ルールとしての道路、風景としての道路

大山顕 @sohsai

@hachim088 @hajimebs 車じゃなくて、生身の人間だったらどうなるかを考えてみるとおもしろいかも。「さあ、ここに並んで！」とだけ言ったどう並ぶだろうか。

大山顕 @sohsai

@hachim088 @hajimebs たぶん車と違って線の上に並ぶよね。

八馬智 @hachim088

@sohsai @hajimebs なるほど。たぶんそうなりますね。

石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

@sohsai @hachim088 ほとんどの道路の「最後の行き止まり」は駐車場なんだよな。日本中に網目のように配置されている「道路」を辿って行くと、枝分かれしたあげくに住宅地の細街路になって各家のカーポートで行き止まるという。

石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

@sohsai @hachim088 我が家のお隣の、ファミリーワゴン停めてあるカーポートが日本の道路の「水源」のひとつなのかと思うとなんとも感慨深い。

大山顕 @sohsai

@hajimebs @hachim088 あー、なるほど。八馬さんの「直交」で言うと、車と人間の最大の違いはその場で方向転換ができるかどうかだ。人間に「行き止まり」はない。

八馬智 @hachim088

@sohsai @hajimebs あーそれ面白い！たしかに車は進行方向がほぼ限定されている。

八馬智 @hachim088

@hajimebs @sohsai 「水源」ってすげえアイデアですね。。。

石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

@hachim088 @sohsai 住宅のカーポートを車両／道路系の水源に見立てると、ディスニーの駐車場が広大な洪水調整池に見えますね。

八馬智 @hachim088

@hajimebs @sohsai 僕は高速道路のSAが遊水池に見えてきました。

八馬智 @hachim088

住宅のカーポートが水源、そこから小河川が集まって大河川たる幹線道路、そして高速道路に。

大山顕 @sohsai

@hajimebs @hachim088 2005年の武蔵美 原研哉ゼミの卒業際作のひとつに四万十川の水源から河口までの水面を道路にする、という冴えた作品がありました。これ見るとぼくらがいかに車線幅をものさしにしちゃってるかが分かる。 pic.twitter.com/dJmV8a5hPM

拡大

八馬智 @hachim088

@sohsai @hajimebs おおおお、これは冴えてる！車線数が単位なんだ。。。

大山顕 @sohsai

@hajimebs @hachim088 ガードレールはカミソリ堤防だな。

石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

@sohsai @hachim088 道路って、大山さんの言うルール、つまり車道とか歩道とか国道とかいう「制度」としての意味と、大通りとか路地とかいう「空間」としての意味と、抜け道とか近道とかいう「移動行為」としての意味とが重なってるよね。

大山顕 @sohsai

ああ、そうか。いわゆる「道路」は引かれたものだけど「路地」は建築などに利用された面積間の「残余」として表れるものだとすると、滑走路の植生は、そこに生身で降り立つことを想像すると「路地」に思えるから奇妙に感じるんだな。ちがうかな。 twitter.com/hajimebs/statu…

八馬智 @hachim088

@hajimebs @sohsai 「車」という暴力的なマシンによって「制度」を強化せざるを得なくなって、それが「移動空間」を浸食するように影響を与えてきているんですかね。

石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

@hachim088 @sohsai 車のせいというよりも、「車両―道路系」っていう「セット」ですよね。

八馬智 @hachim088

@hajimebs @sohsai かつて道路の設計にも関わっていたのに、こんな発想はできなかった。。。ありがとうございます！