失われた時を求めて――『「絶望の時代」の希望の恋愛学』を読んで思ったこと
『「絶望の時代」の希望の恋愛学』を読み始めたが、これまでの宮台先生の性愛にまつわる言説を総まくりしてる感じだな。実存にチクチク刺さる。
2015-05-05 01:15:18『「絶望の時代」の希望の恋愛学』を読み進めているが、何でもいいからデモに参加して街を練り歩くときに感じる気持ちよさと、「変性意識状態」のナンパには通底するものがあるような気がしている。
2015-05-05 23:04:38「心理ゲーム」と称して、飲み会の席で、「あなたの自分がほめられたいところと、どういうふうにほめてほしいかを詳しく紙に書いてください」というコミュニケーションゲームにつきあってもらったことがある。その紙を引いた人が書いた人をほめるんだけど、あれはなかなか面白い。
2015-05-05 23:48:47口ベタで人づきあいが苦手な自分が、心理学やカウンセリングを学んだり、ワークショップに参加することで、幾分改善された。それで、コミュニケーションの練習もかねて、いろいろな「心理ゲーム」を考えて、実践して自分と相手をモニターするということをやっていた。→
2015-05-06 01:10:31→そうすると、自分が相手の語る「物語」に反応し、魅了されていることに気づいた。「物語」がフックとなって相手の世界に没入できる可能性を知った。
2015-05-06 01:14:03ゲシュタルト療法をベースにしたワークショップに参加して得た最も大きな気づき(アウェアネス)は、宮台真司先生が指摘していた通りのことだった。つまり「主体の内面では複雑な感情の動きがあって生じている反応が、外的にはただそうした状態をもたらすボタンを押しただけ」という構造。
2015-05-06 01:23:47ワークでカタルシスは生じ、終了間近で僕は思わず号泣したけど、それを後で反芻して、よく考えてみる。すると、そうした反応を導くファシリテーターの技法とワークの構造に思い至る。
2015-05-06 01:32:38ワークがそもそも「インチキ」だとかいう話ではまったくなく、人間はある一定の条件が揃うと、ある反応が表れる、ということだと思う。その意味で、そうした条件を満たせるファシリテーターは優秀だと言える。
2015-05-06 01:49:49外界の刺激を遮断され続けると幻覚が表れる。誘拐されて生命の危機を感じる緊張状態におかれ続けると、犯人に依存的になって服従し、誤った認知をしてしまう「ストックホルム症候群」が生じる。様々な条件における人間の感覚に思いを至し、目を開かれる。
2015-05-06 02:01:38ゲシュタルトワークで僕は「変性意識状態」に入っていたと思う。ワークの期間中のある日、早朝に目が覚めて、子どもの頃に母と離婚して別れた父のことを走馬灯のように思い出し、長年彼に抱いていた憎悪が解消される感覚を覚えたりもした。
2015-05-06 02:10:27『「絶望の時代」の希望の恋愛学』で、ナンパや性愛との関連で言及される「変性意識状態」のことを考えるとき、濃密な体験として想起するのは、このワークのことだ。
2015-05-06 02:18:43あともうひとつ。洋服の衝動買いがやめられなくなって、その借金返済のためにデリヘルをやっているという女の子に話を聞いたときのことを思い出す。アロマキャンドルの灯りを見つめ、自分の内面をのぞき込むように僕の問いに答えてくれたあの女の子は、「変性意識状態」だっただろうか。
2015-05-06 02:25:18参照
ナンパ素人が高石さんとシンジさんのカリスマナンパ師に指導を受けながら、渋谷でナンパしてみた企画「もしコミュ障の童貞男子がカリスマナンパ師にナンパを教わったら【もしドナ】」(前編) bit.ly/1cl6y7g (後編) bit.ly/1cl6IeT
2015-05-06 16:36:23