ヒウィッヒヒー邸

ツイッターの「#ふぁぼした人を同じアパートの住人として紹介」タグをやってみました。
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15 @_15san

209号室:アロマルさん @aromalu 108の住人の知人だったが、意気投合した管理人が連れてきた。時々別宅の方に帰っている。最近は作業部屋か書斎にこもって何か作業をしているようだ。差し入れに闇色の食べ物を持って行こう。 pic.twitter.com/95hmcLb84d

2015-04-26 11:25:26
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15 @_15san

基本的にこの棟の住人は「ちょっとあぶなかったり職人気質だったりあるいは空気や趣味が独特だけどとても魅力的な人」という感じ 仄暗さとか暗闇とかいっているけれどそんなに簡単なあれではない… 暴力性や宗教性や光からの反転、日常的な闇とかまぜこぜなんだ…

2015-04-26 11:26:53
15 @_15san

打ち止め後にふぁぼしてくださった方は客室の方にお泊まり頂いている感じです!!!ありがとうございました!!!

2015-04-26 11:29:13
15 @_15san

三式さんともお話しましたけど人が死ぬなら(死なないけど)広間がいいなあ。人気のない書斎からも、みんながいるプレイルームからも行き来できる部屋で、アリバイ工作が重要なやつ。それで操作のために開かずの間を開けましょう!となって過去の事件が掘り返されるの。

2015-04-26 11:36:00
15 @_15san

「こ、こんなとこにいられるか!俺は部屋に帰る!」「いまバルコニーに人影が…!」「空き室って…ほんとに空き室なんですか…?」「一階の三部屋の壁が貫通している件について」「プレイルームには、みんながいたんだぞ!」「…開かずの間を、開けましょう」 #ヒウィッヒヒー邸殺人事件

2015-04-26 11:38:41

共用場所なだけあって、そこは賑やかだった。
いつもは夕飯の時間になると各部屋のドアを叩く管理人が、やってこない。そう説明してくれたのはどの住人だったろうか。既にダイニングホールへ集まっている住人たちの顔ぶれを眺めながら【ゲスト】はそれぞれの様子を観察する。

ある者は手持ち無沙汰にスマートフォンを弄り、ある者は不安そうに管理人を待っているようだった。またある者は夕飯の時間になっても降りてこない隣人に電話で連絡を取っている。全員が揃っているわけではなさそうだ。

その時、一人の住人がダイニングホールへ飛び込んできた。

「た、大変だ! 書斎で……管理人が……管理人が死んでいる!」

その言葉に、真っ先に部屋を飛び出す住人。信じられないと唖然とする住人。動揺のあまり、並べていた皿を落としてしまった住人。何が始まるのかとあげた口角を隠せずにいる住人。
楽しい夕飯の時間があっという間に血生臭く、不穏な気配に支配されていくのを感じる。
――さて、自分はどうしようか。
【ゲスト】は客室に置いてきた【管理人から預かった南京錠の鍵】を思い浮かべながらダイニングホールを後にしたのだった。