周波数トレーサー式周波数表の編集方法について
【周波数トレーサー式周波数表修正】 さて,今回周波数表修正に使うツールは,UTAUプラグインの周波数トレーサー2. 左下の音声読込ボタンで周波数表を修正したいwavを選び,真ん中下のボタンで音声補正モードにします. pic.twitter.com/7AvRTyG0yu
2015-05-17 21:15:42【続き2】 図の赤枠部分が周波数トレーサが解析した音程データで,初期状態では緑のラインが「最も妥当と判断された音程」白の点線が「緑のライン以外の音程候補」になっています. pic.twitter.com/Vh9T5BPvQC
2015-05-17 21:18:21【続きの続き】 白い点線をドラッグすると,図のように緑の線を変更することが可能. 一番上の黄色い波形部分を右クリックすると緑の線を周波数表としたエンジンを通したときの出音が聞けるので,妥当な音程を選ぶ pic.twitter.com/zc4p2WwA3k
2015-05-17 21:20:54【続きの続きの続き】右下の挿入をクリックすると,oto.iniとfrqファイルがwavと同じ階層に作成されます. oto.iniはいらないので消してOK. この方法で周波数表を作成/修正できます. pic.twitter.com/eqv8Kpg92O
2015-05-17 21:22:45【最後に1】この手法のメリットとしては 1.そもそも周波数トレーサのF0推定精度が高く,ほとんど一発で成功する 2.推定失敗した場合も第2候補以降が表示されるので,原音を加工せず妥当な値を選べる
2015-05-17 21:24:47【最後に2】デメリットとしては 1.wav1つごとに保存読込を繰り返さないといけないので破綻したファイルが多いと死ぬほどめんどい
2015-05-17 21:25:04これは予想なんだけど,周波数トレーサー式の周波数表生成は普通の原音に比べて音程変化が大きい原音に強い.だから連呼式でもメリットが大きい. その一方でwavを分割する(増やす)スタイルとは死ぬほど相性が悪い.
2015-05-17 21:26:44