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「Give Me Five!」のPVは全長版より短いヤツの方が良いんだよね。短いと背後にあるドラマを想像させるから、奥行きを感じる。何でもそうだけれどね。 しかし、PVの配役バランスは最高ですね。そこは、杉田成道監督さすがだと思う。 youtube.com/watch?v=SuhiII…
2014-12-16 13:50:36![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「紙の月」での大島優子の演技は、とても良いみたいですね。宇多丸の批評が面白い。「元子役である事から来る『世間ずれした人を見透かしたような』大島優子がもともと持っているイヤな感じを上手く生かしている」「スゴくほめてるんですよ!」「前田敦子には絶対に出来ない領域を見つけ出した」(笑)
2014-12-17 10:25:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ドキュメンタリー映画における前田敦子と大島優子の捉え方の違いは、AKBにおける二人のあり方の違いをシンボライズしてもいる。 前田敦子は、自らというより、AKBに選ばれてスターとして輝いた人であり、大島優子は、AKBという枠組みの中で、自らの意思で「スターを演じて」いた人だからだ。
2015-01-10 00:01:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
まぁ、ドキュメンタリー映画はいいとして、AKBの問題は実写映画なんだよね。 ろくなの無いんだから。 秋元康には、残念ながら映画に関する才能がない。全てのことに才能がある人なんて存在しないから、それは仕方がないんだけれど、良いブレーンも居ないみたいなんだよね。
2015-01-11 14:09:36![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
特に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」通称「もしドラ」が痛かった。 あれが良い映画だったら、成功していたら、その後の色々なことが違ったんじゃないかな。でも、そもそも企画からしてダメだと思うワケです。あの原作者は、確か秋元康一派の人ですよね?
2015-01-11 14:27:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
AKB卒業後の前田敦子の映画の仕事は、とても充実している。映画ファンには、卒業後の仕事で前田敦子を本格的に知って「この人は女優として才能があるんじゃないか?」と気が付いた人が多い。今、映画ファンの間で前田敦子の評価は高い。それは、良い監督と組んで、良い作品に出たからに他ならない。
2015-01-11 14:57:08![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
やっぱり、役者にとっては作品との出会いが重要で、ダメな作品で演技だけが評価されることは、殆どあり得ないといって良い。 いくら前田敦子に才能があって良い演技をしたとしても、「もしドラ」じゃ評価してもらえないんですよね。 その意味で「女優」前田敦子にとっては、AKB卒業は正解だった。
2015-01-11 15:05:32![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
そこで心配なのは、前田敦子の今度の新作が廣木隆一監督で、その次が堤幸彦監督だという事…。 いやー、どーなんでしょう? 廣木隆一監督も当たりはずれが激しいけれど、「さよなら歌舞伎町」は脚本が荒井晴彦だから、食い合わせは良いかも知れない。 しかし、堤幸彦監督かぁ…。
2015-01-11 16:05:18![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
俳優にはスター・タイプとアクター・タイプがいると言われている。これはタイプの違いで「上手いか下手か」じゃないんだよね。スター・タイプは常に自分自身で、役を自分に引き寄せて演じる。アクター・タイプは役の中に入り込んで行く。前田敦子はスター・タイプで大島優子はアクター・タイプですね。
2015-01-12 09:15:31![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
言い換えると、前田敦子は、ただ止まって映っているだけで、人を引き付ける何かを発散している。 一方、大島優子は「動く」ことで自分の魅力をつくり出してゆく。 時々、「前田敦子と大島優子の共演」という話題が出るけれど、タイプが違うから組み合わせのバランスは良いと思う。観てみたいですね。
2015-01-12 09:27:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
映画のメインキャストにスター・タイプとアクター・タイプを組み合わせるのは大切なことで、これが両方スター・タイプだったり、両方アクター・タイプだったりすると、お互いの魅力を相殺してしまう事になる。 漫才にボケとツッコミの組み合わせが必要みたいなものよ。ちょっと違うけど。 (^O^)
2015-01-12 09:48:15![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
基本的にアクター・タイプが動いて状況を作り出して、スター・タイプがそれを受けとめる。だから、大島優子が動きの芝居をして、前田敦子が受けの芝居をするのがバランスとしては良い。 例えば、大島優子が彼氏に横恋慕するストーカー女になって、前田敦子が怯えるとか。これを逆にするとダメなのよ。
2015-01-12 13:22:52![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
必ずしも、スター・タイプが主役でアクター・タイプが脇役とは限らない。 「レインマン」では、アクター・タイプのダスティン・ホフマンが主役で、自閉症の演技で状況を作り出し、脇役のトム・クルーズ(典型的スター・タイプ)がそれを受けた。トム・クルーズの芝居は、自然な感じでとても良かった。
2015-01-12 13:32:45![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
日本アカデミー賞は「政治的な賞」だから、批評家や映画ファンはそれほど重視していないけれど、業界内や一般社会での注目度は高い。 大島優子の、いきなりのノミネートはやっぱり快挙だよね。 「紙の月」で受賞するなら、最優秀助演賞は小林聡美に行くとは思うけれど。
2015-01-14 18:13:26![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
映画賞における「演技賞」は、結局、優れた作品やヒット作品の演技者に贈られる。作品と無関係に、純粋に演技だけを評価しては貰えない。だから役者は「どんな作品に出たか?」で運命が決まってしまう。 その意味で、今最も注目される監督である吉田大八の作品に出演できた大島優子は、幸運だったね。
2015-01-14 20:05:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「紙の月」では、スター・タイプの宮沢りえを主役にして、アクター・タイプの小林聡美と大島優子が脇を固めた。 そして、善を象徴するような小林聡美と悪を象徴するような大島優子が状況を動かし、それに宮沢りえが翻弄される。 まさに、「キャスティングにおける教科書」のようなバランスなのです。
2015-01-14 20:16:16![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「芝居」は攻める演技とそれを受け止める演技のバランスで出来上がる。攻める演技をすると目立つから「上手い」と言われるけれど、それを受ける側に魅力が無ければ、本当に良い芝居にはならない。しかし、受ける演技で光りを放つのは誰にでも出来る事ではない。前田敦子は、その才能を持っているよね。
2015-01-15 09:03:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
前田敦子と大島優子が、演技の世界で本格的に才能を発揮し始めたことで、AKBに対する芸能界からの「視線」も変化して来るのではないかな?秋元才加も充実した仕事をしているみたいだし。 これで、板野友美が音楽の世界で成功してくれたら、言う事ないんだけどなぁ。いや、板野友美は良いと思うよ。
2015-01-15 09:42:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「紙の月」で、大島優子が続々と演技賞を受賞している事に、色々と言っている人がいるみたいだけれど、宮沢りえと小林聡美というベテランに抗して、トライアングルの一角をきちんと勤め上げたのは大変な事。出場は決して多くないのに、一人の人物をしっかり造形して、観客に強い印象を残したのだから。
2015-01-15 09:49:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
AKBについてのtweetを始めて改めて思ったのは「前田敦子の人気って、やっぱり根強いな」という事。AKBの中で真のスター・オーラを持った(ひょっとしたら唯一の)人ですよね。 「AKBを卒業したらオーラが消えてしまうかな?」と思ったけれど消えなかった。それには本当に感心しました。
2015-01-19 22:39:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
映画秘宝3月号「2014年度ベスト&トホホ10」に、前田敦子さんが登場!映画監督松江哲明氏からインタビューを受けています。 前田敦子さんは本当に映画を良く見ているだけでなく、「映画を観るセンス」が的確なのに感心します。映画ファン必読! pic.twitter.com/uEbNsknq1w
2015-01-23 17:22:30![](https://pbs.twimg.com/media/B8BVaLXCEAAmh6z.jpg:medium)
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前田敦子の2014年映画ベスト10 このラインアップは、明らかに映画ヲタのものだ。 あんた、シロウトさんじゃないね? (^O^) pic.twitter.com/GTnFFyRl1c
2015-01-23 18:08:29![](https://pbs.twimg.com/media/B8Bf7qhCIAE6a-h.jpg:medium)
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映画秘宝3月号のインタビューで、前田敦子さんは新作『さよなら歌舞伎町』について「廣木監督の原点に近いような作品」と語っています。 これは、期待できますね。 また、この言葉は、前田敦子さんが廣木隆一監督のキャリアと個性を、きちんと把握されているからこそ出てくるものだと思います。
2015-01-23 18:16:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
秋公開予定の、大島優子主演映画「ロマンス」。試写があったってことは、もう完成しているんですね。 大手映画会社ではないから、秋まで上映館が空いていなかったのかな? あるいは、公開前に海外の映画祭に出品するんですかね? twitter.com/Oshima__Yuko/s…
2015-01-29 21:23:55