ライナの日記7（450日目～最終日まで

トランジスタ @TRY_Sound

[555]今日のライナ：【同行者】歴戦の老軍人（アイテム扱い。４点以上のダメージを受けるような【戦闘】でも最終的に受けるダメージが最大３点になる）が同行を申し出た。連れて行くかは好きにせよ。 shindanmaker.com/235938 「え、えっとですね……」

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[556]今日のライナ：【戦闘】なんと知性を残したゾンビに遭遇！　元軍人だという彼は、この街のどこかに隠された脱出手段があると話し・・・そして理性を失い襲ってきた！　６のダメージ！　食糧：－２ shindanmaker.com/235938 「キミも大変だね」

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[557]今日のライナ：【休息】瓦礫の上で朝食。短時間で効率的に休めた。ＨＰ：＋４、食糧：－１。今日は調子がいい、２回目の行動が可能だ（名前の後に「２」をつけて診断。同様の効果とは重ならない） shindanmaker.com/235938 「んー、ごはん美味しかったなー」

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[557]今日のライナ2：【探索】廃墟となった駅前アーケード街を探索。とっておきのお菓子（食糧が０以下になった時、食糧を１０に変更する。使い捨て）を得た！　食糧：－２ shindanmaker.com/235938 「お、なんだこれ？」

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[558]今日のライナ：【休息】逃走中、親切な生存者の集団に出会う。応急処置してもらう（ＨＰ：＋６、食糧：－２）か、保存食を分けてくれるか（食糧：＋６）、好きな方の恩恵を得る。地獄に仏だ。 shindanmaker.com/235938 「針と糸をくださいな」

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[[559]今日のライナ：【戦闘】商店街を移動中、不気味な人影！　ゾンビか・・・なんだ、マネキンじゃないか。と、安心したのも束の間、背後から本物のゾンビが！　６のダメージ！　食糧：－２ shindanmaker.com/235938 「奇襲、ダメ、卑怯」

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[560]今日のライナ：【アクシデント】食糧を入れたバックパックを橋から落としそうになる！　一人では手が届かない！　食糧：－１０（【同行者】がいるか、フォロワーの助けを得られるなら－３ですむ） shindanmaker.com/235938 「ボクのカンカンがー」

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[561]今日のライナ：【アクシデント】突然の高熱。病気にかかってしまったらしい・・・こんな環境なら無理もない。７のダメージ、今日と明日はＨＰを回復できない。　食糧：－３ shindanmaker.com/235938 「う……頭がくらっと……」

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[562]今日のライナ：【休息】無人の民家を発見。テーブルには綺麗に皿だけが並んでいる。ここで何があったのだろう・・・家主らしき死体をせめて埋めることにした。ＨＰ：＋４　食糧：－３ shindanmaker.com/235938 「一人でさびしーねー」

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[563]今日のライナ：【戦闘】拠点にしていた場所に帰還中、食糧置き場に人影が。生存者か？　・・・いや、ゾンビだ！　４のダメージ！　しかも食べ物が汚れ、食糧：－５。 shindanmaker.com/235938 「むぅ……」

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[564]今日のライナ：偽装されたヘリポート発見、だがフェンスが開かない！　クリアフラグＡとＢが揃っているなら、君はここから脱出できクリアだ！　なければ揃えた時点で脱出（再び来る必要はない） shindanmaker.com/235938 「んん、……あそこ誰かいる……？」

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@zs_tl 食糧配布したので最終ステータスを確定します。43/1,F:ABﾍﾘﾎﾟ,I:なつｿﾞﾝ(食糧+2ｱｸｼﾃﾞﾝﾄﾀﾞﾒ+8[564]

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[564]見つけたのは建物だった。シロちゃんが一人で中に入ってっちゃったのを追いかけて入れる場所を探してたら、なんだか少し広めの場所で、奥の方に人影が見えたのだった。「んー……そういやここ、なんか貰った地図の場所っぽい？」ぽい？ 良く分からないんだけど、中に入ってみることにした。

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で、ボクはその人と会った。「やぁ」「あ、どうも」思わず返事をしちゃったんだけど、この人は一体なんだろう。白衣の顔の見えないその人は、機械的な音声でこう言った。「結局、君は館には来てくれなかった。来たら面白い物を見せてやれたんだが」それってどういう意味なんだろうか。

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ていうかそもそもここは何で、この人は誰なんだ。とボクは頭を抱える。「あれ、何か困ってるのかい？ 何度も直してあげたんだけど、おぼえてないかな？」はっ、「ﾊﾞﾘﾊﾞﾘの人だーー！」どうもﾊﾞﾘﾊﾞﾘの人だったらしい。シロちゃんは肩でくつろいでいる。

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ﾊﾞﾘﾊﾞﾘの人はなんだか笑ってる。「覚えててくれて嬉しいよ。まぁ、こうして会ってしまったのは完全に誤算だったんだけども」そういえば、いつかのﾊﾞﾘﾊﾞﾘの時、起きがけに逃げてく白い人を見かけたことがあった。なるほどー、あのひとがﾊﾞﾘﾊﾞﾘの人だったのかぁ。「ねぇ、君」

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「自分の名前、言えるかい？」ボクの名前？ そりゃあライナだよ！「本当に？」？「何か、忘れてないかい？」白衣の人は機械音声でそう言う。「君には友達がいたろう。本当は家族だっていたし、焦がれてたものだってあった。君はそれも忘れた」何の話してるんだろ。とりあえず、難しい顔をしておいた。

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「君はこれからも何度も死ぬ。耐えれるかな」「うー？」さっきからなーに言ってるのかさっぱりである。さっぱりなのでシロちゃんを見てみると、丁度無心で白衣の人のブーツをがじがじしてるところだった。とてもHEIWAを感じる。白衣の人はボクの答えを待ってるみたいだった。

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んー、「良く分かんないけど、ライナは、ライナだよ！」ばっと手を挙げてそうしゅちょーした。ボクはライナなんだよ！「……そう」白衣の人はため息を吐くようにそう言って、ちょっと笑ったみたいだった。それからマスクをつけ直すと、そろそろ行こうか、と言った。「どこに？」「外、君にとっての」

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外。「お外行けるー！？」「うん、出してあげるよ。独りで頑張ってみるといいさ」何か含みのある言い方をされてるけど、そんなことより外だって！ シロちゃんを空に放り投げて一緒に喜ぶ。お外！ 出れる！ やた！ あ、でも釣りの人とかシフォンちゃんに会えなくなる！ 大変だ！ どうしよう！

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「おっと、不安かい？」うーむ、みんなに会えなくなっちゃうのはこまる。あのおにーさんとかシロちゃんお世話してくれたあのおねーさんとかにもまだまだ会いたい。でも、「まー、なんとかなるよ、きっと！ それよりお外楽しそうだし！」気にしないことにした。どーせなんとなるってー、多分。

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さて「じゃあ、行こう。ヘリに乗るのは多分初めてかな」指さされたのは小さなヘリコプターだ。意味なく喉を上下させて、シロちゃんと一緒にそれに乗った。外ってどんなとこだろ。明るいかな、暗いかな、雨は降るのかな。そう考えて、わくわくする。暫くは退屈しなさそうだ。