キューバのフィデル・カストロ元議長いわく、

イヌノオー＠ @inunohibi

アメリカとキューバが国交正常化交渉を始め、首脳会談も実現した。誰もが言っていることだが、遅すぎたとはいえよかった。日本は冷戦時代からアメリカの子分をやっているが、キューバの日本に対する印象は悪くない。日本もキューバと国交を結んだ。

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９０年代に東欧の共産主義政権とソ連が崩壊して、ソ連の援助、東欧からの貿易収入が途絶え、キューバ経済は危機に陥った。今までのやり方の限界を悟ったようで、フィデル・カストロ元議長は西側諸国で演説するときは、言葉をやわらかくするようになった。

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キューバ革命は資本主義と社会主義の混合経済であり、無料の医療・教育・社会保障を意味していて、臆病な社会民主主義者でも合意できる目標だ、といっている（レイセスター・コルトマン「カストロ」）。

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キューバは相変わらず共産党の一党独裁であり、国内ではマルクス主義の古めかしいレトリックが流通している。しかし外向けの顔は確実に変わった。９０年代を通じてカトリック教会の独立性が大幅に改善され、教会指導者の中には基本的人権や自由の尊重を唱えるものも現れた。

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アメリカ人は大体、キューバは共産主義の独裁者に洗脳されており、アメリカの自由と民主主義を正しく理解すれば、目を覚ますと思っている。しかしフィデル・カストロ元議長の見方では、情報が必要なのはアメリカ人だ。ＩＭＦを通じて他国の財政赤字に文句をつけるが、

イヌノオー＠ @inunohibi

自身が最大の財政赤字を抱えている。調査によれば、大多数のアメリカ人がメキシコやブラジルの首都を知らない。アルゼンチンとブラジルを混同している。「彼らはキューバのことを何も知らないのに、我々に情報を与えたがっているのだ！」