映画本「観ずに死ねるか！傑作絶望シネマ８８」 見どころ解説

観ずに死ねるか！ @mizushinedocu

書籍「観ずに死ねるか！傑作絶望シネマ88」が本日よりamazonで販売開始しました！ amzn.to/1GFjUH1 （書店発売は6/20）。というわけで、編集担当の尾形 @ryou0226jp が全記事の読み所を紹介します。かなりの連投となりますが、お許しを。

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読まずに死ねるか！「禁じられた遊び」by立川志らく @shiraku666 若き日の談志と円楽が、あまりの感動で号泣したという不朽の名作。『シネマ落語』でも知られる映画通の筆者が語る、悲惨極まりないこの物語が観る者の魂を震わせる理由。amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「西鶴一代女」by柳美里 @yu_miri_0622 芥川賞作家が論じる溝口健二の最高傑作。本作は、生涯を通してたくさんの男の眼差しに晒された女が、たった一人の息子の眼差しを得られない「絶望」が描かれている－－。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「少年」byモルモット吉田 @molmot 1966年、日本で実際に起きた当たり屋一家の事件に「魂を揺り動かされるほどの衝撃を受けた」大島渚の傑作。大島自身が孤児施設で見つけ「少年」役に抜擢した阿部哲夫の意志ある顔！ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「誰も知らない」by川本三郎／88年に起きた「西巣鴨子供４人置き去り」事件にモチーフに、是枝監督 @hkoreeda が着想15年を経て完成させた１本。我々はまるで聖家族のように暮らした彼らだけの世界を知らなかった… amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「オールド・ボーイ」by中井圭 @nakaikei パク・チャヌク監督の傑作復讐劇を、映画解説者として活躍する筆者が語る。この映画に僕が深い闇を感じるのは、為した事の罪深さではなく、忘れる事の罪深さだ－－。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「ミスティック・リバー」by松﨑健夫 @eigaoh WOWOW公認・初代映画王の筆者がイーストウッドの名作を。あの時あの車に乗っていなければ……。人生の選択が正しいか否かは選択してみなければわからない。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「メナースⅡソサエティー／ポケットいっぱいの涙」by向井康介@magomarkie 山下敦弘監督とのコンビで知られる脚本家が選んだ絶望的ブラックムービー。ドラッグと裏切りと人種差別が渦巻く救い無き社会！ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「みえない雲」by松江哲明 @tiptop_matsue この映画で印象深いのは、逃げることを諦め放射能の雨を自ら浴びる女子高生ハンナのシーンだ。人間が作った毒を受け止める姿は哀しく恐ろしいが、気高さも感じさせる－－ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「影の軍隊」by根岸洋之 @matchpointinc 長年、山下敦弘監督作のプロデュースを手がける筆者がセレクトした傑作戦争映画。自身もレジスタント活動家だったメルヴィルはこの映画を何としても撮らねばならなかった！ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「ヴェロニカ・フォスのあこがれ」by園子温／18才の頃、三鷹オスカーで観て衝撃を受けた１本。ファスビンダー監督の狂気が充満して、もはや映画が自身の死を誘ってると思えるほど。僕もクスリに手を出せたらどんなにラクか－－。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「地下水道」by荒井晴彦 @eigei7 「灰とダイヤモンド」を反革命テロリスト否定の映画と思った日本の観客にはわからない。Ａ・ワイダが描く行き止まりのない絶望｡革命の国への絶望。絶望しないで擁護する旧左翼への絶望。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「ジョニーは戦場へ行った」by森達也 @MoriTatsuyaInfo 辛い。悲しみではない。ただひたすら辛い。観ながら声をあげたくなる。でもどんな声をあげればいいのかわからない。一度は絶対に観るべき映画だと断言する amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「絞殺」byアサダアツシ @slantsense 新藤兼人が１ミリの手加減も無しに撮った史上最強絶望ムービー。死にたくなった時この映画を観れば生きる希望が湧くかもしれない。本作が描く絶望に比べたらまだマシだ、と。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「眼には眼を」by清水節 @Tshmz 映画評論家として活躍する筆者が、思春期に貪るように観た作品の中でも、映画的感動を越え、後々まで尾を引くことになるアンドレ・カイヤット監督の絶望シネマ。あまりに無慈悲な幕切れよ！ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「世界大戦争」by松江哲明 @tiptop_matsue 「連邦国」と「同盟国」の二大勢力間で勃発した核戦争の恐怖を、壮絶な爆破シーン（特撮：円谷英二）と共に描いた１本。松江監督がこれまで観た戦争映画のベストワン！ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「何がジェーンに起ったか？」by中村うさぎ @nakamura_usagi 筆者が小学生の頃TVの映画劇場で観て背筋が凍りついた傑作スリラー。ベティ・デイヴィスの鬼気迫る演技、残酷な結末。これぞまさに絶望！ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「フォッグ・オブ・ウォー　マクナマラ元米国防長官の告白」by北條誠人 @euro_space 渋谷の映画館ユーロスペース支配人が選んだ、この本で唯一のドキュメンタリー。筆者が本作で学んだ事は「人を単純に信用するな」 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「アメリカンヒストリーX」byモルモット吉田 @molmot 初見時、本作で描かれる狂信的排他主義は、あくまで他国が抱える問題だと思っていた。が、15年後の現在見直してみると、まるで今の日本そのものではないか！ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「ザザンボ」byオダギリジョー／高校の頃に観てインディーズの魂を植え付けられた映画です。こんな問題作を本に入れるなら僕が話すしかないだろうと。この映画や、渡辺文樹監督を知っている人と僕は確実に繋がれます。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「復讐者に憐れみを」byニブンノゴ！宮地謙典 @nibugomiyaji 年間鑑賞本数200本を誇る映画好き芸人が、見終わった後あまりのショックで２日間寝込んだ強烈な１本。絶望が「過ぎ」て、もはやエクセレント！ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「セブン」by入江悠 @U_irie 言わずと知れたＤ・フィンチャー監の傑作サイコサスペンス。ブラッド・ピットがぎりぎりの選択を迫られる超有名なエンディング以上に入江監督を落ち込ませたシーンとは？ amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「未来世紀ブラジル」by高橋ヨシキ／SFカルトムービーとして名高い本作は“管理社会の恐怖”についての映画にみえて、実は、眼の前で息子が殺されても眉ひとつ動かさない特権階級の非人間性への絶望の眼差しである－－。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「復讐するは我にあり」by二階堂ふみ @nikaidoofficial 圧倒的な芝居を見せる主演の緒形拳さんをはじめ、三國連太郎さん、清川虹子さん。皆さんの存在自体が越えられない壁、絶望的で残酷とすら感じる映画です。 amzn.to/1GFjUH1

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読まずに死ねるか！「チェイサー」by岩井志麻子／業のように韓国と韓国男が好きな筆者が選んだ絶望シネマ。作品の題材となる連続殺人事件を、映画の制作前に現地で取材、犯人と格闘した刑事にも直接会って話を聞いたことがあるそうな！ amzn.to/1GFjUH1