Luna
@Luna_tkst
鈍化した時間の中で彼女は自らの死を悟った。このままでは直撃は免れない。そうなれば、一瞬でネギトロだ。たとえニンジャと言えど、確実に死ぬだろう。「ア……ア……アァ……アアアアアアアアアアアーッ!!!」KRAAAAAAASH!!! 15
2015-03-24 23:55:13
Luna
@Luna_tkst
「ハイ、わかりましたよ、えぇ、始末しました、ハイ、では……エッ?トレーラー?……ハイ、そちら側で……ハイ、では……」「聞いたかお前ら!コレで俺達の昇格も間違いなし……ケヒヒィッ!」「オイ……コレ見ろよ」「アァ?」 17
2015-03-25 00:01:22
Luna
@Luna_tkst
「ア……?俺が取り付けた発信機か?」「ああ、先程から移動している。この意味がわかるか?」「オイ、まさか……生きてンのか?あのガキが?」「だろうな、このクソ野郎……ちゃんと始末しろと言っただろ!」「ファック!オイ!行くぞ、殺すンだよ!俺達で!」 18
2015-03-25 00:03:26
Luna
@Luna_tkst
ゆっくりと目を開くと、そこには見慣れぬ天井があった。「おや、目が覚めたかい」声……隣からだ。「イタイ……此処は……?貴方は……?」「わしかい、わしはただの老いぼれじゃ……此処はわしの家じゃよ。お前さん、運が良かったねェ、もう少しで死ぬところだった」 20
2015-03-25 00:08:12
Luna
@Luna_tkst
「死ぬところだった……?じゃあ私は生きてるの……?」「そりゃァ、生きてるだろうさ、でないとわしが死んでる事になるじゃろ……わしゃまだサンズ・リバーを渡る気はないんでのォ」「でも……私、トレーラーに……」 21
2015-03-25 00:10:10