高村第一法理(砂川判決の曲解)は詐欺師レベルだが高村第2法理(居直り統治行為論)は強盗犯人に等しい。高島章弁護士の呟き。#nhk
1999年2月9日衆院安全保障委員会・高村正彦外務大臣(当時)「憲法9条のもとで許容されている自衛権の行使は我が国を防衛するため必要最小限度にとどまるべきものと解しており、集団的自衛権を行使することはその限度を超えるものであって、我が国の憲法上許されない、こう考えております。」
2015-06-14 05:34:09日曜討論。砂川判決について。 ◾︎高村「集団的か個別的かは憲法学者じゃなくて国際法学者の判断。我々は集団的自衛権だと思っている。」 ◾︎長妻「最高裁判決を曲解することは歴史的に悪しき前例になる。」 ◾︎高村「私が一番よく知っている。」 実にひどい(笑) #戦争法案 #本当に止める
2015-06-14 09:22:57最高裁の砂川事件判決は集団的自衛権認めてますよっていう主張は第二次安保法制懇の報告書(2014)から登場する。kantei.go.jp/jp/singi/anzen… 砂川事件についての言及は第一次安保法制懇報告書(2008)には出てこない。kantei.go.jp/jp/singi/anzen…
2015-06-14 09:36:35第一次報告書では砂川事件には触れず、47年政府見解・56年政府答弁に疑義を提起しながら、集団的自衛権を行使しないことについて「国民の理解を十分に得られていない」としている(21頁)。あとは国際法上は集団的自衛権は認められている、安全保障上は集団的自衛権は不可欠というお馴染みの議論
2015-06-14 09:47:02第二次報告書(5頁)では砂川事件について次のように述べている。 「この砂川事件大法廷判決は、憲法第9 条によって自衛権は否定されておらず、我が国が自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置を採り得ることは国家固有の権利の行使として当然であるとの判断を、
2015-06-14 09:51:07(承前)司法府が初めて示したものとして大きな意義を持つものである。さらに、同判決が、我が国が持つ固有の自衛権について集団的自衛権と個別的自衛権とを区別して論じておらず、したがって集団的自衛権の行使を禁じていない点にも留意すべきである。」
2015-06-14 09:51:56その後、2014年7月1日の閣議決定では、この砂川事件の解釈については一切触れてない。つまり、この砂川事件の奇妙な解釈については第二次報告書(6月24日)で提起されたが、7月1日の閣議決定では触れられず、今年の4月になって改めて高村さんが取り上げたもの。
2015-06-14 09:59:18件の高村発言については、背景に安保法制懇第二次報告書があるということと、「最高裁の判決の法理に従って、何が国の存立をまっとうするために必要な措置かどうか」「たいていの憲法学者より私の方が考えてきた」というコメントはちょっと信じがたい asahi.com/articles/ASH6C…
2015-06-14 10:10:19おそらく高村さんはこの問題を昔からずっと考えてきたわけではなく、今回の法案提出に先だって、党内の慎重派への説得や与党との調整過程でいろいろと苦慮した揚句、安保法制懇の第二次報告書に記載があったのでそれを援用したというのが実際のところではないかな…。
2015-06-14 10:16:32少なくとも、「たいていの憲法学者より私の方が考えてきた」というわけではなさそうですね…。 twitter.com/KazuhiroSoda/s…
2015-06-14 13:30:06高村正彦氏って弁護士資格有るらしいけど、弁護士ではなく政治家(政治屋?)だな。最高裁の統治行為論は、外国と関係する安保条約での判断。 憲法改正すべきところ、改正困難だから解釈でやるなんて、統治行為論以前の憲法否定論。そういう日本人のいい加減さが大東亜戦争を引き起こした。反省不足。
2015-06-14 13:43:34知的劣化と幼児性。彼らの憲法憎悪がアホウだというゆえん。集団的自衛権頑張ってやればやるほど独立性失う、悪循環と白井さん。しかしながら、安倍さん1人の問題だけでなく日本全体の問題ですよ、このレベル低下はと。 pic.twitter.com/80H6jXjPFM
2015-06-14 15:15:51「平和はすべて我々政治家のおかげである」と言わんばかりの高村の物言いだが、確かにそうかもしれない。なぜなら、”かつての”自民党は、集団的自衛権を違憲とし行使しようとしなかったからである。憲法学者がいて本当に良かった。憲法がなかったら今頃日本は中国のようになっていだろう。 #自民党
2015-06-14 15:19:01高村は最高裁を「どうせお前たちには手を出せない。」と侮辱したに等しい。統治行為論自体、最高裁大法廷の判例に過ぎない。大法廷でいつでも覆せる。「一見極めて明白に違憲」と判断して統治行為論を適用しないことも可能だ。
2015-06-14 15:49:53数十年にわたる政府公式見解(集団的自衛権違憲)を無視しているのだから、「一見極めて明白に違憲・無効」と大法廷が判断する可能性は十分ある。安倍が最高裁人事にいかに介入しても限界がある。
2015-06-14 15:56:17統治行為論の理論的根拠は種々論ぜられているが、混乱回避(自制説)が正しいだろう。安保条約や自衛隊法の施行で「目の前の現実」として日本中に基地があり自衛隊や米軍人が国内で活動していたという現実を前にすれば、確かに裁判所は躊躇するだろう。
2015-06-14 16:01:29集団的自衛権の問題はそうではない。法律を違憲とすれば立法府・行政府が再考する、憲法を改正するとすれば良いだけで、自衛隊・米軍駐留を違憲と談じた際に起きる混乱に比べれば最高裁は自制する必要はない。
2015-06-14 16:04:18現行憲法の司法部による憲法保障(争訟性、事後審査制)は「立法部・行政部は違憲な行為はしないはずだ」という信頼の上に成り立っている。それを悪用して「統治行為論でお前たちには手を出せないだろう」というのは盗人猛々しいというほかない。
2015-06-14 16:09:16集団的自衛権合憲論は、論の内容も論者も日を追って劣化している。72年政府見解→砂川判決→統治行為、安倍・高村→合憲憲法「学者」→上念という人→大川隆法(いまここ)→ドクター中松・小保方?? まぁ、自滅路線だろう。
2015-06-14 17:14:58