- yuitest_mlp
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さくちー140
その初春には似つかわぬタンクトップという薄い衣を纏い、一目見た限りでは日本の国のものとは違う顔立ちと外国人オーラを放つ日本人。ただしそのものの外国語=英語力は耳に轟くほどすばらしく、膨大なネットワークでは世界の交流にとても強い武器となっている。あと7UPを吹く #さくちー140
2015-05-10 01:49:46AJ140
路地に残るリンゴの香りが、通りがかった者の腹を鳴らす。進むごとに混じる匂いはバターとシナモン。お国訛りのある口ぶりで、金髪の少女が客を呼ぶ。そばかすのある笑顔も愛らしく、毛並みは日向色にきらめいている。 「アップルパイだよ、食べてって!」 抗える者がいるのだろうか? #AJ140
2015-05-09 19:28:41勉強とかより兄貴とバァちゃんがリンゴ収穫手伝いとか、妹の世話もしなきゃいけないのに学校で座ってる場合じゃない と思っていつも放課後から急ぎ帰り 今日もまたあの白いユニコーンから視線を感じた メーンハッタンっ子みたいないつもきっちりしてるし、接したら距離取るし、変な奴 #AJ140
2015-05-05 22:48:06混沌蝶140
知ってたわ。私だって、動物のことならわかるもの。 子馬一頭を支えることなんて、蝶がいくら集まったとしてもできやしない。誰かの手助けがない限り。 そうでしょう? #混沌蝶140
2015-05-11 23:51:15@hyakujitukou あいつとあの子が仲良くなって、俺の周りはめちゃくちゃだ。あいつが変なことをして迷惑かけるたびに、あの子は注意するけど、その時はいつも笑顔なんだよ。俺たちウサギや他の動物に叱る時と違って、なんでだろ? #混沌蝶140
2015-05-11 23:45:07あのひとの様な力があれば、都合も構わず呼びつけちゃうのに。退屈な午後に益体も無い事を考える。蹄で指は鳴らせない。代わりにぱちりとウインク一つ。 「や」 「きゃっ!?」 いつも通り突然現れただけなのに驚きすぎだよ。顔を真っ赤にしたフラタを混沌の精は訝しげに見つめた。 #混沌蝶140
2015-05-10 02:30:23姉妹140
姉上の顔へと近づいた。 そうした理由が未だにわからぬ。 姉上がどんな夢を見ているのか知りたくて、探りたかった。 けれども、いい夢を見ていようがいまいが、構わない。 ぐっすりと眠る顔を見るだけで、安心感を覚えた。 くすり笑うと 「ほんと無防備だな」 不覚にも悶えた。#姉妹140
2015-05-05 21:43:56@sira_ken_ こちらはご覧のとおり、モデル(?)文章体です。 ハッシュタグでございます、#姉妹140 を使って、奮ってご参加ください。
2015-05-05 21:46:11重なった身はお互いの温もりを確かめ合うため。 重なった蹄はお互いの思いを確かめ合うため。 「るる」 姉上は目を潤ませた。 居場所を求めた。 「おねがい」 姉上の手がそっと腹部の下まで伸びていく。 「ずっとこのままでいて」 重なった唇はお互いの愛を確かめ合うため。 #姉妹140
2015-05-05 22:12:29時折姉が暗い顔をして微笑むことがある。その笑みは妾に向け、暗さは己に向いている。過去よりの戒めを噛みしめている。それに気付くまでに幾ばく時間を要した。だが… そんなことより妾はお姉様と楽しいがしたいぞ。遊ぼう。 次にそんな顔をしたら、妾はそう言うのだと心に決めていた。#姉妹140
2015-05-10 00:26:33夜なんて来なければいい。誰もが眠りに着いてしまう荒涼なんてなくなればいい。みんなが一緒にいられる昼間だけが続けばいい。千年の暗闇から脱けたあとですら、時折子供のような我がままが胸のうちに溢れ出す。月は昇らねばならぬというのに。可愛いあの子を、二度と独りにしたくない。 #姉妹140
2015-05-10 01:32:04「姉上は全部持ってるからそんなことが言えるのだ!」 「私は全部なんて持っていません」 「何を!? 何を持ってないというのだ!? もう充分ではないか! これ以上、姉上は何が欲しいと言うのだ!?」 「私は『欲しい』なんて言葉、言ったことはありませんっ!!」 「!!」 #姉妹140
2015-05-10 00:00:27そうよ馬鹿よ、私も貴女も。炎の中で叫ぶ夢を見ては、汗にまみれて飛び起きるのです。 たぶんあれは、救いの夢 #姉妹140
2015-05-10 00:23:25太陽を上げる時間ではないか! ルナが直前になって気付き姉の部屋に駆け込むと、セレスティアは不自然に姿勢を正し、ベッドに横になっていた。これはおはようのキスを、という合図だ。ルナがやれやれと頬に口付けをすると、わざとらしく伸びをし体を起こした。 新しい1日が始まった。 #姉妹140
2015-05-09 01:33:35月を下ろしたルナは翼を広げ、城で一番高い塔の上へと飛翔した。東の山の端を明るく染めて太陽が昇り、エクエストリアを照らし出す。ここが彼女の姉が守った世界。妹と引き換えに守った世界。 もう一度だけ、セリーに甘えたかったな。 夜の姫は薄く笑うと、諦めた様に寝所へと向かった。#姉妹140
2015-05-10 01:00:26なぜあの時、この魔法を学んでしまったのか なぜお互いに、この魔法を知ってしまったのか なぜあなたは、この魔法をあの時、私を月に追いやる時に使ったのか あなたの罪でもあると思ったのですか? なぜよりにもよって、 お互いの心を入れ替える魔法などを 使ったのですか? #姉妹140
2015-05-10 10:08:59