- 9632_mochi
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緊縛縄師兼写真家の長谷部と、売れない地下モデル光忠の出会いは、モデル依頼も少なくなってきて生活が苦しくな ってきたところに「特殊な撮影だけど、ギャラはいいからやってみないか?」って紹介を受ける所からかな?
2015-04-20 19:54:51ちなみに長期撮影で、写真家の家に住み込みで衣食住完備。撮影は不定期。 っていう条件に即答した光忠が、地図を片手に辿り着いたのは、表札に【長谷部】ってかかってる大きな日本家屋の玄関。
2015-04-20 19:55:31家の大きさに若干尻込みしつつも、チャイムを鳴らせば暫くして奥から出てきたのは、煤色の髪を揺らして、紬で誂えた藤色の着物に菜種色の帯を締めた長谷部で。(うわぁ…カッコイイ人だなぁ…)て思わず見とれちゃう光忠。
2015-04-20 19:56:39ボケーっと見とれてたら「なんだ?」って眉間にしわ寄せて、すごい不信そうに睨まれて、慌てて「あっ、紹介で撮影のモデルをしに、きました…」って言うと、一瞬目を見張ら居た長谷部に、脳天から足先まで嘗めるように品定めされて。
2015-04-20 19:58:07で暫く眺められた後に、「そうか、今日来ると連絡を貰っていなくてな…すまない。よく来てくれた、まぁ入れ」ってちょっと笑った長谷部に(あ、笑うと可愛いな)てなんだかキュンてする光忠くん。
2015-04-20 19:59:05「あぁー…長谷部、さん?」「貰った情報だと、お前よりも俺の方が年下だ。呼び捨てで構わん」「えっと、じゃぁ…長谷部くん 、でいいかな」「あぁ」ていう会話をしながら、とりあえず家の中案内される。
2015-04-20 20:00:25家の中を一通り案内さて、その後広間に腰を据えてお茶を出され、一息ついたところで、早速撮影を始めたいって言い出す長谷部。「ここで撮るの?」って首を傾げる光忠に「ここでないと撮れないもんでな」って冷静に返して、「これに着替えろ」って朱殷に染めた襦袢を投げて寄越す長谷部。
2015-04-20 20:01:39「これ?衣装??」ってなってる光忠が目にしたのは、今襦袢を出した箪笥の引き出しから長谷部が続いて取り出したジュート縄で。
2015-04-20 20:02:08「は、長谷部くんっ…?」「?」「そ、それ、何するの…??」尻込む光忠に、今度は長谷部が首を傾げて「なんだ 、聞いてないのか?」「ぇ、」「俺は緊縛専門の写真家で縄師だぞ」「!!??」
2015-04-20 20:02:40その後は、とりあえず撮影準備と、ジュート縄になめしをしてる長谷部に、下の毛を剃っておけ。って剃刀投げられて目の前でセルフ剃毛プレイする光忠とか??????
2015-04-20 20:03:33