渡邊芳之先生ynabe39の「「暴力反対」なんてことを簡単に言ってはいけないのである。」

渡邊芳之 @ynabe39

「科学的に判断すべきこと」と「好き嫌いで決めていいこと」の境目だってイデオロギーである。

渡邊芳之 @ynabe39

俺なんか他の人が科学的に判断すべきと思うことを「好き嫌いで決めていい」と言うし他の人が好き嫌いで決めていいと思っていることを「科学的に判断すべき」と言うのが仕事である。

渡邊芳之 @ynabe39

科学的に判断すべきかどうかを科学的に決めることはできないので。

渡邊芳之 @ynabe39

多数派のイデオロギーが「科学的」ということになる例は歴史にも見ることができる。

渡邊芳之 @ynabe39

こんなに分厚いのか！ pic.twitter.com/wMLl2ZW55r

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渡邊芳之 @ynabe39

「ツイッターで気に入らない人の悪口を言っていると社会改革が起きる！」。

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言ってみれば彼等がやっているのは、他人を後ろから突然ぶん殴っておいて、その後、殴った相手に「お前を殴るのにふさわしい理屈を教えろ」と言っている、と言う事。ヤクザだってそんな事はしない。

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前にも書いたけど、「本当にアンチ･レイシズムを志向する人」には、こういういい加減、不真面目で且つ恣意的な「運動もどき」に対して、もっときちんと批判の目を向けて欲しい、と思う。そうでないと、この運動は間違いなく支持を失って破たんする、と思う。

渡邊芳之 @ynabe39

そうじゃない「運動」がどこかにあると思うだけ木村先生はずいぶん良心的だと思う。

渡邊芳之 @ynabe39

どうせ自分たちの負けも「自分たちに同調しなかった人々のせい」にするのである。

渡邊芳之 @ynabe39

この20年くらいの間の日本人に「目的の正しい暴力」への嫌悪が著しく強まっていることは考慮しないとうまくいかないと思う。

渡邊芳之 @ynabe39

これは別に「日本人がよくなった」みたいな話でなくて、国家権力による暴力の独占が著しく進んだということ。学園紛争やそれに連なる学生運動の失敗、オウム事件などの影響がある。

渡邊芳之 @ynabe39

いじめにしてもヘイトにしても「道徳」や「思いやり」などの人の道の話にしてしまうから訳がわからなくなる。

渡邊芳之 @ynabe39

ほんとにそうで、「暴力反対」なんてことを簡単に言ってはいけないのである。

渡邊芳之 @ynabe39

その「国家権力による暴力の独占」が国民によって論理的にも心情的にもとても強く支持されているというのが学生運動とオウム事件を経た日本だと思う。

赤木智弘 @T_akagi

今の団塊ジュニア以降は、上からの理不尽な「暴力」に晒され続けているので、暴力に対する寛容性は圧倒的に低い。

渡邊芳之 @ynabe39

オウム事件の前の日本と後の日本はぜんぜん違う、ということがわからないと怖いことになるよ。

渡邊芳之 @ynabe39

「もう暴力しか残されていない」というより前にあらかじめ暴力が取り上げられている。

渡邊芳之 @ynabe39

ってことがどういうことかという。