井口さんの新プロダクト「ベイビー」に対する思いを綴った独白纏め。

天才井口さんのベイビーに関する思いと独白纏め。
インターネット IoT AI 井口 ベイビー
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takahito_iguchi @iguchiJP
ベイビーをなぜやっているのか?を改めて書いてみました。 medium.com/@iguchi/why-we… (英文エントリー @medium
takahito_iguchi @iguchiJP
実は人工知能をやろうとしたのではなく、元々のIoTデバイス案を突き詰めていく過程で、どうしてもAIに辿りつかあるを得なかったのです。
takahito_iguchi @iguchiJP
そして、その先にはドメスティックな成功に収まらない、グローバルなエコシステム製品を作りたいという止め難い思いがあります。
takahito_iguchi @iguchiJP
また、今までのBtoB的なソリューション型のAI製品の枠に収まらない、人と人が日々お互い助け合って、世界をよりよくできるような新しいタイプの(マシンインテリジェンスを応用した)コミュニケーションシステムが作れないか?というのがベイビーに託した開発デーマです。
takahito_iguchi @iguchiJP
わざわざサンフランシスコ中心に開発とマーケティングの現場を確保しようというのも、その止め難い思いの表れですし、もしかすると非常に難易度が高いとされたとしてもここ数年で大手に簡単に追いつかれてしまうような平凡な製品モデルではまったく面白くないとも思っています。
takahito_iguchi @iguchiJP
1年前の2014年6月、テレパシーのフェローになってから、最初は汎用のインターネットボタンから試作を開始したのですが、それからいろいろと紆余曲折があって今年始めにはあらゆる物体と語れるコミュニケーションデバイス」に至りました。
takahito_iguchi @iguchiJP
その間の経緯は、また改めて詳しく記したいのですが、そこで大きな課題に気づきました。
takahito_iguchi @iguchiJP
その「あらゆる物体と語れるコミュニケーションデバイス」仮称「キューブ」では、まるで映画トイストーリーのように物自体が生命を宿しているような感覚を体験できたら凄い!モノが命を持って人と語り合える世界を想像すると素晴らしい!そういったアイデアを元に考え出した物でした。
takahito_iguchi @iguchiJP
これはある意味インターネットオブシングスの理想形で、プログラミングや面倒臭い手続き、設定作業など一切不要で、どんな物とでも気持ち良く語り合う過程で、やりたいことがが簡単に実現できる!!あるいは物の側で自然にアシストしてくれる。
takahito_iguchi @iguchiJP
さらにはそのコミュニケーションを通じて心の充足が得られる。そういった暖かく優しい、満たされた世界をイメージすることができました。
takahito_iguchi @iguchiJP
その構想の元、どういう対話パターンがユーザーにとっての「物との対話」をエンゲージするのか?を検討する試行錯誤をずっと時間をかけて行いました。その際の方法としてはロールプレイング、ドローイング、試作ソフトによるイテレーションでしたが、この道は険しく..
takahito_iguchi @iguchiJP
長時間のトライアルにもかかわらずどうしても「人と物との対話」をエンゲージするユースケースが見つかりません。これは大問題です。技術的なファンタジーを実現しても日常の使い所がなければ製品としては成立しません。
takahito_iguchi @iguchiJP
そこで考え方を大きく切り替えることにしました!つまり、物と語り合える以前に人以外と語り合うというアプローチを成立させる必要条件はいったいなんなんだろうか?という発想に切り替えました。
takahito_iguchi @iguchiJP
更にはそのアプローチを進めた場合に、そういった製品はプロダクトとして果たしてどれほど価値のある物になるのだろうか?という疑問もありました。
takahito_iguchi @iguchiJP
そもそも人以外と語り合うというテーマそのものがとても大きなチャレンジだったのです。
takahito_iguchi @iguchiJP
要するにモノと語り合えるというユニークな世界観の手前に人が機械生命と話し合うような状態が成立するのか?あるいは実現できるのか?またはそれがビジネスになるのか?プロダクトとしてちゃんと成立するのか?の問い掛けに移行したのです。そして、そこで気づいたことが幾つかありました。
takahito_iguchi @iguchiJP
1 人は人格がない対象とは、なかなか語り合えない 2 継続的な語り合いには、なんらかの人間的な動機付けが必要 3 それらを機械的に解決できたらとても大きな利用ニーズとインダストリーが発生する といったポイントです。
takahito_iguchi @iguchiJP
まず、やはりモノと人が語り合うというときにトイストーリーやベイマックスで生き生き描かれているような人格化や性格付けは不可欠だと言うことです。クリストファーノーランのインターステラなどのハードなサイエンスフィクションですら、そこに登場するロボットには人格化が施されています。
takahito_iguchi @iguchiJP
また、人工人格を描き切った傑作の「Her」でも、スカーレットヨハンセンによる見事な(声による)演技が圧倒的に人の心を捉えています。 ああいった人間性の表現や相互作用は機械生命的な存在の持つべき不可欠の要素と言えるでしょう。
takahito_iguchi @iguchiJP
そして、それをいきなり高いレベルで(機械的に)提供することは非常に難しいですし、もしも一定の品質や機能のモノが仮に提示できたとしても、何らかの動機付けがない限りは、なかなか人は対話をしようとはしないと思います。
takahito_iguchi @iguchiJP
でも、もしそれらを乗り越えて人が自然に対話できる機械生命が実現できた場合のビジネスの可能性、発展性は無限大だと言えるでしょう。
takahito_iguchi @iguchiJP
対話的コミュニケーションが人間性を帯びた状態で機械化できた場合に応用可能な産業分野は枚挙にいとまがありません。直接的にコミュニケーションが価値を持つ領域は言うに及ばずエンターテインメント、メディア、エデュケーション、ショッピング、メディカルなど多様な分野に適用することができます。
takahito_iguchi @iguchiJP
特にコンピューターと人間との対話方法そのものが新しいコンピューティングのパラダイムになる可能性があります。今までのメニューやボタン、スクリーンや各種操作デバイスなどを軸にしたマンマシーンインターフェイスは、多くの場合、対話的なインターフェイスに置き換えれるでしょう。
takahito_iguchi @iguchiJP
とりあえず今のトレンドに乗るなら、特定業務向けの機械学習とか、そういう業態向けの専用デバイスとかは簡単にビジネスになるのかもしれない。
takahito_iguchi @iguchiJP
でも、シリコンバレーでのIoT、AI、ロボティクス、ドローンを巡る競争は本当に凄まじく、ちょっとしたアイデアやテクノロジーで簡単にしのげるとはとても思えない。時間差でドメスティック展開するとしても、それが覆い尽くされて飲み込まれてしまうのも直ぐのことだろう。
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