伊達組手動まとめ⑬

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倶利（…たぬきのぬいぐるみが縁側に移動している…）

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倶利（…たぬきのぬいぐるみが何故か部屋の前に移動している…？）

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倶利（…たぬきのぬいぐるみが何故か文机に乗ってる…さっきから何だ……縁側に出しておくか…）

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燭台「あ、倶利伽羅ー駄目だよちゃんと片付けないと！長谷部くんがとってきた狸のぬいぐるみ、机の下に転がってたよ？とりあえず棚の上に置いたけど」倶利「！？縁側に…出したはずだが…」

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今剣「あーっくりからさん、これどうしたんですか？いいなあ」倶利「？なにが」五虎退「あ…あの、座ってる背中側に、狸さんのぬいぐるみが置いてありますぅ…」倶利「は」燭台「あれ？さっき僕部屋に置いたよね。持ってきたのかい？」倶利「……は？」

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倶利「……今剣、この狸ほしいならくれてやる」今剣「えっいいんですか？わあい！」石切「おや、今剣…それは？…戻したほうが、いいと思うけどね」今剣「え？うーん…いしきりまるがそういうなら、あきらめますね！おかえしします！はい！」倶利「…！？」燭台「わあこの瞬間曰くがついた」

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燭台「よかったの？狸のぬいぐるみ、鯰尾くんにあげて」倶利「あいつが一番安全な気がした」燭台「まあね…石切丸さんがああいうこと言うと重みがね…さて、それじゃ部屋に戻って寝よう！……っと…」倶利「………」燭台「…えーと…なんで部屋にいるのかな狸くん…」

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燭台「倶利伽羅！？狸持って何処に…あー……そっちは鶴丸さんの部屋……」同田貫「んだよ騒がしいな」燭台「あ、別にたぬきくんが…いや例のぬいぐるみがね」同田貫「あーあれ…なんか夜中に動くんだよな」燭台「え」同田貫「うっせえから部屋から出したんだけど、そっち行ったかよ」燭台「え」

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燭台「あ、おかえり！」倶利「とりあえず爺にやった…驚きがあると言ったら喜んで受け取った」燭台「そっかあ…まあ嘘は言ってないよね。あのぬいぐるみ、付喪神でもついたのかなあ？そう思えば可愛…嘘でしょ…」倶利「…なん…だと…いつ机の上に…」＼狸消えたぞ！驚きだな！／

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燭台「…まあ、これが市松人形とかだったら流石に僕も石切丸さん案件だったけど…ぬいぐるみだしね…」倶利「…気にしないのが一番、か…まあそうだな。寝るか」燭台「うん、じゃ寝っひゃうああ！？」倶利「ごふっ…な、なんだ！？」燭台「無理石切丸さん呼ぼう無理無理顔上げた瞬間目の前は無理」

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倶利「というわけだ」長谷部「何故それで俺の部屋に」倶利「あんたがとったんだろう」長谷部「最終的には、だが…いまひとつ理解できんが、まあいい。お前たちがくだらないことで寝不足になって戦に支障をきたすのは問題だ、引き取ろう。光忠はどうした」倶利「布団から出ない。とりあえず任せた」

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倶利「預けてきたぞ」燭台「ああ…もう狸来ない？大丈夫？」倶利「…保証はないが…ひとまず朝まではもつだろう。さっさと寝るぞ」＼待て狸ぃいいぃいい！！／燭台「…早速脱走してるじゃない…」＼まったく人騒がせな！／倶利「…捕まえたらしい」燭台「心霊現象に勝つ長谷部くんの機動力って」

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燭台「それにしてもなんで狸のぬいぐるみが…たぬき君のところにいる内に、自分もイケるって思っちゃったのかな…」倶利「さあ…」燭台「何にせよ、ひとまず安心だね。ということでおやすみ！」倶利「ああ」＼動くな狸！！／燭台「…明日長谷部くんの好物作ってあげよう…」倶利「…」