デジテリオ後のユーノさんとの会話ログ

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「それは、一般的な王というものを知りたいのか？ それとも俺の目指す王道を知りたいのか？ もしくは、」 一度言葉を区切り、王から手を引く 「あの国の、王について、知りたいのか？」

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「……」 一度、視線を下に降ろしてから、困った様な顔で、そちらを見る。 「一般的な、かなぁ……　ほら、俺様、こんなんだから、王ってどうすればいいのか、よくわかんねえし……　いや、言われても、そう出来るとは思ってないけどな？」 へらり、笑って

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「……とある者の受け売り故、あまり深くは聞くなよ？」 紅茶を淹れ直し、改めて腰を下ろす 「なあ、我が王よ、お前に取っての王とは、なんだ。何をすべきものだ？ 考えてみろ」

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「俺にとっての王は……そうだなぁ……民を護り、導く者、かなぁ……」 言いながら、淹れ直して貰った紅茶を一口啜る。 「うーん　やっぱり、導く者ってイメージが強いなぁ。俺様が見て来た王は、アレクシス様だしなぁ。連合国を率いる、盟主だから、あのお方は……」

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「……このアトラタンにおける王とは、即ち、これを持つものだ」 背に翼の聖印が顕現する 「究極的な話、王とは混沌を修める力を持つものだと彼女は言っていた。魔法師にも邪紋使いにも行えない、君主のみに赦された奇跡、それが混沌の浄化だ」

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「聖印なしでは、民は生きてゆけない。邪紋使いや魔法師は、混沌を操れても、消さない故に……民は生きる為に君主を持つ必要がある。君主に頼る必要がある。それこそがこの世界に王が生まれた理由だと、彼女は言っていた」

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「……だがそれは、君主だ。王では、無い。　君主と、王と　その差はなんだ？　君主が1人死ぬのと、王が1人死ぬのとで、何が違うって言うんだ？　　あ、　いや、すまない……その考えは、確かに、その通り　だと、思う……し、そうなのだと思えれば、気は、楽だ　な」

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「王とは、その中で生まれた者に過ぎない、彼女はそう捉えていたな……」 その熱を笑顔で受け流す 「混沌は大きく、それに対抗するために人も強くなる必要がある、故に結束しコミュニティを立ち上げる……その中で生まれたのが原初の王だ……知っているだろう？」

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「……ああ、今は混沌が落ち着いてきたからこそ、こうして人同士で争っているが……昔は、暗黒大陸の様にただひたすらに混沌と戦い、それを浄化して、土地を造り、そこに人が栄えていく、そうして国が成って行った……。聖印の力が、仕えたから、原初の王は、王だった。」

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「……ファースト・ロード、レオン。彼が表れたからこそ、人は混沌に打ち勝てた。そうして聖印の加護のもと、繁栄を謳歌する中で、富の差が生まれ、人々同士の戦いが始まる訳だ。１つだった国はレオンを失い、分裂し、争う……どこの世界も戦う理由は同じか」

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「……そういえば、お前の元居た世界も、戦争は活発だったんだっけか……お前たちの所の王は、そんな困難な場所で生きてるんだから、よほど凄い人間ばかりだったんだろうなぁ。原初の王レオンや、他の国を率いる君主達の様に」 苦笑しながら、紅茶に口をつける。

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「俺の世界は、そもそもシステムが違う……この世界は聖印を前提に王権が支えられている。だが、俺の世界にそれはない。故に様々な政治形態が存在した。王政以外もな？ ……そもそもの前提が違うんだ。当然のことではある」

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「話を戻そう。王にはその前提として聖印が必要不可欠だ。例え、いかに優れた戦士でも、魔法師でも、聖印を持たねば王は名乗れない。その上で君主と王はどう違うのか、だったな？」

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「あ、ああ、すまない脱線させて……！」苦笑してから、こく、と頷く。 「何が、どう違うんだ？　王とは、何なんだ？君主が死ぬ事と、王が死ぬ事と、そこに何の大きな違いが在る？背負っている物が違う……と、言われれば、そうだろうとは……おもう、が……」

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「否、調度よかった。ここで問いかけだ……お前は言ったな、背負っているものが違うと。では君主と王の背負っているものの違いとはなんだ？」 そこまで言ってから、ゆっくりと紅茶に手を着ける

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「……規模、だろうか……？　どうしたって、民は領主に依る事が前提に在る……だから、王あるいは君主が死ねば、多くの民が混乱し、あるいは土地が奪われる可能性すらも、ある……　その規模や、大きさ、数の問題になる……の、だろうか……」 じょじょにしゅんとしていく

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「……質問が悪かったな。そもそも、王と君主の違いとはなんだ？ 君主は、何故、王と呼ばれるようになると思う？」 しょぼくれた顔にデコピンを一発かまし、次の問いを投げる

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「いだっ　なん……！　う”－－……　ん、それは、国を得て、民を率いるから、王となるんだろう……？ん？でも君主も領を持っている者は居るしなぁ……うーーーん　　ねえ俺様君主に戻って良い？」 デコピンされた場所をさすりながら、冗談半分に尋ねてみる。

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「そう、お前も王でなく、君主であった時期があったはずだ。お前は何故、王となった？ その切っ掛けはなんだ？」

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@ariannroddo 「うーん　俺の場合は単純に、戦争を続けたかった　だなぁ。死にたくないと思っている人間よりも、死にたいと思っている人間が盾となり、槍となる、そんな国が欲しいと、思ったんだ。　ただそれだけ、だよ。　あとは戦功で、丁度良く土地が引き取れたから、だなぁ」

めん蛸 @ariannroddo

@dindesfidante 「それはこの国を立ち上げた理由だ。領地を持てば王なのか？ お前は先程、それを違うと言わなかったか？」 諭すように、続ける 「それを答えにするか？」