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創作に使えそうな銃器の区分の話【拳銃編】

拳銃の区別の仕方をサクッと非ミリオタ向けに。 http://togetter.com/li/811251の補足的な内容なので、あわせて読むといいかも
軍事 拳銃 銃器
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上記まとめの補足的な内容です
腐ってもエビ @kusattemoevill
まず拳銃の区分は大きく分けて二種類。サイズの区分と、用途の区分。 まずサイズの区分について。現在の拳銃は大雑把にわけて、大型のフルサイズ、中型のコンパクト、小型のサブコンパクトがある。 といっても明確に分けられてるわけではなく、メーカーによって大きさはわりとマチマチ
腐ってもエビ @kusattemoevill
例えばフルサイズの代名詞的存在であるコルト・ガバメントは全長216mm、対してグロック17はグロック社のスタンダードなフルサイズモデルだけど、全長は186mmと短い。 これは使ってる銃弾の違いや、同じ会社が出している他のモデルとの兼ね合いがあるため。
腐ってもエビ @kusattemoevill
例えばグロック17は、17をフラッグシップとして、コンパクトモデルのグロック19、サブコンパクトモデルのグロック26が発売されている。 ガバメントも同様に名称違いの小型モデルがあり、それぞれの用途によって使い分けられている。
腐ってもエビ @kusattemoevill
では何故このようなサイズの区分があるかというと、大体は用途の違いにある。 例えば軍用のサイドアームとして使う場合、持ち運びやすさより装弾数の多さの方が重要になってくるので、自然とフルサイズが選択される。 逆に私服の下に隠して持ち運びたいときは、出来るだけ小さいほうがいい。
腐ってもエビ @kusattemoevill
こうした隠した状態での携帯(これをコンシールドキャリーという)を重視したサイズ選びは、制服・私服問わず警官の装備する場合や、アメリカのように民間人が持ち運ぶ場合は非常に重要。 デカくて重い拳銃をずっと携帯するとなると、邪魔に感じたり、身体的負担となってくるから
腐ってもエビ @kusattemoevill
ああ、それと手のサイズ的な問題もあるか。 フルサイズモデルは外国人の成人男性が持つことを前提に作られてることが多いので、手の小さい人種や女性が使う際、大きすぎてまともに握れない、なんて問題が発生してしまう。
腐ってもエビ @kusattemoevill
中にはサイズをそのままに、グリップを薄くするなどして、手の小さい人でも握りやすいよう対策してる拳銃もあるけど、グリップ内にマガジンを通す都合上、どうしても物理的限界がある。なので多くの場合、ダブルカラムからシングルカラムに変更し、装弾数を犠牲に握りやすさを獲得している
腐ってもエビ @kusattemoevill
まあそんなわけで拳銃のサイズ区分は、実質的に用途の区分にもなってたりする。 例外も色々とあるけど、デザートイーグルとかその他ゲテモノを出さない限り、この「装弾数や隠匿性との天秤」によって決まってると考えてれば大体おk。仕組み自体は単純だし……
腐ってもエビ @kusattemoevill
次に用途の区分。サイズによって用途が大体決まると先に書いたけど、他にも搭載してるメカの組み合わせなどによって、拳銃の用途は変わってくる。 サービスピストルとかデューティピストルとかターゲットモデルとか、なんか色々あるけど、大きく分けると軍用、警察用、民間用、狩猟用に分けられる
腐ってもエビ @kusattemoevill
ほかに競技用とかもあるけど、そっちはまた話がややこしくなるので今回は省略。 まず軍用と警察用の違い。この2つ、明確な線引きはなく、軍にも警察にも使われてる拳銃があったりするけど、それはそれ。 代表例はアメリカの、軍用はガバメントとベレッタM92、警察用はグロックという分け方かな
腐ってもエビ @kusattemoevill
軍用拳銃はまず耐久性・信頼性に重きを置かれる。いくら高性能でも、肝心なときに弾詰まりを起こすと命に関わるから。 対して警察用はというと、常時携帯しなければならないので、一定の耐久性と同時に、軽量さ・コンパクトさが求められることが多い。 この違いがM92とグロックの道筋を別けた
腐ってもエビ @kusattemoevill
『ダイ・ハード』でマクレーンがベレッタM92を持ってるように、昔は警察でもM92が広く使われていた。 が、樹脂製フレームによる大幅な軽量化と一定の信頼性を両立させたグロックが出てくると、警察はこぞってグロックを導入。重くかさばるM92の人気は下がっていく
腐ってもエビ @kusattemoevill
が、軍用の方はというと、ポリマー(樹脂製)ハンドガンはまだまだ軍の使用には耐えられないということで、何度かテストされてるものの、主力拳銃として採用してるところは今でも少ない。 メーカー側も軍用にどうぞとポリマーを売り込んでるけど、採用されても少数のみ(しかも人気はさほど高くない)
腐ってもエビ @kusattemoevill
また、比較的最近の風潮として、軍用拳銃はセーフティ類(安全装置)はしっかり完備し、警察用はトリガーセーフティ(引き金に指をかけるだけで解除されるもの)など、簡易セーフティのみという流れがある。 まあ後者はグロックがあまりに流行りすぎて、他社が追随しまくってるってのが原因なんだけど
腐ってもエビ @kusattemoevill
次に民間用だけど、これは実際かなり幅が広くて“区分”というには定義付けがチト難しい。 が、民間用は比較的「安かろう悪かろう」が受容されるので、質的に軍にも警察にも採用されないけれど、護身用にはそこまで悪くないという感じの拳銃があったりする。タウルス社の拳銃が代表例かな
腐ってもエビ @kusattemoevill
最後に狩猟用。その特徴はまず口径がデカイ。口径がデカイので勿論威力も高い。そして同様に反動も凄まじい。 狩猟用の、特に大型動物用の拳銃は軍・警察で広く使われてる9mm弾などよりひと回り大きい。 何故これら大口径拳銃が軍などで使われないかというと、とにかく扱いづらいから
腐ってもエビ @kusattemoevill
まず大口径弾は反動が凄まじい。そして反動が大きい場合、スライド式自動拳銃の構造では発射に適しておらず、どうしてもリボルバーが多くなってくる。 中には大口径を発射できる自動拳銃もあったりするけど、ジャムりまくったり、携帯が困難なほどデカかったりと、とにかく実用性が低い
腐ってもエビ @kusattemoevill
なので大口径拳銃は、どうしても高い威力が必要になる狩猟用か、趣味人のコレクション用くらいにしか買われない。悲しかな。
腐ってもエビ @kusattemoevill
もう少し詳しく用途の区分について話すか…… 軍用拳銃は、その中でまたいくつかの小区分があったりする。 代表的な例がベレッタM92とシグP226。 この2つの拳銃、米軍の主力拳銃トライアルを争ったモデルで、正式採用されたのは先述の通りM92。理由はマニュアルセーフティの有無とか諸々
腐ってもエビ @kusattemoevill
ただその後、P226は軍や警察の特殊部隊など、予算に余裕があり、使用する人間の練度が高い所で採用されるように。 理由はM92などよりも価格が高いかわりに性能が良かったから。軍用や警察用の主力拳銃はどうしても予算の問題から安いものが選択されがちだけど、特殊部隊となると話は別。
腐ってもエビ @kusattemoevill
このように、特殊部隊などでは拳銃に限らず、一般の部隊よりも高性能・高価格な装備が採用される。 民間市場でもP226は「高いけど性能のいい拳銃」と認識されてるので、映画やドラマでも“凄腕な立ち位置”の人物にはP226を持たせてることが多い。(逆にギャングなどが持ってることは少ない)
腐ってもエビ @kusattemoevill
あ、デリンジャー忘れてた。 デリンジャーっていうのはサブコンパクトよりも更に小さい、文字通りの手のひらサイズ拳銃を指す愛称で、マガジンすら持たず、バレルの尻にそのまま銃弾をセットしたりするものが多い。 とにかく隠し場所に困った時や、ここぞという時の隠し玉として偶に登場したりする
腐ってもエビ @kusattemoevill
最後にリボルバーに触れるか。 リボルバーは回転式のシリンダーを持つ拳銃のこと。西部劇のオトモ。 ただし時代遅れでロートルな形式の拳銃というわけではない。スライド式の自動拳銃よりもシステムが単純なため、装弾数が少ない代わりに、精度や信頼性はリボルバーのほうが有利だったりする。
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