吉川友 7大都市ツアー2015 ～友言実行!～ 仙台 2015年4月26日

iwashiryo @iwashiryo1

安西先生…下り階段がつらいです…

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もう凄い勢いで消耗しましてね。第一部ですでにまずいことになっており、まあ始まればどこかから力は湧いてくるよなと思っていたところ、第二部はその力が肉体を超えてしまいそうで。自分の到達点（※垂直跳びの）に引いたもの。そんな足元の頼れる相棒吉川ビーサンは最高の働きをしてくれました。

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端っこ・後方の皆さんは基本的にはしゃぎ過ぎでした。いい意味で。他の人たちを見て、なら自分もいいだろうと吉川友さんに合わせてその場で錐揉み回転しましたし。全部終わって吉川さんがはけた瞬間にプルプル震えながらその場にへたり込んで、傍らの顔馴染みさんとのハイタッチが気持ちよかったです。

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握手会で吉川友さんに「八月の花火」で泣くかもしれないという想定はあったのか伺いました。吉川友さん曰く「いやもう、リハーサルで何度も泣いていたもん」と。それでよくやったなあ。※というか泣くことを織り込んでセットリストに入れたということですかね。やるなあ、吉川友体制。

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吉川友さんの「23歳の公約」は「ディナーショーやる」「バスツアーやる」「また仙台で単独ライブする」、だそうです。

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【吉川友の名言】 「きっか、泣くとブサイクなんです」 （※大泣きしての絶唱「八月の花火」のあと、「花」全編通しに入る前に時間をもらって気持ちを作っている最中、たまらなくピュアな口調で）

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【吉川友の決意】 「7月にキマグレンさんはラストライブをして解散する、自分は【何としても】駆けつけるつもりでいる、ぜひ皆さんもお時間あったら行って、一緒にキマグレンさんのラストライブを応援しましょう」 （※「八月の花火」歌ってキマグレンとの絆・思い出を語ったあとで）

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吉川友さんは新グッズの特にうちわを効果的に使っていました。片面が自分の顔写真・もう片面が「ひざまずくのよ」なる奇怪なイラスト（吉川友・画）であるところ、要所要所で「ひざまずくのよ」面をくるっとこちらに向けてかざして客への【ひざまずき指示】にするという。これそういう用途だったのか…

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さらにステージから降りて後ろに回っていった際に次々と客を扇いだりしてましたね。そのうちひざまずいた客の方が一斉に目の前に立って歌う吉川友を扇ぐという、珍奇な図というか地獄絵図というか、なにこれ超楽しいんですけど。「みんながうちわで扇ぐ風に吹かれてきっか復活」とか歌っていました。

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握手会でも吉川友さんは「あれいいね、みんながきっかのこと扇ぐの、これからの定番ね」と大いに気に入ったようでした。私はというとうちわをかざして自在にファンを動かす様子が【軍配】にしか見えないのが面白くて面白くて。以前ここ仙台でイベントをしたときの「戦国大名」宣言を思い出しました。

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第二部開始前の会場内物販では吉川友マネージャー氏が机についていたのですが、【「はい500万円です」】と言ってお釣りの500円玉を渡してくれました。さらに「駄菓子屋のおばちゃん風です」と自分で説明を付け足していました。「凄い面白いです」とお礼を言うと「ははは」と笑っていました。

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第二部で「ハコの中のブルー」を歌っている最中、吉川友さんが「きっかのやりたかったこと！ヘドバン！」と叫びました。そりゃもうすぐさまこちらもヘッドバンギングですよね（メガネを押さえながら）。なので吉川さんがヘドバンしていたのかは知りません。しかし「やりたかったこと」か。初耳だった。

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吉川友さんは第二部MCで「仙台に来たときあるある」を語り（１）野菜を買う、安い、おいしい（２）ポット苗（恐らく）を買う、東京でも買えるのになぜか買う、に続けて（３）セリフ覚えの時と重なる、カフェでひたすら台本を覚える、と語り、そこから「もうすぐ発表できるお仕事」の話になりました。

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ここではっきりと吉川友さん自身の口から「このところリリースイベント・ツアー準備と平行して進んでいた」と語られ、それにより「昼夜逆転の生活がずっと続き」とも語られて、「皆さんが喜んでくれるだろう」ことであると。あー、う、うん。平行して、ね……そりゃいろいろ無理が出るよね…うーん…

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第二部も終わっての握手会でひさびさに曲数を歌うワンマンだったがコンディション的にはどうかと聞くと、吉川友さん自身としては「？大丈夫大丈夫、全然全然」だそうでした。もっともライブ自体は90分と決して長くないし曲数も絞っていたからこそとも思えます。二時間とかだと厳しかったかも。

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「花 全部」は第一楽章・第二楽章・第三楽章をセリフで繋ぐのですが、私としてはこのセリフこそがこの曲で最も期待していた要素でした。舞台で見せてくれることをライブで観たい／そういう演劇的要素の入った吉川友ライブを観たいとずっと思っていたので。存分に観られて嬉しかったです。

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※とはいえこの「ライブでセリフを言う吉川友」が観られるのは17分25秒通しの「花 全部」だけで、バラで歌うときは観られないんだけどね。

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なお吉川友さん自身としては新曲「花」のセリフパートは「恥ずかしい、あれやってる時はみんなのこと見られない、見てるようで見てない」のだそうです。しかし【「慣れてきたらいろいろふざけるかも」】だそうです。やだ期待。

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第一部でいよいよ初の「花」全編通しに入ろうという時、きょろきょろと見回して何かを探す吉川友さんが面白かったです。緊張のためお水を探していたんだそうです。そして歌い終えて「ふー！」と『宿題終えた！ 自由！』というテンションになっている吉川友さんもたいそう面白かったです。

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【吉川友の名言】 「だって皆さん、きっかが今までこれやりたいって言ってきたことは全部、【スタッフさんが実現】してきたんですよ」 （※友言実行、23歳の公約として「バスツアーやる」だの「ディナーショーやる」だのと放言したあとで、自分への信頼と実績を語る口調で）

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この仙台公演は（大泣き「八月の花火」は別格として）引き締まった進行のうえ丁寧な姿勢が見える良いものでした。勝負／挑戦／アイドル界初の新曲をはっきり中心に据えたからだと思います。構図が明快になったし、なにより高いハードルに緊張感を持って臨んだ時こそ吉川友は良い結果を出します。

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第一部・第二部ともに「こんな私でよかったら」は中間部で（実にひさびさに）ちゃんと踊ってくれて歓声を上げました。吉川さんは「今回はステージが高かったから踊った」というけど、このくらいの高さ・見やすさならこれまでだってあってそれでも「クラップー！」だったんだけどそれはいったい。

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なお「URAHARAテンプテーション」では相変わらず「クラップ煽り」でしたね。最高を見せてほしいんですが。

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さて公式ツイートにあったように「花 全部」では三章それぞれに対応した衣装がありセリフを挟んで次の章に入る寸前に衣装替えという明智探偵というか歌舞伎的な演出が見事でした。おお、ちゃんと作り込んでこの超大作をステージ表現してくれてる、というそれだけでもう嬉しくて満足度高かったです。

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吉川友さんは「花」について「吉川友がこれまでやったことがないこと」「アイドル界で他がやってないこと」をやろうという方針で生まれたと話しました。「他にないですよね」と言って歓声を受け、「曲中衣装替えなんて他のアイドルやってないですよね」と続けて、いやあるよと反応をもらうという。