海外から見る日本

レイバン那珂ちゃんのファンオンテリア @onteria_

例の叢雲提督を見て思っていた、そんな昔の自分懐かしいな。日本語を勉強する前に、ヨーロッパ言語を色々触ったよ。あれは子供の頃だから勿論好奇心満々だった。ただ「これを勉強したい」と強く思った言語は特になかった。海外言語を勉強するならその程度の決心は必要だ。とりあえずそれを放置した。

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で、初めて日本語と出会ったのはまあ、アニメの影響だ。英語吹き替えのアニメだったけどね。私は知識欲が結構強いからアニメのこともっと知りたかった。そしてそこで日本語の存在を知っていた。海外言語どころ文化まで全く違う感じだった。その時「これを勉強したい」と迷わず決めた。

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だが基本すら知らない日本語を独学するのはさすがに無理があったので、学校で初めて勉強した。学校は「漫画を読めるようになりたい」と考える人に対してそこまで甘くない。「日本を知りたい」の決心なかったら諦めるところだったね。大変だったけど、最後までなんとか進んだ。

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初めて日本に行った時の感動を上手く伝える言葉は持ってない。数年勉強していた日本語を日本で使えるのは凄く嬉しかった。勿論焦った時はあったけどそこが楽しいなと私は思う。「日本はとても素晴らしいところだ」と感じた。ただ数週間の旅行で日本のイメージを決めるのはあまり良くないことだ。

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学校が終わったところ、ネットで勉強を続きたいと決めた。勿論、日本語しか使えないところで。でもネットは結構わがままなところだから「日本語下手だな」とか「お前頭悪いな」とか言われた時は何度も。数年の苦労がそうやって叩かれるのはさすがに自信に悪い。「もう諦めよう」と思った。

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でも日本語勉強以外のやりたいことは思い付けなかったのでなんとか進んだ。色んな人と話したり、色んな意見の交換したり、とりあえず出来る限り日本の人と交流した。そのおかげで日本の深くをもっと見えるようになった。ただその先は「日本を知りすぎた」と思い始めた。

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「日本は平和なところ」には裏がある。周りを見て、「単位を落としたくない」、「帰りたい」、「仕事に行きたくない」等の声が多かった。平和な世界は一番自由のない世界。なぜならそれは皆同じ意見を持っているから。人間らしくないと言える。つまり平和な日本は自由が足りない気がした。

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日本人には最初から殆ど決められたことがある。学校で仕事が決められる。仕事決めたら他の会社で働くのは殆どない。そして犯罪を起こしたら社会的に死ぬ。例外はあるけど少ない。なかなか厳しい状況だな。つまり私が言いたいのはあの叢雲提督みたいな外国人に見せられている日本は最早幻想に過ぎない。