父の日まとめ
- evils_mirror
- 1800
- 0
- 0
- 0
@wlw_minion_bot 「おう、サンキューな!後は俺が主賓を席に案内すっから、そっち側でゆっくりしてろよ!」 兵士の頭をそれぞれぽんぽんと撫でるとフックと美猴の方へ歩いて行った………
2015-06-21 19:06:21ピーターがフックと美猴の前まで来ると、仰々しくお辞儀をした。 「ようこそ、忙しい中サンキューな!」 「なんだ小僧、気色の悪い」 「悪いモンでも食ったのか?」 「うるせー!父の日だってアリスがうるせーから日頃の感謝を込めて祝ってやるぜオッサン共」 「貴様を養子にした覚えはない」
2015-06-21 19:37:50@sister_myxa ミクサがアシェンプテルとリンと共にワクワクした表情でピーターの挨拶を聞いている。ミクサの横でお腹を空かせたリンがテーブルの上のお菓子をそっと一つ食べ、卒倒した……
2015-06-21 19:44:38@makoro0902 @sister_myxa 顔を真っ赤にして倒れたリンにアシェンプテルとミクサが動揺している。 テーブルの上の食べ物をよく見ると、クラッカーのジャムが辛子になっていたり、チーズの上で何かが蠢いていたりと怪しいもので満載だった……
2015-06-21 19:56:10@sister_myxa @evils_mirror ミクサちゃんこれ、危ないものだから食べちゃだめだよ!
2015-06-21 20:01:47@makoro0902 @sister_myxa 「そうだ、こいつの言う通り食べてはいけない!この祝いの席は何かおかしい…早く逃げるぞ!」 しょんぼりしたミクサと舌や唇が腫れ上がったリンを抱えてアシェンプテルが走って逃げる。階段で靴が片方脱げるが、構わず走って逃げていった…
2015-06-21 20:08:17@sister_myxa 何とか不思議の森まで走って逃げて来たアシェンプテルは二人を下ろすと、ミクサが落ち込んでいる事に気がついた。 「な、泣くな、ミクサ!えっと…私の家で美味しい物を食べようじゃないか…いや、ぶとうかいに一緒に行くか?」 「ほれよりほ、おみずがほしいへふわ~」
2015-06-21 20:19:02「やっべ、メシ下げんの忘れてた…」 「なんだぁ?向こうが騒がしいな」 「気にすんなって!ほら、俺が今日作った椅子だぜ、早く座ってくれよ!」 「お、おう…よく作ったな」 「小僧にしては良い出来だが、気が進まんな…」 「いいから座れよ!」 ピーターがフックを椅子に無理矢理座らせた…
2015-06-21 20:31:07フックが座った瞬間、椅子が義手の重みに負けひしゃげた。 「ぐおっ!貴様…きちんと設計しろ!」 「悪い!さてと、パーティーの始まりだぜ!美猴、くす玉を引いてくれ!」 美猴が紐を引くと、ピエロ模様のくす玉が主賓席目掛けて降ってきた。くす玉は床を突き破り、主賓二人を落として爆発した…
2015-06-21 20:43:16@riazu_ghost 「バーカバーカ、ひっかかってやんの!お前ら先月はよくも俺をからかいやがったな!」 ピーターがくす玉で空いた穴に向かって勝ち誇ったように叫ぶと、下から音もなく金色のフックが飛んできて、ピーターを引きずりこんだ。何かを吸い込む音と銃声が船底から響く…
2015-06-21 21:56:14ずたぼろになったピーターがウェンディとティンカーベルに介抱されながら、まともなパーティーの用意を美猴、フック監修の下、行っている。三蔵法師やドライアード、りりん、サンドリヨン、マメール、ティンクらも改めて兵士に呼ばれたのか和気あいあいとパーティーの用意をしている…
2015-06-21 22:07:59@riazu_ghost 何者かがピーターを連れて逃げようと手を引いたが、ピーターの首にかかったフックがひっかかり、失敗に終わった。 「良い度胸だ」 金色の錨が飛んできている…
2015-06-21 22:12:31ミクサとアシェンプテルとリンがぶとうかいで会食を楽しんでいる。 今夜は父の日対決と言うことで、王子対王のようだ。マッドハッターやシルフ、グランマらが応援に駆けつけている横でウィッチとウンディーネが玉龍と共にテーブルの食事を平らげている…
2015-06-21 21:59:49贈り物
「サンドリヨンさーん!!助けて!お父さんへのプレゼントが思い付かないの!!」 「まぁ…肩たたき券はいかがでしょうか?」 「去年贈ったよー!」 「では、足揉み券」 「一昨年贈ったよー!」 「では…似顔絵とか!」 「大分昔に贈ったよーー!!!」
2015-06-21 17:47:37「あの…アリスさん」 「なあに」 「贈る物が大切なのではなく、気持ちを贈る事が大事なのではないでしょうか。伝える事が大切だと思います」 「その気持ちの贈り方で、プレゼントが贈りたくて、それも同じものじゃつまんないから何がいいか考えてるの!」 「でしたら…」 アリスが目を見開いた…
2015-06-21 19:16:27「お父さん、あのね…」 アリスがもじもじしながら父親に少し分厚い手紙を渡している。 目を丸くしながらも父親がアリスを呼び寄せ、抱きしめる。 嬉しそうにアリスが父親の頬に頬をすり寄せ、「お父さん大好き」と呟いた…
2015-06-21 20:49:21