乙武さん、統一地方選挙について「有権者は馬鹿にされている」

乙武洋匡 @h_ototake

１．各地で地方統一選がスタート。選挙期間中はどうしても「立候補者が必死になる時期」だと受け止められがちだが、私たち有権者こそ「必死になる」必要があるのではないか。彼らがどんな主張を持っているのか。これまでどんな活動をしてきたのか。日頃から有権者に理解される努力を怠っていないか。

乙武洋匡 @h_ototake

２．もちろん、すべての候補者が誠実であるとは言いがたく、当選したい一心から「虚像」を作り上げている可能性は否定できない。だが、ネットの普及により、私たちは様々な情報にアクセスできるようになった。有権者として「受け身一辺倒」だった従来よりも、候補者に対して能動的にアプローチできる。

乙武洋匡 @h_ototake

３．この時期になると必ず言われるのが、「選挙カーがうるさい」。なぜ、うるさいと思われながらも、候補者たちは選挙カーにこだわるのか。それは、有権者は政策などろくにチェックせず投票するため、名前を連呼したほうが有効だと感じているから。つまり、私たち有権者が馬鹿にされているのです。

乙武洋匡 @h_ototake

４．「政策で候補者を選んでも、どうせ実現されることはない」という声を聞きます。悔しいかな、それが現実なのかもしれません。しかし、そこで諦めて政治から離れてしまうことと、それでも諦めず、少しでもマシな政治家を選ぼうと努めることと、どちらが私たちの未来にとってプラスになるでしょうか。

乙武洋匡 @h_ototake

５．選挙期間中、候補者たちは必死になります。人生をかけた大勝負に出ているのだから当然です。しかし、それは同時に私たちの未来がかかった勝負でもあるのです。冷ややかな目で候補者たちを眺める気持ちもわかりますが、彼らの主張に耳を傾けてみませんか。彼らのためではなく、私たちのために。了

リョータ @roy_mirror

乙武さんの地方選に関するツイート５つ全てRTしたけど、どうしても⑶の「有権者が馬鹿にされている」にだけ反応する人も多いな… そこじゃない。 彼が本当に伝えたいのは「馬鹿にされてることに気付こう」ではない「馬鹿にされる自分たちを見つめ直し有権者としての自覚を持ち直そう」なんだと思う