麻雀はそもそもデジタルである
作り方1 ①材料を用意(例えば象牙/金/竹/紙/プラスチック等) ②材料を同じ大きさに切り分ける(一つの麻雀セットでは、全ての牌で大きさが同じ) ③麻雀の図柄を描き入れ、それぞれの牌を識別する(例えば一萬を牌に描き入れた場合に、二索では無いことが明らかになる)
2015-03-25 09:42:11作り方2 ①材料を用意(例えば金・プラスチック・硝子等) ②材料を溶かして、麻雀牌ごとの型に流し入れる(型ごとにどの牌になるか決まっている) ③最後に色をつけて牌を完成させる
2015-03-25 09:42:27作り方1でも2でも、どちらで作られたとしても麻雀牌を作ることができます。 では、再度デジタルの定義を思い出して下さい。
2015-03-25 09:43:28【デジタルの定義:物や物事を一定のルールや尺度に合わせて分解すること。また、分解されてバラバラになることで、非連続性という性質を有する】 でしたね。 これと先程の作り方を照らし合わせてみましょう。
2015-03-25 09:43:46物や物事=「材料、材料を溶かしたもの」 、 一定のルールや尺度に合わせて分解=「同じ大きさにする、型に流し入れる」 、 分解されてバラバラ=「そもそも麻雀牌は一個一個バラバラ」 、 といったように、 完全にデジタルの定義が当てはまることが分かります。
2015-03-25 09:44:13要するに、「麻雀牌はデジタルであり、それを用いた麻雀自体デジタルである」ということです。これは揺るぎの無い事実なのです。
2015-03-25 09:44:36リアル麻雀もネット麻雀も、本質的に同じである
これからリアル麻雀もネット麻雀も、本質的に同じであることを説明していきます。先に「材料の違う麻雀牌を使って麻雀を行っても、麻雀に違いない」と言うことを理解して下さい。もし、金牌を用いたとしても、象牙製の牌や骨牌を用いたり、それがプラスチックだったとしても、麻雀は麻雀です。
2015-03-25 09:49:12リアルで使っている麻雀牌は、直接触ることができるのに対し、ネット麻雀で使っている麻雀牌は、直接触ることができません。天鳳ならマウスを動かしたり、MJ5ならプラスチックの板や、画面のガラス板ごしに動かします。
2015-03-25 09:57:17リアルの麻雀牌とネット麻雀の麻雀牌の違いは、結局のところ実体があるかないかの違いと言うわけです。実体がないから直接触れないし、直接見えません。 この両者の決定的な違いである実体の有無の差は、実は単純に「材料」の違いだけです。
2015-03-25 09:57:26ネット麻雀の麻雀牌は、唯一、「電気信号」という材料だけで作られています。この電気信号というものは、やはり見ることも触ることもできません。 ただ先に説明している通り、材料の違いだけでしかないのですから両者は別ものとは言わず、同じものに過ぎないというわけです。
2015-03-25 09:57:34もっと言えば、麻雀牌の起源から想像していくと、リアル麻雀で用いる麻雀牌とネット麻雀で用いる麻雀牌が同じデジタルだと推測しやすいかもしれません。実は、麻雀牌の起源は、札(ふだ)、いわゆる紙で作られていました。私達が普段使っている牌と違い、薄っぺらで軽いものです。
2015-03-25 10:05:32※すずめ倶楽部 秋田市の麻雀大好きサークルさんの「麻雀ってどんな成り立ちか!7」の画像を参考に。麻雀の起源であるマーチャオの紙札。 blog.goo.ne.jp/suzume2012/e/6… pic.twitter.com/6h5bdhYkWe
2015-03-25 10:07:02画像で見ると想像しやすいですよね。その札の大きさが半分のものを想像してみて下さい。そして、更にその半分を。そのまた半分を。これを何度も繰り返せば、最終的に見えなくなり、触って打牌することも出来ない大きさになるでしょう。
2015-03-25 10:20:48「肉眼では小さすぎて見えない&触れないくらい小さい麻雀牌を、顕微鏡で見ながら、ロボットアームを操って麻雀を打っている」というのにとても近いです。顕微鏡の代わりがパソコンやMJ5の画面であり、ロボットアームの代わりがマウスだったりする訳です。
2015-03-25 10:21:15※コンピュータを使った麻雀(この説明ではネトマ)の概念図 pic.twitter.com/DZA3yJbRsI
2015-03-25 10:22:16最後に
今回のこの内容は、ありとあらゆる方向けに隅々まで説明しました。その為とても長くなりましたが、今回の説明を通じてネット麻雀に対する誤解を少しでも減らすことに繋がれば幸いです。
2015-03-25 10:23:39