「僕たちは戦わない」と、AKB48のMVの「極私的ベスト10」

ＵＷの落日 @uw_susu

極私的ベスト第2位「桜の木になろう」 ショート、フル、どちらのバージョンも良い。歌と映像のバランスという点では、これが最高傑作かもしれない。映画監督の撮ったMVを嫌がるファンも多いみたいだけれど、やっぱり「画の力」が違うんですよね。 youtube.com/watch?v=n9hNT5…

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「桜の木になろう」と「Green Flash」のMVを監督した是枝裕和は、松井珠理奈が気に入っていると思う。 主演映画を撮ってもらったら、良いんじゃないかな？

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極私的ベスト第1位「ギンガムチェック」 これ、ファンの人達には余り評判が良くないんですかね？私は本当に大好きで、何度観ても楽しい。 大島優子は勿論、フィクショナルな世界にマッチした柏木由紀と渡辺麻友が、水を得た魚のように素晴らしい。 youtube.com/watch?v=XHdcW2…

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AKBのMV極私的ベスト10 １、ギンガムチェック ２、桜の木になろう ３、さよならクロール ４、GIVE ME FIVE！ ５、ポニーテールとシュシュ ６、UZA ７、Everyday、カチューシャ ８、風は吹いている ９、真夏のSounds good！ 10、軽蔑していた愛情

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↓　こうしてまとめて見ると、我ながら偏っているなぁ。特に「ギンガムチェック」を1位にする人は余り居ないのかも知れないけれど、私には、1位だけが決まっていて、後は、その場の雰囲気で選んだんですよね。高橋栄樹監督作品は、選んでいるとキリが無いので、2作品に代表させて貰った感じですね。

ＵＷの落日 @uw_susu

B級SFやホラー映画を浴びるように観てきた私には、「ギンガムチェック」は実に楽しい作品。そんなにマニアック過ぎないところも良い。AKBのメンバー達もハマっていて、渡辺麻友と柏木由紀だけでなく、役は小さいけれど、篠田麻里子、河西智美、指原莉乃そして松井玲奈（笑）、みんなスゴく良い。

ＵＷの落日 @uw_susu

「ギンガムチェック」のMVがファンの人達にあまり評判が良くないのは、歌と映像に関連が無さ過ぎるからなのかな？ お金と時間はもの凄くかかっていますよね。高橋栄樹監督版の「ギンガムチェック」が並行して作られていたところを見ると、納期に間に合わない可能性が、かなりあったのだと思う。

ＵＷの落日 @uw_susu

「歌と映像に関連が無い」MVといえば「真夏のSounds good！」のフルバージョンなんてその極北ですよね。関係ないにも程がある。そうか！だからあのＭＶも、ファンの評判が良くないのか！私は、その「歌と映像のイメージが乖離している」ところが面白いと思うのだけれど。少数派なんだね。

ＵＷの落日 @uw_susu

お遊びでAKBのＭＶの極私的ベスト10を選んだのだけれど、自己満足のお遊びなのに「あれを選ぶべきだったか…」なんてクヨクヨ考えてしまう。2009年の高橋栄樹監督作品を入れなかったのは、やっぱりマズかったかな？それを入れるとベスト10の半分以上が高橋栄樹作品になってしまうんだよね。

ＵＷの落日 @uw_susu

特に「10年桜」は、本来、当然ベスト10に入れるべき作品なんですよね。この作品は楽曲にも映像にも「不協和音」があって、どこか引っかかるものがある。一筋縄ではいかない。だから、当時「都市伝説」みたいなものが語られたりしたんでしょうね。 youtube.com/watch?v=iyn5ui…

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ＵＷの落日 @uw_susu

AKBのMVの極私的ベスト10で、第1位に選んだ「ギンガムチェック」について、「どこが好きなのか？」を全く語っていなかった気がしてモヤモヤしていたので、少しだけ、そのお話しをしてみたいと思います。

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もう一度「ギンガムチェック」① 「ギンガムチェック」は、「アメコミ風ポリスストーリー」「ウェストサイド風不良少女物語」「Ｊホラー風怪談」「ウルトラシリーズ風怪獣物語」の4つのジャンル・ムービーが、細かく交錯する構成が実に楽しいのです。 pic.twitter.com/fv4ax9JhEP

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もう一度「ギンガムチェック」② ゴージャスでレベルの高いディテールが、素早いカット割りで連続するので情報量が多く、目くるめく様な感覚があります。これはジョセフ・カーン監督の特徴的なスタイルで「UZA」ではダンスを少し判り難くしていましたが、「ギンガムチェック」にはピッタリでした。

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もう一度「ギンガムチェック」③ 大島優子は、アクションシーンで見事な身体能力を披露しています。ジョセフ・カーン監督は大島優子を非常に高く評価していて、次に手がけた「UZA」について「僕が作った最高のダンス・ムービーだ」と言っています。 pic.twitter.com/weTpjy3Jul

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もう一度「ギンガムチェック」④ CGのようにリアリティがない美しさとオタク的な趣味を持つ渡辺麻友の個性は、フィクショナルなこの作品のムードに完璧にマッチして、実に生き生きしています。やはり「オタク心はオタクが知る」という事でしょうか？ pic.twitter.com/nGQ3Mu7G71

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もう一度「ギンガムチェック」⑤ 私がこの作品で最も感心したのは柏木由紀です。怪獣映画パートにおけるヒロインの造形は「美しさ」と「バカバカしさ」が融合した素晴らしい出来映えです。不良少女パートのダンスも見事で、この作品のＭＶＰでしょう。 pic.twitter.com/gjmcKQs3Jq

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もう一度「ギンガムチェック」⑥ ポリスストーリー・パートで、警察署に乱入したキャットウーマン風の篠田麻里子が、笑いながら銃を乱射するシーンは最高で、最初に観た時は思わず爆笑しました。 「ヤッターマン」のドロンジョとかピッタリですよね。 pic.twitter.com/eg7ZZgWG1F

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もう一度「ギンガムチェック」⑦ この作品で私が魅了されたもう一人は河西智美で、出場は少ないけれど記憶に残ります。ホラー・パートも良いですが、不良少女パートの短いダンスシーンが実に印象的で、この河西智美はじっくり観てみたいと思わせます。 pic.twitter.com/RAH3SMQPDo

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『ギンガムチェック』についてのジョセフ・カーンのコメント① 「（幼少時から日本のポップカルチャーを見て育ったので）とても日本らしいものを作りたかった」「すごく楽しい夢の世界のように、スケールが大きくて楽しいんだ」「新しいスタイルのJ-POPミュージックビデオという風に観て欲しい」

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『ギンガムチェック』についてのジョセフ・カーンのコメント② 「日本の少女たちを撮影するっていうのに、彼女たちをフェティッシュに撮る以外の方法があるなんて、私は思わないよ」

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『ギンガムチェック』についてのジョセフ・カーンのコメント③ 「アジア人の女性は、13歳に見えたら18歳、18歳に見えたらは30歳なんだ。もし30歳に見えたなら120歳ってことだよ」 →渡辺麻友や大島優子に会って、年齢を聞いてビックリしたんだろうね。彼もアジア系米国人なんだけどね。

ＵＷの落日 @uw_susu

ジョセフ・カーンがAKBで撮ったMVは、「ギンガムチェック」も「UZA」も画面のクリアさが素晴らしい。最初は「やっぱり良い機材を使っているんだろうな」と思ったのだけれど、スタッフと一緒に日本に来ているのだから、日本の機材を使って撮っているんだよね。つまり、これは技術の問題なんだ。