レゲエ・ウィークエンド・２３７　ー　ブジュ・バンタンが２００９年に逮捕された原因と、今後のブジュの可能な活動

RSマガジン☆レゲエ・ラヴス・ユニティー @RSmagazine

「レゲエ・ウィークエンド２３７　１」毎週末にお届けしている「レゲエ・ウィークエンド」の第２３７回目は、控訴を諦めたブジュ・バンタンが２００９年に逮捕された原因と、今後のブジュの可能な活動などをまとめてみたいと思います。

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「レゲエ・ウィークエンド２３７　２」　２００９年７月の始めにスペインでツアーを行なっていたブジュ・バントンのツアーバスに泥棒が入り、ブジュ・バントンのノートブックと現金が盗まれる。bit.ly/1PPbBsT

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「レゲエ・ウィークエンド２３７　３」　スペインでのツアーを終え、ブジュ・バントンが飛行機でスペインからフロリダに帰る際、機内で隣に座っていた男性にコカインの密売の話を持ちかけられる。この男性は政府／警察に雇われていたおとり捜査をする人物であり、約５００万円の報酬が約束されていた。

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「レゲエ・ウィークエンド２３７　４」　おとり捜査の順序を逆算して考えると、政府が５００万円の成功報酬を出すからには、逮捕する人物が誰も知らない素人では意味がない。明らかに有名でありインパクトがある人物。つまり、ブジュを最初っから騙すつもりで政府もその雇われた人物も動いていたはず。

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「レゲエ・ウィークエンド２３７　５」　政府とその雇われた人物がブジュを狙っていたと考えると、ブジュのツアーバスを襲ったのはその雇われていた「おとり捜査担当員」だと考えるのが無難であり、盗んだノートブックから帰りの飛行機のチケット情報を手に入れ、政府の力で横の座席を抑えさせたはず。

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「レゲエ・ウィークエンド２３７　６」　スペインから帰国した同年の１２月、ブジュは５キロに及ぶコカイン密売容疑等で逮捕された。ブジュはおとり捜査官（売人）に対し、知り合いの仲間達（客）を紹介する形だった。その後、２回の裁判が行なわれたが最終的に有罪、１０年の禁固刑が言い渡された。

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「レゲエ・ウィークエンド２３７　７」　１度の裁判に約２５００万の弁護士費用がかかる事と、控訴の申し出が取り下げられた事などにより、２０１５年５月にブジュは今後の控訴を断念した。ブジュが所有していたフロリダの家や車、そして貯金などは全て政府に差し押さえられ、没収されている。

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「レゲエ・ウィークエンド２３７　８」　２０１９年１月に出所し、ジャマイカに強制送還されるブジュだが、出所直後にジャマイカで大きなコンサートを開く事はまず間違いないだろう。ジャマイカ人はそういう点では心が広いので、ブジュを暖かく迎え、コンサートをサポートするはず。

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「レゲエ・ウィークエンド２３７　９完」　ブジュが有罪を覆せなかったため、今後は米国に入国が出来なくなり、日本や英国行きの許可書（ヴィザ）を取るのも難しいはず。米国はおとり捜査だらけです。クラブ内での銃の購入を勧める覆面や、路上には覆面売春婦や覆面売人。皆さんも気をつけて下さいね。