妄想∞ 安田章大 × たらこなるなるずコラボ

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⑴] "安田ー！" ｢なにぃやぁ、今忙しいねんけどー！｣ いつも忙しそうだなぁ みんなに大人気だもんなぁ 安田くん、あの時の事なんて覚えてないんだろうなぁ すると不意に彼と目が合う あ！やば！// 今にこってされた？// なんて気のせいか

たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

[たらこなるなるずコラボ⑵] 安田くんの事を気になり始めたのは、去年の１年生の時。 違うクラスだったし名前も知らなかったから、綺麗な顔立ちの男の子だなぁって思う程度だった。 そんなある日、１人で階段を上っていた時に事件は起こった。

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[たらこなるなるずコラボ⑶] やばい、遅れる！汗 先生の手伝いをして次の授業に遅れそうな私は階段を急いでかけ降りていた。 急がなきゃ…！ あっ… 私にはその瞬間がスローモーションに見えた ｢ちょ！あぶなっ！｣ 『え？』 階段から落ちたと思えば暖かい温もりが広がった

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[たらこなるなるずコラボ⑷] 一瞬状況が理解出来なかったが、踊り場に倒れていた私 の下には、なぜかあの男の子 『…えっ！』 「だいじょーぶやった？」 頭を抱えられて体を起こされる。 「落ちんようにしようと思ったけど一緒に落ちてもうた」 そういいながら微笑んでくれた。

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[たらこなるなるずコラボ⑸] 『あ！ご、ごめんなさい！ 怪我はないですか？汗』 ｢こんくらい気にせんでぇ、 それより君の方が心配やわぁ｣ 『私は全然平気です』 ｢そかそかぁ♪なら良かったわぁ …あのーもう大丈夫なんよね？｣ 『え？はい…』 ｢退いてくれへんかな？笑｣

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[たらこなるなるずコラボ⑹] 『ひゃっ！ごめんなさいっ…！』 急いで男の子の体から離れる。 「ははっ、そんな急がんでもええけど笑」 その時、授業開始のチャイムが鳴った。 「あっ…じゃあ、またな」 手を振りながら走っていくその子を私はその場に立ち尽くしたまま見送った。

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[たらこなるなるずコラボ⑺] 私はしばらく放心状態。 すると廊下の向こうから先生が… "おーい、そこの生徒ー！もうチャイムなったぞー！" あ！ 私は急いでその場を後にしたが先ほどの余韻はまだ消えていなかった 整った顔だったな…女の子みたい…

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[たらこなるなるずコラボ⑻] ＿＿なんてことがあったんだけど、 そんな事覚えてるのは私だけだよねっ。 新学期でまだ慣れない席に座り、窓の外をどことなく見つめる。 「なーあ！」 偶然にも斜め後ろの席の安田くんに、肩をシャーペンでつつかれる 「なっ、なにっ？//」

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[たらこなるなるずコラボ⑼] ｢なぁ○○ちゃん、消しゴム持ってるぅ？｣ 『え？…あっうん！はい、どうぞ』 ｢ありがとう♪｣ 満面の笑みで言う彼にドキッとしてしまった あの時もこんな笑顔だったなぁ 安田くんともっと話したい もっと知りたいな…

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[たらこなるなるずコラボ⑽] すると何故かまたドキドキして来た。 これ、もしかして…？ チラッと横目で安田くんを見ると、宿題をしていた。 伏せ目がちで真剣な表情…。 心臓が一度大きく脈打った。 そこで私は確信した。 私、安田くんの事好きなんだ…

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⑾] 安田くんの事を好き と気付いたけど、それを行動に移せないのが私… まぁ付き合うとかは苦手だし、もっと話せたらいいなぁって思うのが限界… どうやって話しかけていいのかもわからない はーぁ… 何も行動に移せないまま時は流れ、修学旅行がやってきた

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[たらこなるなるずコラボ⑿] 修学旅行先で行った水族館での自由時間。 班で行動しろよー、と先生が言うものの、守る人なんているはずもなく。 私も友達２人と一緒に水族館の中を回っていた。 クラゲが綺麗だったから立ち止まって眺めていると、人混みの中に消えていく友達が見えた。

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⒀] 『え、ちょっと待っ…』 そして私も人混みに流され… ｢つっかまーえた♪｣ 不意に掴まれた右手から視線を上げるとそこにはいつものように満面の笑みを浮かべる安田くんがいた 『安田くん？！』 ｢なんか流されてたから咄嗟に捕まえてもぅた♪笑｣

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[たらこなるなるずコラボ⒁] 鼓動が速まる。 『あれ、てか安田くん、１人…なの？』 「あぁ、俺も流されてもうた笑 　１人寂しいし一緒に回らへん？」 『う、うん、いいよ…/』 握られていた右手が解放され、 二人並んで水族館の中をまわる。

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⒂] ｢うわぁ！見てこれ！おっきいなぁ｣ そう言って水槽に張り付いている彼はまさに無邪気そのもの笑 そんな姿にもドキドキしてしまう ｢次あれ見ようやぁ♪｣ いつも後ろの席の彼を真横で見られるなんて思ってもみなかった… なんか不思議だなぁ…

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[たらこなるなるずコラボ⒃] てか修学旅行で好きな人と回るなんて、凄いことしてるなぁ… 「イルカめっちゃ可愛かったなぁ！」 『…』 「…？○○ちゃん？」 『…あっ、ごめんボーッとしてた！』 「あはは、大丈夫？ 　○○ちゃんって面白いな♪」 恥ずかしいけど話せて嬉しいな/

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⒄] ｢なぁ、○○ちゃん？今日さ、この後も一緒に居れん？｣ 『へ？！』 ｢やって○○ちゃんめっちゃおもろいねんもん、一緒に居りたくなったんよ笑｣ 『あ、もちろん大丈夫だよ？』 なんか、変に期待してしまった← ｢行きたい所あんねんけどええかな？｣

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[たらこなるなるずコラボ⒅] 『どこ行くの？』 「んー まだ内緒♪」 ふーん？ まあいいか♪ 一緒に居れて嬉しいな// 話をしながら水族館の近くのお洒落な通りを歩く。 「あ、ここ！」 安田くんが指さした先にはカフェ。 「ここ、めっちゃお洒落やない？入ろうや！」

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⒆] お店に入って安田くんが真っ先に頼んだもの… ｢わぁ！来たでぇ！美味しそう♡｣ 『安田くん、苺好きなの?笑』 ｢せやねん！苺パフェめっちゃ好きやねん♪｣ 好き…かぁ 当然、私の事じゃなくて苺パフェの事言ったんだけどなんかドキドキしちゃった汗

たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

[たらこなるなるずコラボ⒇] 美味しそうに食べる安田くん。 私も向かい側の席でチョコパフェを頬張る。 「なぁ、苺いる？」 『いやっ、いいよ！//』 安田くん、さらっとそんなこと言っちゃうの！？ 「ええのー？美味しいのに」 『うん、大丈夫だから！//』

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⑵⑴] やっぱ貰えばよかったかな… あーんのチャンスだったかも… なんてそんな勇気ない。 はーぁ。 ｢はい、あーん｣ そう聞こえたと思うとなぜか私の口には苺が入っていた 『…え？！』 ｢口ぽかーん空いてたからやっぱ欲しいんかなぁと思って笑｣

たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

[たらこなるなるずコラボ⑵⑵] 『あ、ありがと…//』 「な、美味しいやろ！？」 『うん//』 これって傍から見たらカップルに見えるのかな…// 安田くんと私が… …なんて、無い無い！ 私なんて安田くんとは釣り合わないよね… 「あ、そろそろ集合時間になるかも！」

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⑵⑶] 『あ、ほんとだ！行こっか！』 本当はまだ二人で居たいけど… 店を出て小走りでホテルへと足を進める。 『安田くん！』 ｢んー？なんやぁ？｣ 息を切らしながら精一杯伝える 『楽しかった！ありがとう！』 すると急に足を止める安田くん。

たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

[たらこなるなるずコラボ⑵⑷] 「…なんか、まだ俺戻りた無くなったわぁ笑 　ちょっと散歩せえへん？」 『…うん！いいよ！』 安田くんから誘ってもらえるなんて嬉しいな…// 「どうせ点呼も適当やし大丈夫よな」 『そうだね！』 二人で抜け出してるみたいでドキドキするな//

なる子 @eight_story_nar

[たらこなるなるずコラボ⑵⑸] ｢なぁこれ見て、ここ真っ直ぐ行ったらホタルが見える所があるねんて！行ってみぃひん？｣ 『うん行きたい！』 ｢決定やな♪｣ 『でも結構暗くなってきたよ？大丈夫かな？』 ｢こうすれば離れる事はないやろ？｣ そう言って安田くんは私の手を握る