宮尾粒

宮尾粒らへん おもいつき、みやおつぶ、えとせとら
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宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

読まなくちゃいけないと思って、よい詩に出会うことはあるけれど。読みたいなと思う本は、詩集ではないことは問題だね。誰の問題かは知らないけれど。#宮尾粒

2016-01-10 10:09:59
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

一本道の両側から車が来たらぶつかる(直線=一次元)。道幅を広げたらぶつからずに済む(平面=二次元)。高架にすればさらに渋滞は緩和する(立体=三次元)。もともと日常の躓きをもう少し高次(あるいは多次元)で対処したい(識りたい)。そのような認識の出発に私の詩次元があったのだ。#宮尾粒

2016-01-11 09:15:36
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

とてもいい時のあなたの詩は。複雑に傷ついたあなたの心が、切子硝子のように繊細で美しい模様を見せる。夥しい傷からは降り注ぐように、光が溢れてくる。ああ、こんな模様が描けるなら。幾らでも幾らでも僕を傷つけてくれと。赤い色彩の生を捧げて、さらに冷たく張り詰めるあなたが見えるよ。#宮尾粒

2016-02-23 13:17:30
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

よく見ていると宗教には、それぞれ独特の言葉や言い回しがある。信者には見慣れた言葉や言い回しなのだろうが。一般のひとが見るとそれは違和感がある。信仰とは、その違和感に麻痺することであるかもしれない。とすれば。信者にしかわからないものは、最早信仰であることを。詩も自覚したい。#宮尾粒

2016-02-29 11:31:27
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日常を語りながら、身は日常を超えた世界とつながっている。非日常を語りながら、身が日常を生き延びる術となっている。表現は違えど、そのような交歓がそこに起きていること。それが詩を生きることだと。今回たくさんの方のさまざまな詩と出会いながら。詩の豊かさを、そのように捉えました。#宮尾粒

2016-09-19 16:19:37
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

似て非なる秋景色:①引き際をこころえる健全細胞とどこまでも増殖するガン細胞/生前退位を望むおかたと、任期延長を望むかたや。②虚構(フィクション)と嘘つき(ペテン)/ことばだけで勝負するもの柿と、ことばだけで勝負するくにの長十郎。#宮尾粒

2016-09-27 10:11:38
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満足した一冊が出せなかったからだろう 何冊も懲りずに詩集を出し続けるのは 鳥の声も聞かず 家族の顔も見ず 友の声に答えず 満足する一編が書けないからだろう 何編も懲りずに詩を書き続けるのは ブレオーテは忘れるために書いている ばかげたことをしてるのが 自分であることを #宮尾粒

2017-03-30 10:43:55
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そうか。言葉に細工をしなくても。主体を変えると。言葉の景色は一変するんだね。嘘=カモフラージュ。主体を虚構化すれば。どこまでも本音が免罪される安全圏が生まれる。被り物(あるいは匿名性)によってはじめて語られる本当がある。主体の免除。文芸に望まれているのはその嘘だろうか。 #宮尾粒

2017-04-01 10:56:26
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

傷ついたものが、いちばん人を傷つける。人しかり、ビール瓶しかりである。これが、私の結論。悲しいのは、被害者がもはや、加害者に変貌していることに気付けなくなること。本末が転倒すれば、せっかくの肝心要が台無しになる。だから、傷つくな。できる鍛錬はそれだけ。肝心を守るために。#宮尾粒

2018-11-09 09:17:25
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