近藤功司によるTRPGのセッションを成功に導くために。「そして最後には、自分の仲間を信じること。」
このことは、もっと前から、指摘しておくべきだったと思う。楽しいゲームであることを広めるのに夢中で、どうしても、説明が後回しになりがちなところだった。ゲームの技量ということに重きをおくブランドの人が、もうすこし上手に説明してくれているだろうか。
2015-06-22 02:40:02テーブルトークRPG型のホビーで、失敗を経験したら、成功モデルを共有することがとても難しいということを、メンバーで自覚すること。これが大切だと思う。
2015-06-22 02:41:40メンバーによっては、やりたいことが違う場合もある。バンドでいえば音楽性みたいなものだ。そういうときに、冷静になることも大切だが、ぼくは、思い切りけんかするのもいいと思っている。けんかしても、そいつとまたRPGがしたくなるぐらい、RPGが好きならね。
2015-06-22 02:43:29ひとつのおすすめは、コンベンションに出かけることだ。メーカーが主宰するコンベンションでもいいし、フリーの例会なんかでもいい。そこには、野球でいうところの相手チームがいる。試合をするわけではないが、彼らのなかで遊んでみると、成功のヒントが得られると思う。
2015-06-22 02:46:13コンベンションには、できれば、いつものメンバーで行ってみるといいと思う。ひとりで行って得られるのとは、違った結果が得られるはずだ。
2015-06-22 02:47:50ぼくは、ここで、とても無力なことを白状しなくてはならないのだが、こういう瞬間・・・つまり、野球で強いチームと向かい合ったとき、自分のチームがどんな影響をうけて変わっていくのかは、言葉では説明しにくいのだ。
2015-06-22 02:49:28TRPGのセッションを成功に導くために、メンバーで一緒に何かをするということが、とても大切なのは、経験者なら皆知っていることだ。映画を見たり、おなじ本を読んだり、旅行をしたり、なんだっていいと思うけど、でも、どうしてそれが必要なことなのか、言語化して説明した人は見たことが無い。
2015-06-22 02:52:55これから先、スマートフォンの発達なんかで、オン・オフを問わず、気楽にコンベンションみたいなものが実行できるようになると思う。そのとき、初めて、この勝敗のないホビーに、本当の意味での勝敗というのが生まれて、負けた者たちが夢をもって次を目指せるようになるのではないかと思っている。
2015-06-22 02:59:16だから今、仲間たちを(責めるのではなく)盛り上げて、世界中の上手な人とテーブルを囲み、これからの人たちと成功に杯をあげ、失敗に涙しよう。
2015-06-22 03:03:52失敗が楽しいためには、成功が見えてくること。それには、コンベンションなんかも含めて、たくさんのプレイヤーチームが見えてくるといいと思う。
2015-06-22 03:05:36チームを作ったころ、エラーばっかりだったメンバーが、いつの間にかサマになり、決勝戦の舞台に立つような光景が、テーブルトークRPGでもあると思う。
2015-06-22 03:08:27オチがついたような気がするけど、コンベンションGMなんかの役割は、今後いよいよ高まっていくのではないだろうかと、思うんだ。
2015-06-22 03:12:59