(承前)主人公の執事が新しいアメリカ人の主人に合わなくて「冗談を言うことも私の業務なのでしょうか」という、まあ嫌なヤツが主人公の話。『エンジン・サマー』ジョン・クロウリー(扶桑社)から「教えて。ぼくはなんなの?<しゃべる灯心草>。(続く) #スゴ本オフ
2015-04-18 15:21:05(承前)それじゃあ答えにならないよ。いま真実なのはそれだけ。」機械文明崩壊後の世界を主人公の男の子が語る物語。最後の最後で、それまでの少年が語る物語とインタビュアーの「天使」の関係がはっきりすると、それまでの物語の見え方がかわってしまいますl。(続く) #スゴ本オフ
2015-04-18 15:21:11『エンジン・サマー』ジョン・クロウリー(扶桑社)/教えて。ぼくはなんなの?<しゃべる灯心草>。それじゃあ答えにならないよ。いま真実なのはそれだけ。 もうすぐ新作が出るそうです。めちゃくちゃいいらしい! #スゴ本オフ
2015-04-18 15:21:25次の方です。「本を読むってこういうことか!」と思わせた本。「本を閉じることが惜しい」、そして「自分が図書館に返した本が、また別の人に渡ると思うとぐっとくる」 #スゴ本オフ
2015-04-18 15:22:41『エンジン・サマー』は、本を読むということは、こういうことなんだ!と絶叫する本らしい。読み終わって閉じることにこれほど無常観とか抵抗を感じるものらしい。 #スゴ本オフ
2015-04-18 15:23:11「私が書いた本を読んでください」と、みんなが書いた本を持ち込んでくる図書館が舞台。 ある女の子のセリフ「この本はわたしの体についてなんです。(中略)私の姉の体こそ本当の体なんです」女性に読んでほしい、とのことです。いやぁ、中略したところ読んでほしい!! #スゴ本オフ
2015-04-18 15:30:04ずっと表紙がアレなので損をしていた、ブローディガン『愛のゆくえ』のデザインが変わった! フェミニズムを先取りしている話なので、女性の方にオススメとのこと。本当の私では無いものに吸い取られているというヴァイダ(ワイダ?)の台詞が重い。 #スゴ本オフ
2015-04-18 15:31:36「ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!」→『パンドラの匣』から「正義と微笑」より 太宰治(新潮社)。スゴ本でなんども紹介してくださっています。太宰作品のなかでも爽やかな一作だそうです。 #スゴ本オフ
2015-04-18 15:32:57太宰『パンドラの匣』が好きで好きで堪らないchicaさんのプレゼン。自分の社会とか正義とかアイデンティティは、「家族」を単位とするだろうが、様々な人とふれあって生きていくことで、広げていく素晴らしさを示す一行→ 「ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!」 #スゴ本オフ
2015-04-18 15:35:18人が生きて行くうちに、様々な人と触れ合って多様な価値観を吸収する。「今の私は視野が狭くなってきているな」と思う時に読むそうです。「太宰だから・・・」と嫌厭しないで、すごくいいから読んで! #スゴ本オフ
2015-04-18 15:35:52そして一番好きな箇所を朗読してもらう→「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ」 #スゴ本オフ
2015-04-18 15:37:59「私は、世の中のベースには、常に本があると思っています。それは間違いありません。」→『本の力』高井昌史(PHP)出版業を背負って立つ人からも想いあふれる言葉。 #スゴ本オフ
2015-04-18 15:41:10「ゴホンといえば、龍角散」→「本といえば、紀伊國屋」→「本と言えば、amazon」なのか…… 高井昌史『本の力』からの一行は、「世の中のベースには、本というものがあります。それは、間違いありません」 #スゴ本オフ
2015-04-18 15:41:30chicaさん。TEDで北海道の植松さんのうまくいかないときに「ただいま成長中!」というスピーチに感動しました。1冊目。『パンドラの匣』太宰治(新潮社)の中の「正義と微笑」より。(続く) #スゴ本オフ
2015-04-18 15:43:49(承前)「ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!」、ひとりの少年が成長していく様子が日記形式で描かれている。主人公の恩師が辞めざるを得なく分かれるときに言う言葉。駄目な兄を信奉していた少年が、この言葉からいろんなものを吸収して成長していく。(続く) #スゴ本オフ
2015-04-18 15:43:51(承前)いろんな人と生きている間にふれ合って、ちょっとずつ付き合いが広がっていくのが人生のすばらしさ。自分自身も、もっといろいろ吸収すれば良かったと思う。そういうとき、何度も読み返します。2冊目。『本の力』高井昌史(PHP)から。(続く) #スゴ本オフ
2015-04-18 15:43:53(承前)著者は紀伊國屋書店の社長。新卒からの歴史が書いてある。その中の言葉「私は、世の中のベースには、常に本があると思っています。それは間違いありません。」。これがあるからこそ、出版業界が続いていくのだろうと思う。この熱い思いに触れてほしい。(了) #スゴ本オフ
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