@kome_kome が語る味噌煮込みうどんの味わい

冬の昼下がり、kome_komeがいかに味噌煮込みうどんを愛でるかを 静かに味わい深く語る一連のツイートとtogeりました。
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こめこめ @kome_kome

遅いお昼は実家から送ってきた味噌煮込みうどんを食す。うどんの汁を全部飲んで、最後に土鍋の底にこびりついたうどんをれんげでこそげおとして食べて終了。

2010-12-26 14:21:39
こめこめ @kome_kome

味噌煮込みうどんの具を何から食べるかについては意見が分かれるところだ。まず、汁を飲む、これは異論はないだろう。何度も味わって予想がつくものの、熱い汁を一口味わい、その甘辛さを再確認するところから始まる。

2010-12-26 14:25:40
こめこめ @kome_kome

その味で七味をどの程度入れるかが決まってくる。その日の気分や体調によって変化するが、一般的に冬には七味を多めに入れて体を温めたいところだ。さて、具に手をつける前に、ここはまず卵やもち(入っていれば)の位置を確認しておこう。場を荒らして卵やもちを崩壊させては元も子もない。

2010-12-26 14:28:29
こめこめ @kome_kome

通常はやはり麺にいきたいところだ。口の中に汁の余韻があるうちに、あつあつの麺を頂く。まず、少量なので、汁が飛び散ることを気にすることもないだろう。山本屋の硬めの麺であれば、なおさら気にする必要もない。まずはよく嚙んで歯触りと舌触りを楽しむ。

2010-12-26 14:31:31
こめこめ @kome_kome

ここから悩ましいところだ。さて、本命の鶏肉に手を付けたいところだが、まずはかるく野菜系に手を付けるのもよし、かまぼこも捨てきれない。とりあえず、かまぼこを半分かじるというだらしないことをしてしまおう。この土鍋は自分の王国なのだ。何をしても許される。

2010-12-26 14:34:17
こめこめ @kome_kome

さて、ここからは麺と汁の量的バランスを気にしながら食すことが望ましい。美味しいからと言って麺ばかり、汁ばかり飲んでいると王国の崩壊を招く。そのなかで、鶏肉、かまぼこ、野菜系を配置していく作業となる。おっと、しいたけを忘れていた。なんという失態。

2010-12-26 14:37:46
こめこめ @kome_kome

そこは焦らず、しいたけの食感がうどんに類似していることを活かしつつ、麺と汁のローテーションに組み込むことで、難を逃れる。ふー、命拾いをした。さて、麺と汁が1/3程度になったところで、卵ともちに手を出す余裕ができる。

2010-12-26 14:41:00
こめこめ @kome_kome

なお、黄身が固い方が望ましい場合、箸をつける時間を遅くすることで調整可能だ。しかし、やや半熟の黄身が麺と味噌にからみつくのがほぼベストなタイミングといえよう。もちの場合は、汁が温かければ問題が少ないが、あまり遅くなるともちが柔らかになりすぎる恐れもある。いずれタイミングは重要。

2010-12-26 14:44:43
こめこめ @kome_kome

さて、これでほぼ終了となるが、最後まで気を抜かず冷めないうちに一気にいきたいところだ。ここからは時間との戦い。携帯が鳴るがそれは無視だ。我が王国を死守しなければならない。さて、先に書いたように、汁を飲んで、最後に土鍋の底にこびりついたうどんをれんげでこそげおとして食べて終了だ。

2010-12-26 14:48:20
こめこめ @kome_kome

今日もよい仕事をした。自分をほめつつ、店であれば心の中で”Good Job”と店員に向かって叫ぼう。なお、店員は何か用でもあるのみたいな表情をするかもしれないが、その時は、落ち着いて水をくださいと言えばよい。

2010-12-26 14:52:03
こめこめ @kome_kome

最後に飲む水が格別だ。口の中をさっぱりとさせると同時に、あの濃厚な汁や味を再度、脳によみがえる。この時、また食べたいなと感じるに違いない。

2010-12-26 14:54:42
こめこめ @kome_kome

ビバ、味噌煮込みうどん!

2010-12-26 14:55:12