと??」 「おん。ほぼ寝ないで移動したで。」 「無理しちゃ駄目だよ??」 「そっちこそ。仕事初めが出張なんて大変やな。今回はどんくらい??」 「1週間。忙しくさせて貰ってます。」 彼女はケロッと笑っとる。

2015-01-04 22:35:25
全∞ @all_zen_bu

会うのはほぼ1ヶ月ぶり。 年末、何度も俺のスケジュールと手帳とカレンダーを見比べて涙目でため息ついてたくせに。 いざ久しぶりに会うたらアッサリしたもんや。 ため息が漏れそうになるのをグッとこらえた。 「二人して仕事忙しいなんて、ありがたい事やな…」 「うん…」 「出発何時??」

2015-01-04 22:35:28
全∞ @all_zen_bu

「んー17時の新幹線に乗れれば大丈夫かな。」 答えながらアイツが無造作にスーツのジャケットを脱いだ。 香るいつもの匂い。柔軟剤??シャンプー?? なんやねん、煽るなや…。 「1ヶ月の次は1週間かぁ…」 アイツが寂しそうに呟いた。 自分の中の、スイッチが入ったのが分かった。

2015-01-04 22:35:32
全∞ @all_zen_bu

堪らずアイツを引き寄せる。 こっち向かせて顔も見ずに首筋に吸い付く。 「んっ、痛…」 その言葉にも止まらずに噛みつく。 「しん、ご、くん…」 「無理やで。」 そっと胸を押し返すアイツの手を無視した。 「今日はお前の言うこと聞けへん…今まで散々我慢してんねん。もう、無理や。」

2015-01-04 22:35:35
全∞ @all_zen_bu

いつもベッドの上で。 1回だけ。 終わったらシャワー浴びたいって言うて。 ベッドに戻ったらコテンと寝てまう。 そんなお前が大事で強引にしてこなかったけど、もう限界。 「私、仕事行かなきゃ…だし」 両手で顔挟んでじっと目を見た。 驚いた顔をしてる。 「まだ時間あるやん。」

2015-01-04 22:35:39
全∞ @all_zen_bu

「信五くん…どう、したの??」 「どうもせんよ。ずっとそうしたかった。」 いつもと違う強引さに戸惑い、少し強ばる唇に割り込んで、舌を押し込む。 しばらく中をなぞっていると、少しずつ応えてくる。 漏れる息が甘く色づく。 「っン…ふ…」 服めくって、ホック外して、膨らみを唇でなぞる。

2015-01-04 22:35:42
全∞ @all_zen_bu

先端を舐めて甘噛みすると、ピクンと震えた。 「やっ…あっ…」 舌で嬲ると何度も声をあげる。 脱力した身体をそのまま床に押し倒した。 白いシャツの乱れた胸元をまだ隠そうとする。何度も見てるやん?? 「…ここ、で??」 「アカン??」 「ベッド…」 「イヤや。」 「…皺になっちゃ、」

2015-01-04 22:35:46
全∞ @all_zen_bu

訴える唇を塞ぎながらファスナー下ろして、スカートを放り投げた。 愛撫もそこそこにストッキングに手を掛けて下ろす。破けたような気がしたけど、構わず続けて下着も取った。 「ん、んッ!!」 抗議するように胸を叩かれたけどそんなん知らん。替えあるやろ?? 我慢出来ず自分もすぐに服を脱ぐ。

2015-01-04 22:35:51
全∞ @all_zen_bu

床に両手押さえつけて、濡れとるのかも確かめずいきなり全部入れて繋がった。 「うッ、キツっ…」 声も出ないアイツが、耐えるように唇を噛んで涙を浮かべた。 「息、吐けって…」 「ふ…はぁッ…」 言われて、どうにか息を吐く。 慣れてないソコを解すようにゆっくり動く。久しぶりの感触と熱。

2015-01-04 22:35:54
全∞ @all_zen_bu

あっという間に理性が吹っ飛ぶ。 まぁ押し倒した時点でそんなもん無いに等しかったけど。 「ア、カン…優しく出来へん…」 「う、ン…」 涙目のアイツが必死に俺に手を伸ばす。まるで受け入れるみたいに。 いとおしくて、口づけながら強く抱き締めた。 そのまま強さも速さも抑えずに追い詰める。

2015-01-04 22:35:58
全∞ @all_zen_bu

「しんっ、…くん、もぅ…ッ!!」 「もう??」 「だっ…て!!…そんなに、したら、ぁ…」 「ええよ、イッて…ほら」 片足肩に担ぎ上げてそのままガンガン突いたる。 「あっ、いやァッ…ん」 「嫌ちゃうやろ…??」 「んぅーッ」 自分の手で声を抑えようとする。 「ええやろ??ん??」

2015-01-04 22:36:01
全∞ @all_zen_bu

抱えた片足が何度も空を蹴る。 敏感なとこを擦り上げるように腰を押し付ける。 「ああっ、も、ダメ…っ!!」 飲み込んだ奥が震えて絶頂を教える。 俺の下で全身赤くして、彼女が肩で息をしてる。 繋がったまま、ぐったりした足を今度は両方抱えた。 「まだやで…」 言いながら抱き起こす。

2015-01-04 22:36:04
全∞ @all_zen_bu

「ま、待って…っ…」 しがみつくように首に腕を回すと、自然と膝立ちの俺に身体を預ける形になる。 「う、ごいちゃ、ダメ…」 そんな言葉、聞かへん。 両足を抱えたまま前後に激しく揺らす。アイツの体重が掛かって反動で何度も奥まで届く。 「あぁっ、は…ン、イッちゃ、うっ、てば!!」

2015-01-04 22:36:10
全∞ @all_zen_bu

「ええから…イケって!!」 「ん、ん…」 ぐったりと肩に預けた頭を横に振る。 両足を高く担いだままもう一度身体を床に押し倒す。 浮き上がった腰が小刻みに震える。 足の間から涙目のアイツが見上げてくる。 「も、ダメ、ぇ」 「そんなこと言うて、こっちは気持ちいいとこ、探してるで??」

2015-01-04 22:36:14
全∞ @all_zen_bu

動くのをやめると、アイツの腰が快楽を求めて揺れる。 「こっちは正直やな??」 「ン、だっ、て…勝手に…」 「無意識なんて、なおさらエロいわ。」 膝裏押さえ付けて、浮いた腰掴んで、ドロドロに熱くなったアイツん中を突き上げた。 「ぁあッ、んは、あ」 「う、っく」 「しん、ごッ、くん」

2015-01-04 22:36:18
全∞ @all_zen_bu

名前を呼ばれただけやのに、この状況のせいで悦楽が背筋を走る。 「一緒じゃ、なきゃ…や、ああッ!!」 開いた口から見える赤い舌が、俺を煽る。 自分から腰動かして、俺を追い詰める。 「うっ…イ、クっ」 二人で息を詰めると挿入の卑猥な音だけが響いて、あっという間に吐き出した。

2015-01-04 22:36:21
全∞ @all_zen_bu

「ン…」 久しぶりにアイツの中で果てた俺のモノはそのあともドクドクと何度も脈打つ。 達して火照った身体は、吐き出す度に震えて反応する。 「ハァ、ハ、ァん…」 身動きが取れないのか、はだけたシャツから露になった胸を隠しもせずに両腕を投げ出す。いつもなら直ぐ隠すのに。

2015-01-04 22:36:24
全∞ @all_zen_bu

ゆっくり引き抜くと、身体は脱力しきってるのに内側が痙攣するように吸い付いてくる。 「っう……まぁだ、足らんのか??」 「ち、ちが…っん、ん」 指一本動かせないアイツをひっくり返して後ろ向かせる。 「信五…、くん、もぉ、ほんとに無理ぃ…」 崩れ落ちそうな腰持ち上げて入り口を擦る。

2015-01-04 22:36:27
全∞ @all_zen_bu

太ももの内側を白い体液が伝う。 首筋に汗で張り付いた、長い黒い髪。 振り返りながらこっちを見上げる目。 拒絶はしてない。 固さを取り戻すには充分過ぎた。 着たままだったシャツごと腕を背面に引っ張って、あてがった孔に自分のを捩じ込んだ。 声も上げずにされるがままになるアイツ。

2015-01-04 22:36:31
全∞ @all_zen_bu

俺を飲み込む音だけが部屋に響く。 「っあ…く」 抑えきれない自分の声。 振り返って見上げる視線。 のけ反る背中がしなり、一層深く受け入れる。 「しん、ご」 呼ばれて、続けて唇が動く。 背中に覆い被さって、その唇を塞いだ。 何て言うたか分からんかったけど、舌を出してアイツがねだる。

2015-01-04 22:36:34
全∞ @all_zen_bu

口づけながら顔見たら、出張前に無茶苦茶ヤられて、絶対しんどいはずなのに…苦しそうな顔しとらんくて。 俺のめでたい勘違いかもしらんけど、幸せそうに笑ろてて。 ただ可愛くて、愛しくて。 堪らなくてまた中に放った。 不覚にもこぼれそうになった涙は、お前の髪に顔埋めて誤魔化した。

2015-01-04 22:36:38
全∞ @all_zen_bu

そのまま床で抱き合って、息が整うまで二人で黙った。 「信五くん…そんなに我慢してた??」 「ん??いや、そんなん…ちゃうけど…」 「…違う、の??」 「……いや、ちゃうくないけど…」 改めて聞かれると答えに戸惑う。 でもアイツが俺に触れながら聞く。 「我慢…させてた??私…。」

2015-01-04 22:36:41
全∞ @all_zen_bu

自分でもらしくないと思うけど上手く答えられない。 「大事にしてくれてありがとう。信五くん…優しいから…我慢させちゃったけど…」 あぁええ女。コイツはちゃんと分かってくれてる。伝わってればそれで充分や。 「時々…こんな風に、シテ??」 耳まで真っ赤になりながら、ちゅ、と唇を啄んだ。

2015-01-04 22:36:45
全∞ @all_zen_bu

繋がったままのソコがまたキツくなると、慌てて離れようとする。 「ちょ、と、信五くん!!もう…無理っ…」 「ホンマに??」 「う、ン…ダメ、だってばぁ」 答えて動く喉を舌で舐めながら味わう。 言葉とは裏腹に中がキュッと締まるのを感じた。 ニヤと笑うと諦めたように甘い息を漏らす。

2015-01-04 22:36:48
全∞ @all_zen_bu

結局、電車の時間ギリギリまで責めて乱れさせて。 新幹線のホームで、ドラマみたいに別れた。 ホンマに、俺はアホや。 エロい顔のお前見せたくなくて、帽子とマスク着けさせて絶対外すなって念押しした。 アイツは笑ってたけど。 次は離れる前に無茶苦茶するのはやめようって心に誓った。 終

2015-01-04 22:36:51