社員旅行（丸山さんと彼女シリーズ5）

∞すみれ∞ @magic88word

17 またあわてて△△さんとこに走る 「な、俺こっちでもええやんな、ゴルフなんて聞いてへんし」 "丸山さん…困ります！" ピシャリと言い放って バスに押し込んでくる おっさんばっかりのバス 助けて〜 外を見ると彼女が おかしそうに笑いながら手を振ってる

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18 その隣には …安田…！ あいつあっちチームなんや くっそー‼︎ ニコニコして おんなじように手振ってるし あほか〜 俺も彼女とパンダ見て ペンギンとお散歩して サファリパーク行って イルカに水かけられたかった… なんでおっさんチームでゴルフやねん

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19 ゴルフは散々やった 元々得意ちゃうし 炎天下に寝不足がじわじわ効いてきて ホテルに戻った頃にはフラフラやった ロビーのソファでぐったりしてたら テーマパーク組が戻ってきた なんか楽しそやなあ…て見てたら 彼女がサッと寄ってきて 『お疲れ様…』って

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20 なんや〜もう怒ってないん？ めっちゃ元気出たし 早よ大広間行って席確保しよ 俺の隣にきいや 無事彼女の隣に座って満足する 向こう側におる安田が ちょっと気になるけど おっちゃん達はゴルフで疲れて 明らかにパワーダウンしてるし いい感じ…うん

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21 俺ももう限界やわぁ… みんな酔ってるし ちょっとぐらいええよなー 彼女の膝枕にごろんと横になる あー気持ちええ… …ん？なんか…太った？ ぷよぷよして… 「…わー‼︎すんません！」 お局さんの膝すりすりしとった いつの間に変わってたんか 向かい側で睨む君

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22 その時、お局の後ろから 安田くんが立ち上がる "もう丸山さん酔っぱらい過ぎですよ 部屋帰りましょ" 帰りましょ…って おまえと同室なん〜？ いややーいやー！ #エイトで妄想

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23 「っいたた…」 日焼けと筋肉痛の身体を起こせば 同じベッドで彼女が横になってる 「…ふぇ！」 ボーっとした頭で考える いま社員旅行中やんな これホテルのベッドやんな 『…ん…起き…た？』 「な、なんで⁈」 『安田くんが運んでくれたんだよ』 それは覚えてる

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24 「なんで君ここに…」 『安田くんと△△ちゃん、付き合ってるの…だから交代した…//』 「へ…付き合ってる？いつから⁈」 『ずっと前から』 はー、また△△さんに転がされた 大倉とチェンジするんも 快く引き受けてくれたわけや

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25 なんかわからんけど 朝までふたりでおれるんや 「やっぱり来てよかったー」 君を抱きしめる 朝からずっとギュッてしたかった 「わっ…浴衣着てるやん」 『うん、隆平さん寝てる間に温泉入ったよ』 身体を離してまじまじと見つめる 「かわい…よう似おてる」

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26 キスしようとしたら 両手でグッと胸を押される 『受付の女の子にもゆってた』 「ええっ…そんなはずは…」 ほっぺたふくらまして 上目遣いの君… 浴衣姿でそんなん反則やで 「うそ…やろ…」 口をとがらした君の両頬を包む

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27 『隆平さん酔って…私と間違えてたの…受付の子も、お局さまも…それであわてて安田くんが…』 「そやったんか…ごめんな」 ゆっくり顔を近づけると 今度は目を閉じてくれた 「ほんまにごめ…ん」 愛しくて顔中にキスする 『…もっと…』 「ん…」

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28 唇を覆うと素直に舌を絡めてくる 俺のシャツをキュッと握って 「浴衣興奮する…脱がしてまうけど」 昨日散々つけた痕をなぞりながら ふたり溶け合った さすがにそのあと睡魔に襲われて そのまま朝まで爆睡したけど 今度はふたりだけでこよな… #エイトで妄想