三条財閥の三日月宗近といったらそれはもう有名で、美しい気品溢れる顔立ちと所作とカリスマ性で熱狂的なファンが付くほど。しかし実は超ド級マイペースで、鶴丸がよく貧乏くじ引かされる。鶴丸「カリスマ?好き勝手マイペースにやってるのをあの顔で許されてるだけだろ」
2015-06-17 19:35:53鶴丸さんは三日月のこと嫌いではないしむしろ割と好きだし時々一緒にバカやって仲の良い親戚だとは思ってる。でも割とメンドクサイしメンドクサイしメンドクサイとも思ってる。こいつ将来苦労しそうだな、周りの人間が。……ん?周りの人間って俺か?これは驚きだ(頭抱え という感じ。
2015-06-17 19:38:50そんな腐れ縁なむねちーとつるぴっぴも成人して間もなく、ある日宗近が「拾ったぞ」としょたんばを抱いて鶴丸に見せてくる。鶴丸「こりゃ驚きだぜ」。多分この頃のしょたんばはまだ涎垂らしてておしめしてて「あー」とか「うー」とかしか言えなくてめっちゃ可愛いんじゃないかな!?めっっっちゃ可愛i
2015-06-17 19:44:05鶴丸は始め宗近の隠し子か?と思うけど、なんか父子って感じでもないし、ならどんな関係に見えるのかって聞かれれば(その時の鶴丸には)よくわからないので、とにかく驚く。宗近もしょたんばと出会った詳しい経緯を離さないので真相は闇の中。
2015-06-17 19:46:27こいつに子育てなんてできるのか?と不安になるけど、どうやらなんとかかんとか上手くやってるみたい。鶴丸は(こいつ意外と常識あったんだな……)と驚きつつも胸を撫で下ろし二人を見守ることにする。
2015-06-17 19:48:57とはいえ、宗近はあんましょたんばを表に出そうとしなかったし、宗近が子育て始めてから鶴丸と会う回数も減ったので、鶴丸は宗近から時々(半年に2回くらいのペースで)送られるしょたんばの画像くらいでしかしょたんばのことを把握できてない。
2015-06-17 19:51:47三日月がしょたんばを拾って数年経った頃、その頃は三日月も三条財閥で重役ポストに就いていて、ある時どうしても外せない出張に行かなくてはいけなくなる。それで三日月は仕方がなく出張の間、鶴丸にしょたんばを預けることになる。しょたんばは小学校入る手前くらい?
2015-06-17 19:55:01会合シーン:鶴丸「おお宗近、久しぶりだな。国広も育ったなー。俺のこと覚えてる、ワケないか。キミと会ったのはまだキミがおしめしてた時だったもんな」しょたんば「……(三日月の陰に隠れる」
2015-06-17 19:59:35って感じでしょたんばがとにかく可愛くて、人見知り発揮してて、三日月にだけ懐いてて、それを三日月が満足そうに見下ろしてたらいいよ。そんで鶴丸は三日月に「くれぐれも手を出すでないぞ」と釘を刺される。鶴丸「出さねーよ」
2015-06-17 20:00:56そんで三日月と別れるんだけど、三日月がしゃがんで、いってらっしゃいのキスをしてくれってしょたんばにお願いして、しょたんばもこくんって頷いて三日月に近づく。その様子を鶴丸が(親バカだねぇ)と微笑ましく眺めてるんだけど、しょたんばが当然のように三日月にべろちゅーかましてくるから固まる
2015-06-17 20:04:32三日月は満足気に出発して、しょたんばも何事も無かったかのように見送って、独り鶴丸は、自分は何か覗いてはいけない深淵を覗こうとしているのではないかと震える。多分このときしょたんばは小さいお手てを控え目に振っててめっちゃ可愛い。めっっっちゃ可愛い
2015-06-17 20:07:00その後、鶴丸はしょたんばとお手て繋いでお家に帰るんだけど、きっと家でしょたんばから驚くべき家ルールを聞かされて頭真っ白になるんだろうな。
2015-06-17 20:08:36まだ一人で体洗えないしょたんばと一緒にお風呂入ったはいいけど、しょたんばが自分の体使って鶴丸の体を洗おうとするのを必死に止める鶴丸。
2015-06-17 20:12:40んで、鶴丸が普通の家はこんなことしないって言うと、しょたんばは目に涙溜めながら「やっぱり、おれとむねちかはふつうのおやこじゃないのか……?」って血が繋がってないことを悲嘆し始めるから、始末が悪い。鶴丸>そこじゃないんだよ!!!<
2015-06-17 20:14:58あと家ルールとして当然のようにおはようのチューとかおやすみのチューとかをしょたんばから迫られて、命の危機を感じる鶴丸。鶴丸(このままキスしようものなら帰ってきた三日月に殺される……!)
2015-06-17 20:21:53とまあ、(鶴丸にとっては)色々あったけど、無事三日月が帰ってくるまでしょたんばの世話をやりきって、しょたんばも面倒見の良い鶴丸に懐いて、それからは三日月出張時は鶴丸の元に行くようになる。
2015-06-17 20:24:39しょたんばがケータイ持ち始めたときは、連絡帳に三日月の次に鶴丸のを登録したがって、鶴丸は胸いっぱいになる。これはきっと父性だろうなぁ。アイツ(三日月)はきっとこんな感情を抱いたことはないんだろう……。と、ちょっとまんばが哀れにもなる鶴丸
2015-06-17 20:27:07んで、まんばがしょた卒業して間もなく、まんばから呼び出されて逢いに行くと、なんか泣きそうな顔してるし、何より今までなかった色っぽさが滲み出てるしで、あーとうとう一線超えたか、意外と遅かったなー、と察する鶴丸。
2015-06-17 20:32:08まんば「あんたは知ってたのか?その、三日月の気持ち……」鶴丸「ん?ああ、割と早い段階で」まんば「……」鶴丸「そんな殺意の籠った目で見ないでくれよ!あいつのマイペースっぷりを止められる奴なんていないのはキミが一番よく知っているだろう?」
2015-06-17 20:36:47自分は宗近と本当の親子になりたかったのに、本当の親子じゃないことをずっと悩んでいたのに、宗近の方は初めから自分を息子だと思ってなんかいなかったことにショックを隠せないまんば。
2015-06-17 20:40:23でもきっとね、まんばからの恋愛感情もあったからこそあの奇妙な親子関係は続いてたんだと思うよ。鶴丸「何より三日月は本当にキミが嫌がってたら最後までしなかっただろう。あいつはキミに嫌われるのは身を切られるより辛いことだろうからさ」てな感じでまんばに自覚させる鶴丸
2015-06-17 20:44:47そんなこんなでまんばと三日月はくっついて、親子でなくて恋仲として同居を続ける。んで、悩みを聞いた鶴丸はまんばから心の父親認定されて、恋人には話せないこととか相談されて、鶴丸はその度に命の危険を感じるのでした。みかんばみかんば
2015-06-17 20:47:56