『副標復活！神様特急・高天原行き』京阪電車貸切イベントについて

割れたたまご @fushimi_civic

長いようで短い、1日が終わりました。 詳しくはブログや夏コミで出すまとめ本に執筆するつもりでいますが、今回の貸切に関してはさまざまな捉え方があると思うので、企画者として書かせて頂ければと思います。 ご興味のある方はお付き合いください。 pic.twitter.com/l0XDisWbt0

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まずは本日の貸切につきまして。 (株)JTB西日本さまにご協力いただいた、「京阪電車の貸切運転」を主とした旅行商品の一種という扱いです。 この貸切運転については通常「修学旅行」や「鉄道愛好家によるもの」と言うところを「アニメのファン」に置き換えたのが骨格になっています。

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①「いなり、こんこん、恋いろは。」のキャラクターを二次創作として描き、副標にして走らせる事。 ②電車というキャパの大きい箱を利用して、多くの同じ作品を愛すファンと交流する事。 ③私たちが持っているいなこんの副標を、もともと掲出していた車両に戻す事。 これがやりたかったことです。

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①に関しては当然のことながら“版権”という壁があります。 当然京阪さんもコンプライアンス順守の考えがありますし、いなこんの版権を持つカドカワさまが一個人に版権を与えることは不可能でしょう… 図案も起こしましたが、こちらの勉強不足で二次創作の副標は出来ないということになりました。

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だからといってそのまま素の電車状態で走らせるのと、副標が付いているのでは気分の高揚感が違います。 そこで伏見稲荷大社さんと地元の商店街とお話しをさせていただき、作品の主な舞台となった伏見稲荷大社の「楼門」の写真を使わせていただけることになりました。

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去年の写真なので“うか様の等身大パネル”が映り込んでいるのですが、共通認識として“楼門の一部として設置･展示している”という解釈です。 というわけで、ちょっと苦しい形になりましたが①の目的は書面上でのやり取りも行い達成しました。 pic.twitter.com/Qok7cURUDx

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②については実際に副標を掲出していた7連を使用することで、90人の参加者を無理なく車内でファン同士の交流を深めて頂けたかと思います。 個人発案の団体貸切で7連を使用するのは今回が初と聞いております。 費用は…それなりに掛かりますが。 pic.twitter.com/7ctfuZIxKX

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途中伏見稲荷駅通過の際は先行列車との“閉そく追い”ということもあり低速で通過したのですが、地元の方々のサプライズで等身大パネルでお見送りというサプライズもありました。 これは純粋に嬉しかったですし、作品と地元とファンがこのような関係を保てる作品はそう多くないのかなと思います。

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③についてが一番議論を呼びそうなところです。 「いなこん副標を掲出していた6編成」に、グッズ発売会で販売された自分たちの副標を掲出したい…購入者はだれしもが思うことです(笑) ということで、打ち合わせで“留置車両を上手く6本並べることはできないか”と冗談半分で言ったところ…

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“せっかくやるなら6本全部並べられるかもしれないですよ？”と温かいお言葉を頂き、甘えさせていただくことになりました。 …やってみたらやはり大変だったそうです。そりゃそうですよ、逆に出来たことが奇跡です。次回以降6本並びはありません。 pic.twitter.com/WYqBGBTX3c

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ちなみに並び順は ・1506（うか様 ・6004（伏見いなり ・5504（丹波橋紅司 ・2455（丸太町ちか ・2634（三条京子 ・7203（墨染朱美 …要はカップリング順です。 まるでカレンダーの撮影かと思う圧巻の光景でした。 pic.twitter.com/9senRCsfRq

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撮影は2時間、あらかじめ協議した内容の副標と幕の組み合わせで行いました。 1弾･2弾と出すだけでは芸がないので、実現することのなかったW副標も実施しました。 でも、この辺までは参加された方も予想が付いていたみたいです。 pic.twitter.com/VwX8vUJaAo

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幕は 「快速急行|中之島」＝中之島線の地下●跡と天岩戸を掛けてみる 「深夜急行|樟葉」＝くずはちゃん(伏見葛葉、いなりの母)の元にちょっと遅い帰宅 「急行|深草」＝ホームがもうすぐ8連対応になれ…ば。深草幕が一番伏見稲荷に近いですしね。 もちろん三墨ペアは仲良く三条行きですｗ

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幕の組み合わせは作品に準えて遊んだつもりだったのですが…多分これに全部参加者の気が…拍手が起こりましたｗ もうすぐ七夕、と言えば「ひらかた★かたの 七夕伝説」ですよね？ というわけで、王子と姫に登場して戴き再現してみました！ pic.twitter.com/5Ks4Vdk9Co

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掲出期間の少なかったいなりんぴっくのW副標や、“伏見伊奈里”行きも再現してみました。 と、楽しい2時間を過ごさせていただきました。 皆さんの笑顔が見れて、ここまで約半年間動いてきた甲斐があったと思っています。 pic.twitter.com/juuzGEzjvG

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副標たち。 1弾のうか様とマルちゃん、2弾のマルちゃんの3枚については企画のためにお借りしましたが、他の副標についてはすべてファンの有志です。 北関東から四国まで、こうやって働きかけて応えて下さる副標オーナーの皆様に感謝です。 pic.twitter.com/NhOaPOyXp6

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それぞれ個人の副標はどれも新品のような美しさで購入された方の愛を感じました。（普通の板は汚れていた方が味があると思いますが） 副標も日比谷･寝屋川･淀で発売されましたが、ファンで共有することができる関係が築けて本当に嬉しいです。 pic.twitter.com/LCRW0I4jDL

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という訳で長々とツイートしてきましたが、今回の貸切列車運転をざっくりまとめるとこういうことです。 参加者より問い合わせは…ということをお願いしていますが、 「ファンが発案し、旅行会社を通じて正当な手段で貸切列車を仕立てた」ものであり、カドカワ様などの公式のものではありません。

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あくまでもオフ会の延長線上であり、それ故に関係各所へのお問い合わせは控えるようお願いしている次第です。 趣旨を正しくご理解いただけると幸いです。

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出来れば公式として副標の展示会などがあるのが望ましいのですが、残念ながらそれも「KUZUHA MALL」での1回きりでしたしね・・・ またこのような機会が作品のファンで開催できるよう、温かなご協力とご参加をお願いしますm(__)m

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情報管理については気をつけていましたが、“ここから漏れている”ということを多方面の方々より教えていただきました。ご協力に感謝します。 さすがに中書島駅での撮影者の数には驚く物がありました。 撮影される側も常識をお持ちだと思うので、次回はこのようなことがないと信じております。

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と、ざっとこんなところです。 撮影されたい気持ちも分かります。 ただ、今回告知期間を設けて広く参加募集を募っていました。 限られた人のみではないんです。 車庫内での6編成の撮影を含めこの内容はもうできません。 参加していただいた方が絶対良かったと思って頂けるのになと思いますね。

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通常と違うところは、通常の臨時や団体のように「鉄道メイン」ではなく、「作品のファンが貸切った」という点。 撮影者の線路転落･触車、ならびにその危険があると感じて緊急停車すること、駅利用者からの撮影者に対する苦情は、鉄道会社を超えて作品を管理する会社へ飛び火することもあります。

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なので私は、この団体を物珍しさ目当てで撮影されることがあまり嬉しくなかったのです。 上手くこの辺の境界を引いていただいて、お付き合いできればなとは思います。 もちろん、鉄道に無知な人が貸切を安易な考えで企画したということではないのは付け加えておきます。

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通常旅行会社が製作する「旅のしおり」「参加証」のほか、記念品に至るまで全てこちら側で製作しました。 熱の入れ方だけは誰にも負けないですよ(笑) 詳しくは、夏コミで1冊の本にしてお渡し出来ればなと思います＾＾