土方さんバースデー2015

土方さんの誕生日の様子をまとめてみたよ。近藤さんに土方さんのことを紹介出来たし、楽しい日になったから良かったら覗いてみてね。
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キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『じゃあ行ってくる。戸締り忘れるなよ』 「あ、待って土方さん!火曜日休み取ったんでご飯食べに行きましょう!しゃぶしゃぶとかどうです?」 『お、いいな。それなら仕事終わりに待ち合わせか』 「外で待ち合わせてデートって、やっぱりドキドキしますね」 『そうだな…可愛いな』

2015-05-03 13:00:30
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

「えっ」 『変わらず些細なことで喜んでくれる総司が可愛いなぁと』 「…何か恥ずかしいです」 『そのままでいてくれ』 「…はい」 『じゃあ行ってきます』 「行ってらっしゃい、土方さん!」

2015-05-03 13:05:14
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

土方さんとの待ち合わせまでまだ少し時間があるけど、買い物が早く終わっちゃったから早めに駅に来ちゃった。 「土方さん、何時に来るかなぁ」 うずうずしながらスマホを開いたらその瞬間に電話がかかってきた。

2015-05-05 17:30:17
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

「わっ!あ!も、もしもし!」 『どうしたんだ総司、そんなに慌てて』 「あ、近藤さん!スマホ開いた瞬間に電話来たんでビックリしちゃって」 『ハハッ!それはビックリさせてすまなかったな』

2015-05-05 17:35:16
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「フフ、大丈夫ですよ。どうかしました?」 『時間が出来たから店のほうに行こうかと思ってな』 「あ、ごめんなさい…今日お休みなんです」 『そうか…もう駅着いてたんだが…残念だが仕方ないな』 「え?駅にいるんですか?」

2015-05-05 17:40:17
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周りを見渡してみると、見覚えのある長身が少し離れたところにいた。 「近藤さん!」 少し大きな声で呼びかけると、近藤さんはこっちに振り返った。 『総司!なんだ、誰かと待ち合わせしてるのか?』 「ええ、前に話した恋人とこれからご飯に行くんです」

2015-05-05 17:45:16
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『…ということはここで一緒に待っていればそいつに会えるんだな』 「え、あ…そうですね。会いたいですか?」 『当たり前だろう?息子も同然の可愛い総司の恋人だぞ?一回会っておかないとな』 「本当にお父さんですね」

2015-05-05 17:50:15
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『総司!待たせてすまな…』 「あ!土方さん!お疲れ様です!」 『総司…こちらの方は…』 「この人が僕の恋人の土方さんです。で、こちらは近藤さん。僕の初めてのお客さんです」

2015-05-05 18:01:48
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『近藤さん…やっぱり!近藤さんですよね!?覚えてないかもしれませんが俺、歳三です!土方歳三です!』 『歳三…おお!トシか!ハハッ!立派になったな!』 「え?知り合い?」 『昔お世話になった方なんだ。近藤さんに出会えたから俺は真っ当に生きてこれてるようなもんだ』

2015-05-05 18:05:18
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

「なら今日は近藤さんも一緒にご飯行きましょうよ!今日ね、土方さんのお誕生日なんですよ」 『俺からも是非!』 『二人がいいなら行こうか。息子のように可愛がってる総司の恋人が弟のように可愛がってたトシとは…嬉しいな』 ビックリした!土方さんと近藤さんが知り合いだったなんて!

2015-05-05 18:10:24
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

平日だったお陰かな、人数が増えてもお店は対応してくれた。個室のお店で、僕と土方さんは並んで近藤さんの向かいに座った。…面接みたい?

2015-05-05 18:20:17
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『まさかまたトシと会えるとは思わなかったな』 『俺もビックリしました』 『何年ぶりだろうな…俺が交番勤務から移動になったのが22だから…14年ぶりくらいか』 「14年前…僕小学生だ」 『その話はやめてくれ総司…』

2015-05-05 18:25:17
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

「で、近藤さんと土方さんはどういう関係なんです?」 『俺が交番勤務だった頃に補導したんだ』 「補導!?」 『中学の頃は荒れてたからな…』 「中学…あ、そっか」

2015-05-05 18:35:16
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

土方さん、中学の時に親御さんを亡くしたんだっけ。 『近藤さんが色々話し相手になってくれたり叱ってくれたりしてな。それで俺は更生出来たんだ』 「警察官になったのも近藤さんに憧れて?」 『ああ』

2015-05-05 18:40:15
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『ハハ、嬉しいな。…で、二人はどういう馴れ初めなんだ?』 僕がデリ嬢やってたことは伏せて説明した。さすがに僕がデリ嬢だったことは誰にも言えないよね。

2015-05-05 18:45:15
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『そうか…トシ、ちゃんと腹括って総司と向き合うって決めたんだな?』 『はい。保護者ではなく、恋人としてちゃんと向き合っていくつもりです』 『…ん。総司を頼むぞ』 『…はいっ』 『総司を泣かせたらぶん殴るからそのつもりでいろよ』 『はい!』

2015-05-05 18:50:16
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

「ねぇ近藤さん、土方さんの子供の頃ってどんな子だったんです?」 『バラガキだったなぁ。ずっと眉間に皺寄せてな、何かあるとすぐ噛みついてきて…』 『近藤さん!恥ずかしいのでもうその辺で…』 『はっはっ!だがな、真っ直ぐで気持ちの良い奴だったぞ』

2015-05-05 19:01:04
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

「可愛かったですか?」 『可愛かったぞ』 「いいなぁ!僕も見たかった!土方さんってば昔の写真とか全然持ってないんですもん!」 『恥ずかしいからやめてくれ…』

2015-05-05 19:05:20
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『トシは本庁か?』 『はい、警ら隊です』 『そうか。俺も今本庁なんだ。また飲みに行こう』 『はい!』

2015-05-05 19:10:17
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

「ずるーい!僕も仲間に入れてください」 『もちろん総司も一緒にだ。…二人で指名は出来るのか?』 「出来るんじゃないですか?されたことないですけど」 『二人で同じ子を指名するなんてまずないからなぁ』 「普通なら気まずすぎますもんね」

2015-05-05 19:15:19
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『…すまない、ちょっとトイレに行ってくるよ』 「はーい。ここ出て右へ行った先ですよ」 『分かった』 「行ってらっしゃーい!…今のうちに!」 『?』

2015-05-05 19:30:20
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

近藤さんがトイレに行ってる間に! 「はい土方さん。お誕生日おめでとうございます」 『おお、有難う。開けてもいいか?』 「どうぞ」 ニコニコしながら包みを開けていく土方さん。喜んでくれるかなぁ…。

2015-05-05 19:35:16
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『…お、ネクタイとネクタイピンか』 「ネクタイは何本あっても困らないでしょう?」 『困らないな。嬉しいよ。早速つけてみるか』 「是非是非!」 …ああ、見立て通りだ…。 『…どうだ?』

2015-05-05 19:40:19
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

「すっごく似合ってます…やっぱり格好良い」 『照れるな』 「本当のことですよ?土方さんは僕の自慢の格好良い彼氏ですから」 『総司も俺の自慢だよ』 「フフ」

2015-05-05 19:45:15
キャバ嬢ソウちんbot @kyabasouchin

『ただいま…お!トシ、そのネクタイプレゼントか?』 『あ、おかえりなさい近藤さん。そうなんです。総司はセンスが良いから良い物を選んでくれました』 『似合うじゃないか。さすが総司だな』 「フフフ」

2015-05-05 19:55:14