- kurage313book
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承前
見本誌届きました
ボクかの、ボクかの2を並べるとこんなんになります pic.twitter.com/UEq99mkt62
2015-06-17 21:03:08なお、アマゾンではまだ予約できません(´・ω・`) amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%8…
2015-06-17 21:15:09で、昔語りを
まぁ、前提条件として、ボクかのの編集者と俺は先輩と後輩の関係にあった、という偶然があるんですけども。なお、学生時代の交流は全く無いです、ええ。それで、後輩は学研の障害者教育書籍の編集部に配属された、ということから話は始まるわけです。
2015-06-17 21:34:41で、本を出しましょうかってなった直接のきっかけは2010年のことでした。当時、話題になった本といえば「中国嫁日記」でして。「もげろ」「爆発しろ」ってタームが流行ってましたので、流行りに乗って俺もノロケを書きまくるようになったわけです。
2015-06-17 21:37:26で、当時、編集部の方針として「1年間に1冊は担当しなさいよ?メーン?」というのがあったみたいでしてね、前編集者、「ネタ~ネタ~ネタがないの〜!」と泣きながらネットを彷徨っていたら、たまたま俺の惚気ツイートを目にしたようで、コレはネタになるかとフォローしたそうです。先輩だし。
2015-06-17 21:40:28で、当時の編者は婚約者がいました。で、仕事柄、いろいろ障害者に関する本を読みまくるわけですが、前編集者はこう思ったらしいのです。「なぜこの世の中の障害者に関する本は暗いんじゃー!?」と。特に成人障害者の恋愛・結婚についての本は少なかったし、離婚するのとか多くて。
2015-06-17 21:42:28で、そんな中、俺は惚気とシモネタを書き連ねるわけですよ。元編集者が「シモネタ多すぎてフォロー外したくなったんですけど!」と後ほど述懐するくらいにひどかったんですよね、お下品度が。今のくらげさんなんてほんとう漂白無害化したもんです。
2015-06-17 21:47:30でまぁ、前編集者が俺のTLをいやいや眺めてううちに、あるフォロワーさんから「あんたらの話、中国嫁日記みたいに漫画にすりゃいいんじゃねぇ」って言われまして、その時酒を飲んでいたくらげさん、速攻で「じゃ、誰か漫画書けよ、オラ」ってツイートしたわけなんですよね。
2015-06-17 21:49:40したら、寺島ヒロさんが「私書くー!」とリプライくれて、「えっ?ガチで?」ってなりましてね。「じゃ、ラフ書いてー」とお願いしたらマジでラフ書いてくれまして。「じゃ、同人誌にでもしますかねー」と話してたら、直後に前編集より「お前ら本出すなら学研通せやオラ」と連絡が来ましてね!
2015-06-17 21:52:01でまぁ、その年度はちょっといろいろあって本出すに至らなかったんですが、いろいろ条件が整ったのとくらげさん仕事辞めたので執筆活動本格的に開始しましてね。その時に元編集と何度も話しあった末決まったのが「徹底的に明るい本を作る」ってことでした。あと、他者を攻撃しない本を作る、と。
2015-06-17 21:55:09これは「障害者に関する本は暗いか難しいかだから徹底的に『頭悪い』本をつくるぞー」ってのと、「うちら障害者が恋愛していけない決まりはねーぞっかそういう偏見打ち破るぞー!」ってのが根本にあるわけですよ。元編集も聴覚障害で婚約者(現旦那)いたわけで。
2015-06-17 21:57:29なので、「そんな綺麗事が通じるわけねぇだろうが!」という批判とか当事者からの「あおが恵まれすぎ」っていう反発が出るってのはもう織り込み済みだったんですけども。いいところしか書かないってなったわけですから。「そういう話は他の本で摂取して!」ってことでもあるのですがw
2015-06-17 22:00:47そういうわけで、書いては直して、書いては直して、暗いところ影があるところ健常者を批判するようなところとか徹底的にスポイルして「阿呆な本」を作ることに邁進したわけですよ、前編集者と寺島さんと俺がグルになって。その結果出版されたのが2013年10月でありました。
2015-06-17 22:02:32で、出版したあとはいろいろレビュー頂きましたが、だいたい高評価いただきまして、本当に有難うございましたorzおかげさまでこの度ボクかの2が出るに至ったわけでございます。あと、公共の電波でry
2015-06-17 22:05:37